昨年の12月に、児童文学評論家の鳥越信さんから『大阪国際児童文学館ー蔵書解題』という大阪国産児童文学館を育てる会で出版されたご本を、ご恵贈いただきました。
そして先日、関西にお住いの作家INさんから「支援していますので」というお手紙付きで更にもう一冊ご恵贈いただきました。
みなさんもご存じのように、いま大阪国際児童文学館がたいへんなことになっています。
この大阪国際児童文学館は日本で唯一の世界的な調査研究と国際交流をしている機関です。70万点を超す資料のうち、12万点の資料は鳥越信さんが長年にわたって収集したものを寄贈されたものです。
しかし昨年の2月、大阪の橋下知事が財政難を理由に、この国際児童文学館を大阪府立中央図書館に統合する方針を打ち出したのです。
児童文学の関係団体では、すぐに反対の請願署名運動やさまざまな運動が繰り広げました。そしてこの国際児童文学館を守ろうという運動が展開されてきました。
しかし残念ながら、現状はたいへん厳しいものだと、昨年12月の「国際子ども図書館を考える全国連絡会」の運営委員会などで、福音館の相談役であり現在の大阪国際児童文学館理事長である、松居直さんなどが発言されています。
そういった状況のなか、鳥越さんが1986年から、そこの会報誌にお書きになった「蔵書解題」を一冊にまとめられたのがこのご本です。
鳥越信さんといえば大先輩である児童文学史の専門家でいらっしゃいますが、ここにはそういった歴史的な事柄や様々な貴重な文献などが詰まっています。
ぜひ広めていきたいご本です。
ご興味のおありになる方はお申し出ください。
そして先日、関西にお住いの作家INさんから「支援していますので」というお手紙付きで更にもう一冊ご恵贈いただきました。
みなさんもご存じのように、いま大阪国際児童文学館がたいへんなことになっています。
この大阪国際児童文学館は日本で唯一の世界的な調査研究と国際交流をしている機関です。70万点を超す資料のうち、12万点の資料は鳥越信さんが長年にわたって収集したものを寄贈されたものです。
しかし昨年の2月、大阪の橋下知事が財政難を理由に、この国際児童文学館を大阪府立中央図書館に統合する方針を打ち出したのです。
児童文学の関係団体では、すぐに反対の請願署名運動やさまざまな運動が繰り広げました。そしてこの国際児童文学館を守ろうという運動が展開されてきました。
しかし残念ながら、現状はたいへん厳しいものだと、昨年12月の「国際子ども図書館を考える全国連絡会」の運営委員会などで、福音館の相談役であり現在の大阪国際児童文学館理事長である、松居直さんなどが発言されています。
そういった状況のなか、鳥越さんが1986年から、そこの会報誌にお書きになった「蔵書解題」を一冊にまとめられたのがこのご本です。
鳥越信さんといえば大先輩である児童文学史の専門家でいらっしゃいますが、ここにはそういった歴史的な事柄や様々な貴重な文献などが詰まっています。
ぜひ広めていきたいご本です。
ご興味のおありになる方はお申し出ください。
冷たい本棚で人の温もりを求めた本達も喜ぶでしょうね。
12万点は鳥越さんにお返しするようですので、有志の皆様で有効に利用してください。
一冊十円で売れれば120万円になりますね。
利用する側としては問題ないのですが・・・。
それにしても寄贈したものを返せと言ってみたり、それを承諾されたら「いやそういうことではなくて」と言ってみたり、理解しかねることばかりです。
emiさん
矢野卓見さん
みなさん、
お越し下さってありがとうございました。
今回のことは、児童文学をやっている立場の人間としては、やはり残念という以外にありません。
これだけの研究を兼ねた施設は、他にありませんから。
通常の図書館とは違う、研究機関としての役割や、専門性。
そういった側面を考えると、私たち児童文学者の立場からは、やはり統合は反対としか申し上げようがありません。
大阪にお住いの皆さまには、住民として10年連続の赤字予算などという状況を目の当たりにすると、「どうにかしなくては」というお気持ちになられるのはわかります。
そこが難しいところですね。
私はニュースになる迄、国際児童文学館というものを知りませんでし、活動内容がどう府民にとってメリットになるのかも今一解りません。12万冊の返還と中央図書館への移転は、賛成です。鳥越氏の保身する気持もわからないではないですが、メリットを感じない年間数億円の経費は無駄に感じてしまうのです。府民へ額に見合った活動内容、研究結果の発表や発信を徹底出来なかったツケではないでしょうか?
言いたくはありませんが、一般企業で働く者としては遊んでいるようにしか思えないもの事実なのです。
後は浮いた経費を府が有効に使用してくれる事を望むのみです。
鳥越さんは12万冊の本をご自分で管理したいんでしょうから知事に返せと言ったんですよね。
良かったですね、貴重な資料が散逸せず、偉大な研究者である鳥越さんのご自宅に戻されて。
ぜひ、今後もお手元に置いた資料を基に研究を続けていって欲しいものです。
春道列樹さん
みなさんがおっしゃっているニュース、まったく存じ上げませんでした。
みなさまがきちんと誠実に、こちらにお書きくださったことに感謝しつつ、私としてはまったく(返す云々)わかりませんので、へんなコメントをしたらかえって失礼になるかと思いますので、今夜中にこの記事は削除させていただきます。
これから、ここに書き込まれた方も、今夜中には消えてしまいますのでお許しください。
私の存じ上げていることから、すでにキャパシティオーバーです。
これまでブログで批判されてその記事を消した人が
どのようになったのかご存じないのでしょうか?
なにも日本国内に限ることも無いと思います。その貴重性から世界の研究者から引く手数多だと思います。
しかし、子供は読むけど研究はしませんよね。そこがズレた原因なのですね・・・