(cache) グリーンピースの自己紹介

国際環境保護団体グリーンピースの自己紹介です。


●トップページ ■ 何この団体?? ●パンフをどうぞ ●どんな環境問題を? ●どんな方法で? ●何を達成したの? ●サポーター募集中 ●ＦＡＱ（工事中） ●有害物質問題キャンペーン ●グリーンフリーズキャンペーン ●原生林保護キャンペーン ●プレスリリース　LIBRARY ●核ごみ第二弾 (1997年初頭) ●地球温暖化'97 (1997年春～末) ●ソーラーキッチンツアー 1998 (1998年夏) GREEN LINK		市民に支えられた国際環境保護団体です。［少しフォーマルなご紹介（団体概要）］［グリーンピースについての書籍］グリーンピースは、世界でも代表的な環境ＮＧＯ* のひとつ。環境問題を解決するために、日夜、頑張っている国際組織です。環境問題と一口に言っても、いろんな問題がありますが、グリーンピースはオゾン層破壊やダイオキシン汚染といった「地球規模の環境問題」を得意としています。 * NGOは「Non Govermental Organization」の略。直訳すれば「非政府組織」。いわゆる市民団体のことです。逃げられない、解決できない。「地球規模の環境問題」の特長は、誰もその悪影響から逃げられない、ということ。たとえば、あなたも私も、ダイオキシン汚染や地球温暖化から逃げることはできません。（それなのに、まわりの人たちは、あまり関心がないみたい。不思議ですね）これらの環境問題にはもうひとつ、特長があります。それは、私たち一人一人の努力だけでは解決できない、ということです。オゾン層破壊の問題を考えてみましょう。この問題は、あなたや私がいかに「環境にやさしい生活」（安易な言葉ですが）をしても、それだけでは解決できません。仮に全人類が「環境にやさしい生活」をすれば解決できるのかも知れませんが、残念ながら、そんな皆の総意識改革ができる前に、世界は破綻してしまうのでは?　それほど、今の事態は悪化しているのではないでしょうか。 →　グリーンピースが取り組んでいる環境問題のご紹介じゃあ、どうやって解決するの？オゾン層破壊を止めるには、オゾン層を破壊する物質（フロンなど）を作らなければいい。実に簡単な結論です。でも、その物質が便利で安価だったりすると、「よく売れる」。とすると、企業はその「商品」を作り続けることでしょう。だって、利益を追求せざるを得ないのが営利企業の宿命なのですから。環境破壊物質に規制をかけるべき政府も当てにはできません。今の各国政府は、人類共通の問題に立ち向かうよりも、国益や産業界の利益のために右往左往している状態です。そこで、ＮＧＯの出番です。ＮＧＯは市民の立場で物事を考えますから、「イヤなものはイヤ」「ダメなものはダメ」と、はっきり物を言います。ただし、現実にはそれほど単純なだけではなく、たとえば、ダメと主張したうえで、フロンに取って替わる「環境を破壊しない物質や技術」の提案をしたりもします。 →　詳しい活動のご紹介とはいえ、具体的な活動が見えないなあ。引き続きオゾン層破壊を例にとってご説明します。先ほどの「簡単な結論」、つまり、フロンなどの物質を作れない社会をめざします。そのために、フロンの製造を禁止する法的規制を作るよう、政府などに働きかけます。いったん規制ができれば、それに反する行動は違法となりますから、フロンを作り続けることはできません。（ただし、これも現実にはそれほど単純な話ではありません。規制には「抜け穴」がつきものですから、今度はそこからの「汚水漏れ」に力を注ぐ必要があります）では、どのようにして、政府に規制を作る気になってもらいましょうか。科学調査レポートを作って、オゾン層破壊の深刻さを訴える。法的規制の具体的な提案をする。代替技術などを提示する。また、世論に訴えたり、いわゆるロビー活動を続けていく。　…その他、グリーンピースはさまざまな手段を講じます。なにせ政治家や官僚の姿勢を変えようとするのですから、とてつもない労力と長い働きかけが必要です。グリーンピースというと、派手な活動ばかりが印象に残るかも知れませんが、実際にはそれは氷山の一角。地道で長い活動の積み重ねが、これまでに数々の成果を生んできました。 →　今までの代表的な成果は？でも、資金源はどうなってるの？日本ではまだＮＧＯの力は弱いのですが、海外では多くのＮＧＯが活躍しています。欧米だけでなく、東南アジアや南米でも活発で、その取り組みも、人権、福祉、平和、教育、そして環境問題など、さまざまです。資金源もＮＧＯによって異なりますが、グッズ類の販売や寄付金、助成金などが多いようです。さて、グリーンピースの主な活動資金は、皆さまからの会費やご寄付です。一般市民からの寄付だけで運営されているＮＧＯは、グリーンピース以外にも数多くあります。寄付をされる方は、次のようなお気持ちの方が多いようです。「自分は仕事などで忙しいから、とても環境問題なんかに取り組んでいられない。そんな専門知識もない。だからＮＧＯに寄付をして、自分の代わりに環境問題を解決してもらおう」一人の人が複数のＮＧＯに寄付をしながら、休日にはボランティア活動もする。そんなケースも海外では少なくないようです。市民の方が気軽に、日常的に支援をする、そんな習慣が、世界のＮＧＯを支え、環境問題を解決しているのですね。あなたもぜひ、グリーンピースの活動を支援してくださいませんか? →　とりあえずパンフレットを読んでみる。
●このページの　先頭へ戻る		グリーンピース・ジャパンの団体概要概要所在地〒160-0023 東京都新宿区西新宿 8-13-11Ｎ・Ｆビル2F Tel. 03-5338-9800 Fax.03-5338-9817 設立年月 1989年4月代表者事務局長：志田早苗理事長：海渡雄一事業対象分野地球環境保護 (有害物質・原子力・森林問題・地球温暖化・オゾン層保護・海洋生態系保護等) 活動対象範囲全世界目的と事業内容設立の経緯 1971年、アメリカのアラスカ沖での核実験に抗議するため、12人のカナダ人が船を出した。この行動がグリーンピース設立のきっかけとなった。その後日本での活動を本格的に始めるため、1989年にグリーンピース・ジャパンが設立された。組織の目的地球規模の環境破壊を止めるために、グリーンピース・インターナショナルやその他の支部などと連携しながら、さまざまな活動を実行する。事業内容地球環境問題の中で、特に原子力、有害物質、森林問題、気候変動、オゾン層保護、海洋生態系保護等の分野において、以下のような手法を使って活動する。環境破壊の現場に行き、直接抗議。環境破壊の実態を調査・分析。政府・企業などに対する提案・要請。マスメディアに対する情報の提供。国際条約の交渉過程を監視、提言。環境問題に対する世論の喚起。環境破壊を止めるための行動の呼び掛け。環境破壊を止めるための代替案の提示。方針非暴力直接行動・政治的中立・財政的独立組織意思決定機構理事会会員制度合計約4,500人（個人の資格のみ）（グリーンピース全体では、世界で約250万人）事務局有給専従職員11名本部グリーンピース・インターナショナル（オランダ・アムステルダム）日本を含む世界27カ国に支部。有給専従職員約1,000名。財政（2000年度実績）総収入 8,065万円 (会費収入80.7％、寄付14.5％、物販売上1.9％、その他2.9％) 総支出 1億2,300万円 (キャンペーン関連54.1％、事務・管理費24.5％、会員募集・PR費12.2％、ニュースレター制作発送8.3％、物品製作・郵送0.9％) * 収支不足額は、グリーンピース・インターナショナルからの助成金にて補填
● このページの　先頭へ戻る		グリンピースについて書かれた本　（一般書店でお求めください）グリーンピース・ストーリー　［1995年、山と渓谷社刊／1,600円］グリーンピースの歴史をまとめた書籍。1971年の設立のきっかけから、95年の反フランス核実験までを一望に。虹の戦士たち　［1985年、社会思想社刊（教養文庫）／453円］グリーンピース誕生のきっかけとなった反核航海の、ドタバタな舞台裏。ボロ船に乗り組んだ若々しい情熱が、アメリカ核実験を中止に追い込んだ。虹の戦士号爆破事件　［1989年、社会思想社刊（教養文庫）／640円］フランスの秘密工作員によって爆破され、死者を出したグリーンピースの旗艦「虹の戦士号」。その背後に隠された仏政府の謀略をジャーナリストが追った、調査報道の文庫化。

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