クロアチアのサッカークラブ、ディナモ・ザグレブのＤＦでクロアチア代表経験もあるディノ・ドルピッチが、カジノ遊びによる借金トラブルを理由に解雇されたと、地元紙『ユタルニ・リスト』が報じた。
報道によれば、ドルピッチはカジノ遊びにより高利貸し業者からの借金に追われており、ズドラブコ・マミッチ副会長らが３５万ユーロ（約４２３５万円）を肩代わりしただけでなく、未払い分の税金８０万ユーロ（約９６８０万円）も立て替えるはめになったという。しかし、ドルピッチは依然としてカジノ通いを続けていることが発覚し、クラブの我慢も限界に達したようだ。
チーム内でもトラブルメーカーで警察ざたを起こすなど、ドルピッチのお騒がせぶりは今に始まったことではなく、これに手を焼いていたクラブは昨夏、ベシクタシュへの移籍交渉を進めていた。しかし、ドルピッチが以前、ホームでのハイドゥク・スプリト戦で、人気タレントである夫人を侮辱する野次を飛ばされたことに腹を立て、ライバルチームのサポーターに対して、ズボンを下ろして何度もお尻を見せて挑発し、その後処分を受けていたという“前科”を知るやいなや、ベシクタシュは交渉から撤退してしまったという。
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[ スポーツナビ 2009年1月19日 12:41 ]