新旧対決、木村-三浦譲らず

2007年10月08日23時56分

8日、後楽園ホールで行なわれた注目の新旧S・バンタム級決戦は、1位木村章司(花形)、5位三浦数馬(ドリーム)譲らず引き分けた。
試合は初回から動いた。スピードでまさる三浦がペースを掌握したと思ったら、打ちおわりをねらう木村が右スイングを叩き込んで三浦をダウン寸前に追い込んだ。徹底したリターン戦法の木村は3回に左フックを決めてダウンを奪う。しかし三浦もしっかり建て直し、ジャブと右アッパーで挽回を計り、終盤は低く出る木村にこの右をたびたびヒット。97-96木村、97-95三浦、96-96と三様のドローに持ち込んだ。
セミは三垣龍次(MT)が加藤善孝(角海老)との打撃戦を制して8回判定勝ち。御船シュート(セレス)が谷口浩嗣(横浜光)に8回判定勝ち。6回戦は小野澤洋次郎(ワタナベ)が千木良恒平(角海老)に判定勝ち。四回戦の賞金マッチは、古川明裕(ワールド日立)が徐東考(韓国)を2回TKOに下して15万円を獲得。中堀智永(本多)は高橋隆介(MT)に判定勝ちだった。6回戦に出場予定だった岡田隆志(MT)は試合をキャンセルしている。

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