昔は結構盛んだったようですよ。
クラブチームが創設されたのも記録にある限りイングランドに次ぐ古さってことだし、プロリーグもあったそうです。第1回W杯ではベスト4に進んでいますし。第1回W杯は参加13国という微妙な大会ですが・・・
1930年代に大恐慌が起こった際にアメリカのプロリーグは消滅してしまっています。もし残っていたら…と考えなくもないですけど、同時期のアメフトが、大恐慌に加え死亡事故などが多発し危機的状況にあったにもかかわらず、ルーズベルト大統領の「アメリカ独自のスポーツを保護すべきだ」という趣旨の発言によって生き残ったのに比べ対照的です。
当時すでに人気の面でアメフトに圧倒されていたようですね。やはり、皆さんのおっしゃる通り、旧宗主国で人気のあるスポーツに対し、反発があったようです。
テレビ放送のない時代にも、アメフトは各地方の大学などで盛んに行われ、意外なほど根強い郷土愛とあいまって地域対抗戦は非常に盛り上がったそうです。そうした現実的な目標として身近にあり続けたアメフトに対して、プロリーグが消滅し、子供たちがリアルに夢を描けないサッカーはどんどん衰退していったのでしょう。
日本でもプロリーグができてからレベルも人気も上がりましたから。
ただね~・・・
今現在Jリーグは地上波でテレビ観戦がほとんどできません。気軽にサッカーを観戦できる環境ではなくなってます。ここ数年、代表の人気の低迷が言われていますけど、地上波でテレビ観戦できなくなったことも関係あるんじゃないかと思っています。地元チームの試合を地元の人間が気軽に観戦できないなんておかしいです。放映権料より大事なものがあるんじゃないかと思う今日この頃です。