大相撲の貴乃花親方と妻花田景子さんの代理人弁護士は27日、5月の二子山親方死去前後の報道をめぐり、講談社と新潮社に損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を同日、東京地裁に起こした、と発表した。
請求額は「興味本位で取り上げられたくない」と明かしていない。
代理人によると、問題となったのは「週刊現代」(講談社)「週刊新潮」(新潮社)など4誌の記事。貴乃花親方夫妻が相続を独占しようとしているとの報道内容や自宅周辺のカメラ取材などで名誉やプライバシーを傷つけられたとしている。
講談社広報室は「報道にまったく問題はない。時期的なことを考えても花田夫妻の訴訟行為は不可解だ」、週刊新潮編集部は「訴状が届いていないのでコメントできない」としている。