予算審議を前に混乱続く
市議会議員全員協議会
現職市長の逮捕という非常事態を受け、西尾市議会は20日、議員全員協議会を開き、市側から市役所が受けた家宅捜索等について説明を受けた。
同市の土地利用をめぐり、市長の中村晃毅容疑者(71)が名古屋地検特捜部に逮捕されるという事態に、議員からは「議会として辞職勧告すべき」といった厳しい意見が出る一方、「無罪を信じている」といった声もあった。
ただ執行部、議会側ともに逮捕されたという事実以外に詳しい状況がつかめていない中、今後の対応についても方針が定まらず、混乱が続いている。
この日の全協には、23人(定数24・欠員1)全員が出席。会議の冒頭、大竹茂暉副市長が「このような事態になったことに対し、議員及び市民に深くお詫び申し上げる」と陳謝。
その後、議員から「市長の拘留期間はどれくらいか。また市政運営が停滞してもいけない。誰が職務代理となるのか」という質問に、市側は「拘留期間については、規定によれば10日間、プラス最大10日間延長できると承っている。職務代理については現在、検討中」と答えた。
*詳細は三河新報2月21日付