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原監督にWBC監督要請 セ連覇を評価

巨人・原辰徳監督
巨人・原辰徳監督
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 来年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の第2回体制検討会議が27日、東京都内のホテルで行われ、巨人の原辰徳監督(50)に日本代表監督就任を要請することを決めた。

 約1時間の会議を終えた加藤良三コミッショナーは「経験、実績と野球界も世代の交代が必要であるという要素を勘案して、原監督がベストとの判断になった」と要請を決めた理由を説明した。

 王貞治コミッショナー特別顧問は「星野さんが辞退したことでほかに適任者がいないので、現役でやっている人がいいだろうということで、原監督の名前が出た」と決定の経緯を明かした。

 WBCの代表監督をめぐっては15日に1回目の体制検討会議を開き、現役監督では難しいとの認識で一致。北京五輪日本代表監督の星野仙一氏を推す声が大勢を占めた。しかし、その後、星野氏が就任を固辞。混迷を深める中、13ゲーム差を大逆転して2年連続で巨人をセ・リーグ優勝に導いた原監督の手腕が評価された。

 WBCは今後、4年ごとの開催となる。この日の会議では2013年の第3回大会に向けて監督、選手の選考に十分な準備期間が必要との意見で一致した。王特別顧問は「2、3年の準備期間を置く考えが出た」と話した。

 ▼加藤良三コミッショナーの話 現職監督以外を追求してきたが、この段階において現職の監督も視野に入れざるを得なくなった。経験、実績と野球界も世代の交代が必要であるという要素を勘案して原監督がベストとの判断になった。

 ▼王貞治コミッショナー特別顧問の話 星野さんが辞退するということになって白紙に戻った。結局は現役でやっている人がいいだろうということで、原監督の名前が出た。日本シリーズがあって大変だが、わたしの経験を参考にしてくれればうれしい。彼にやってもらいたい。

 ▼ヤクルト・高田繁監督の話 全会一致? もちろん。現役監督は排除せず、枠にはめないでの話し合いとなった。日本一になった監督というより、経験や勝ち数も大事。日本代表を任せられる、引っ張って行ける、勝てる、というのがポイントとなった。

[ 2008年10月27日 14:20 ]

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