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新幹線の屋根に飛ばされ重傷 新大阪駅、3万人に影響

2009年2月21日13時15分

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写真新幹線の屋根にはね上げられた男性を下ろそうとする駅員ら=21日10時22分、JR新大阪駅、読者提供

写真人身事故の影響で新大阪駅付近で立ち往生する東海道新幹線下り線(左側)=21日午前11時12分、大阪市東淀川区、本社ヘリから、飯塚晋一撮影

 21日午前10時15分ごろ、大阪市淀川区のJR新大阪駅構内で、21番ホームに入線した新大阪発博多行きの「ひかり457号」(8両編成)が、男性と衝突した。男性は先頭車両の屋根にはね上げられ、重傷を負った。この事故で、新幹線は京都―新神戸間で一時運転を見合わせ、上下34本が最大約40分遅れるなど約3万人に影響した。

 JR東海や淀川署によると、男性は鹿児島県の会社員(22)で、目撃証言から、自らホームから飛び込んだとみられる。ひかり457号の事故当時の速度は50キロ前後だったという。

 事故を目撃した会社役員の男性(39)は「運転席あたりで男性の体がポーン、ポーンと2度はねて屋根に乗った。すぐに立ち上がろうとするのを見て安心した」と話した。

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