見惚れるばかりの美しさと、
愛嬌あるコメディエンヌな素顔と
その美しさは別格だ。手のひらに収まってしまうほどの小さな顔に、猫のように魅惑的で大きな瞳。すらりと伸びた長い手脚もつるんとした肌も、非の打ちどころがない。ただ見惚れるばかりだ。
それでいて、気取ったところがない。周囲を笑いの渦にさせるテンポのいい喋り、はきはきと礼儀正しい体育会系のノリが何とも清々しい。ドラマの役柄などで目にするコメディエンヌぶりは、彼女持ち前の魅力なのだろう。
看護師をはじめ、これまで客室乗務員、主婦など、様々な立場の女性を演じてきた。来春公開の映画『Baby Baby Baby!』では、キャリアと出産に悩む雑誌編集者の役に挑戦。『ナースのお仕事』の出演者が再集結し、話題を呼んでいる。「30代になると、仕事か出産かで悩む人は多いですよね。子育てをしながら女優業を続けている方と共演する機会も多いですが、皆さん、撮影が終わると『子供を迎えに行かなくちゃ』ときちんと両立されている。将来的には子供は欲しいけれど、子育てとの両立の大変さを目の当たりにすると、私はもう少し先でもいいかな(笑)」。
4歳からモデルとして活躍、10代の頃から主演女優として数々のドラマでヒットを飛ばしてきた。
「私にとって、女優業はいつも挑戦の連続です。常に前回よりいいものを出すために自分の引き出しの中を探り、なければ、どう表現するか必死に考えます」。
仕事が一段落すれば、10日ほど休みを取って海外旅行へ。先日はスペインで闘牛やフラメンコを堪能。「次は行った人たちが皆いいと勧めるブラジルに行きたい」。
日頃の気分転換は、「DVDをどっさりレンタルして自宅のプロジェクターで映画や海外ドラマをひたすら見ること」。夜、友人とお酒を飲んだり、クラブに行くことも。「クラブは人間模様が濃縮されている。女友達と本音トークで盛り上がるのも楽しみの一つです」。