2007年12月25日(火)
深淵
自閉症について考え、観察しても、自閉症の深淵を覗き込んだ人の本は時間が経っても古くならない。
それが、ウタフリスであり、ローナウイングであり、サイモンバロンコーエンである。
その記述は、終始一貫しており、そこに矛盾は感じない。
どんな本かと言うと、自閉症サイトといえば、誰もが本の紹介や、
記述の索引に溢れているから、そちらを参考にしてね。
ブログも、もう少し真面目に操作すれば、いろんな所に飛ばしたり、バラエティに富むんだろうけど、
仕事以外にまで、パソコンの勉強なんかしたくないから我慢して下さい。
しかし、杉山なんかは凄いよ。
ウタフリスから引用して、自閉症スペクトラムの行動特徴は、育成歴に因らない事は今や万人が知るところである。
としながら、
虐待的家庭環境にあると、積極奇異型になる。
と、簡単に要約すると、こう言っている。
しかし、誰も、自閉症を持つ子供の親も、積極奇異群の大人も子供も、
その親もだれーも文句一つ言わないんだな。
文句言っているのは俺だけだ。
大学教授というものは、バカの方がなれるんだな。
こんばんは。
チェックサムのサムは、SUMで、SAMとは綴りが違うけど、脳のSAMは、「チェックサム」みたいな、「検算」みたいな意味ではないか?と想像してみました。
「脳で出した答えを検算する機能に欠陥がある」→「自分の脳で考えたことを、客観的に見ても適切かどうかを判断する機能に欠陥がある脳」というような。どうでしょうか?
全然見当外れだったらごめんなさい。
私が山岸さんのサイトを見るようになったきっかけは、某女性当事者Nさんの本を批判しているサイトをネットで検索して最初に見つけたのが山岸さんのサイトだったからです。
私がアスペルガー症候群のことを知ろうと思った時に、最初に買って読んだ本がNさんのエッセイ本のシリーズだったんですが、読んでいて違和感を感じてしまったんです。
(長くなったのでもう一回コメントを書きます。続く)
(続きです)
今日の日記で山岸さんが書いてらっしゃる、ウタフリス・ローナウイング・サイモンバロンコーエンの本は、まだ私は読んだことがありません。
私が今までに買って読んできたのは、「大人のアスペルガー症候群」の女性当事者のエッセイや、日本の医者が非専門家の一般の人向けに易しく書いた本ばかりで、自閉症の根本を解説してあるような本は、まだ読んだことはありませんでした。
しかし、根本を解説している本のほうが、アスペルガー症候群の脳のヒントを解く鍵が載っていそうなので、今後はそういう本を読もうと思います。
コメント