「15歳とは知らなかった」少女に淫行容疑で朝日新聞販売所長を逮捕

　15歳の少女にみだらな行為をしたとして、長崎県警は22日、同県佐世保市大野町の朝日新聞販売所所長、山野英明容疑者(52)を県少年保護育成条例違反の疑いで逮捕した。「15歳とは知らなかった」などと供述し、容疑の一部を否認しているという。

　調べによると、山野容疑者は2008年12月6日頃、同県北松浦郡内のホテルで、同県松浦市の無職少女(15)が18歳未満であることを知りながらみだらな行為をした疑い。容疑者は少女と携帯電話のサイトを通じて知り合ったという。少女が県警に相談して発覚。少女は「小遣い程度の現金をもらった」と話している。

　朝日新聞西部本社販売局は「取引先の販売所長が逮捕されたことを重く受け止めている。販売所に対して今後、指導を徹底していく」とのコメントを出した。