600万円の受託収賄容疑
名古屋地検特捜部
西尾市の東部地区内の土地利用をめぐり、地元業者から便宜を図るよう依頼され、その見返りとして現金600万円を受け取ったとして、名古屋地検特捜部は18日夜、市長の中村晃毅容疑者(71)=同市田貫町=を受託収賄の疑いで逮捕した。また、贈賄容疑で吉良町の人材派遣業「大成閣」の社長村田英紀(67)=同市熊味町=と元同社部長大門功幸(51)=岡崎市=の両容疑者を逮捕した。
中村容疑者は「借りただけで返した」などと容疑を否認、贈賄の業者側2人は大筋で認めているという。
今秋には任期満了に伴う市長選を控え、早ければ26日から開会する市議会3月定例会で、次期市長選への進退表明を行うはずだった。
*詳細は三河新報2月20日付
庁舎1階のエレベーターを出る中村容疑者(左)