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G大阪、新本拠地候補に「エキスポランド」が急浮上

◆ 吹田市がエキスポ側と大阪府に要望書提出 ◆

 万博記念競技場を本拠地としてきたG大阪が、休園中の「エキスポランド」敷地内に新スタジアムを建設するプランが18日までに浮上した。2011年までに国際サッカー連盟(FIFA)が設けるスタジアムの国際基準に合わせる必要があり、新スタジアム建設は急務。これまでに高槻市と茨木市が新スタジアム建設へ名乗りをあげているが実現には至っていない。

 G大阪・金森喜久男社長は、エキスポランドを所有する独立行政法人「日本万国博覧会記念機構」に候補地として検討していることを伝えている。この日、吹田市が機構側と府に新スタジアム建設の要望書を提出した。阪口義雄市長は「可能な限り支援したい」とコメントしており、誘致合戦は再び過熱しそうだが、「エキスポ」が最有力候補となったことは間違いない。

 本拠地の万博記念競技場は老朽化が進み、また2万1000人と収容人数も十分とはいえない。FIFAの定める基準をクリアできなければ11年以降は国際試合ができなくなる。「ガンバ大阪」を世界に発信するためには残された期限は長いとは言えず関係者は「うかうかしてられない」と危機感を募らせている。

 130〜150億円の建設費用は自治体だけに頼らず、スポンサー企業や市民から募金を募る方法を検討。「どんな形でもいいから新スタジアム建設にかかわっていただいて、自分たちのものだという誇りを持ってくれればうれしい」とクラブ関係者。西野監督も「クラブの長年の思いだし、実現してくれればと思う」と一刻も早い新スタジアム建設を願っていた。

◆ 播戸が退院 ◆

 J1G大阪は18日、肝機能障害の疑いで入院していたFW播戸竜二(28)が退院したと発表した。6月28日から兵庫県西宮市内の病院に検査入院していた。

[ 2008年7月19日付 ]

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