県立医大病院(橿原市)の新生児集中治療室(NICU)が看護師不足で9床休止している問題で、県は23日、来年度中にNICU6床が稼働できる見込みであることを、県議会厚生委員会で明らかにした。
県によると、県立医大病院で今年4月時点で前年同時期と比べ、新規採用などで看護師が60人以上増員できる見通し。今後、看護師の習熟度を勘案して配置し、早ければ今年夏ごろにはNICU6床の稼働が可能という。
これまで、県立医大病院のNICUは31床(後方病床10床含む)のうち22床しか稼働していなかった。【阿部亮介】
毎日新聞 2009年2月24日 地方版