＜カターニャ・ユベントス＞同点ゴールを決める森本貴幸 Photo By スポニチ

　カターニャＦＷ森本が“大物キラー”ぶりを発揮した。８日、ホームでの強豪ユベントス戦に２戦ぶりに先発出場。０―１の後半６分、ＦＷマスカーラのヘディング弾を相手ＧＫブッフォンがはじいたところへ猛然と走り込んだ。右足で流し込み、昨年１２月２１日に２発を決めたローマ戦に続くビッグクラブからの得点となった。

　０９年はリーグ戦に６戦連続で出場。５日の地元紙ガゼッタ・デロ・スポルトには「ユベントスからゴールを決めることができたらうれしい。元フランス代表のトレゼゲが大好き。試合後にユニホーム交換をしたい」と話す森本のコメントが掲載されたばかりだ。名門ユベントスからの得点は、引退した元日本代表の中田英寿氏以来。怪物が新たな歴史を刻んだ。

　試合は後半ロスタイムにポウルセンに決勝ゴールを許し、１−２で敗れた。（カターニャ・神尾光臣通信員）

[ 2009年02月09日 ]