佐賀放送局

2009年3月3日 19時29分更新

遺族側「当然の決定だ」


安永健太さんの父親の孝行さんは記者会見し「1人の人間が死んでいるのだから裁判が開始されるのは当然だと思う」と話しました。

孝行さんは「何があったのかを知りたいという一心でやってきた。息子には手をあわせて裁判開始が決定したこととこれからもがんばっていくということを伝えた」と話していました。
また、孝行さんは暴行と死との因果関係が認められなかったことについて「警察の暴行があったから死に至ったのは明らかだ。
これからも目撃証言を寄せてほしい」と話しました。
遺族側の代理人の河西龍太郎弁護士は「開始の決定が出て大きな成果を得た。
安永さんを殴ったと認められた1人の裁判が開始と決まったがほかの4人も一緒に取り押さえているのだから共犯関係にあるはずで、暴行が認められなかった4人については今後、不服申し立てを検討する」と話しています。