銚子市立総合病院の診療休止問題で、市民団体「何とかしよう銚子市政・市民の会」(茂木薫代表)から解職請求(リコール)を突きつけられている岡野俊昭市長は25日、「解職請求は正当な理由を有しない」との弁明書を市選管に提出した。
岡野市長は、市の財政状況からこれ以上の資金投入はできなかった▽病院休止は市議会の議決を経て進めたことで、独断的に強引に行ったことではない▽医療法人が指定管理者に申し込み、病院再開の光が見えてきた▽リコールは市政混乱と停滞を生じさせ病院再開を遅らせている--などと主張している。
住民投票は知事選と同じ3月29日に行われる。【新沼章】
毎日新聞 2009年2月26日 地方版