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「民主、不信じゃなくて不安」 首相、講演で批判

2009年2月8日19時47分

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 麻生首相は8日、福井県あわら市であった自民党福井県連の会合で講演し、「定額給付金に限らず、高速道路を一日どこまで乗っても1千円(にする)とか、きちんとできるようになって初めて景気対策ができる。いま民主党の反対にあって、できない。自民党は年金(問題)をはじめ不信を持たれており、反省しなければならないが、民主党は不信じゃなくて不安」と民主党を批判した。

 首相は民主党が主張する高速道路無料化について「たまった借金はどうやって返すのか。メンテナンスは誰がお金を払うのか。どう考えたってできるわけない」と指摘。同党の小沢代表が来日したインドのシン首相との会談を直前になってキャンセルしたことについても「国政を担って今からやろうという人が、何となく不安になる」と語った。

 一方、内閣や自民党の支持率が低迷していることについて「危機に陥らないようにするのが政治だが、危機を回避した人は英雄にならない。自民党がよくやったと言われることはない。期待しない方がいい。自民党が100点なんて言う気はさらさらない。比較対照で見てもらわないといけない」と述べた。

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