2009年02月05日

フィルター制度の導入を

私は日本のブログに疎く、2チャンネル(?)があるということも知りませんでした。今でも不可解なことが多いのですが、「ブログの炎上」や「自作自演」という現象があることも学びました。

今回のような悪質なデマ(tennisnakamaがコメントの自作自演をして、意見を操作する)を吹聴する行為は、 覆面をしていて正体が知れないのですから、まさに言論テロリストです。

このような行為が許される背景に、「言論の自由」の基本原則の欠如があると思います。この問題は、私のスポーツブログのコアの問題でもありますので素通りできないのです。

コメント者の名前は、選択が自由で、管理者がIDを求めないことから、コメント者のネームを無断使用することもできます。例えばAさんのコメント者の意見が気にいらなかったとします。Aの名前で「最近の私は、借金に追われて少しノイローゼ気味なのです。」とデマを書くこともできるのです。管理者としては、どのAが本当のAであるのか分かりません。事実、私のブログで多くの「通りすがり」さんが登場し、混乱してしまいました。

ではこの現象は果たして海外でも起こっているのでしょうか?(ここで「海外」というのは、英語圏のブログを指します。)

私のブログの記事の準備は、まず海外の情報を得るために、毎日約20~30くらいのメディアから情報を選ぶことから始まります。全部の記事は読めませんので、まずヘッドラインから選んでいきます。そこで5記事くらいに絞りじっくり読みます。それに加えて、影響力のある個人のブログを約10くらい目を通します。それから書きたいテーマを決めてリサーチにかかります。(これだけで相当の時間がかかるので、日本のブログまでなかなか目がとどいておりません。)

記事に寄せられるコメントもできるだけ読むようにしています。ときどきtennisnakamaの名で投稿もしています。特に錦織選手に関するテーマであれば、できるだけ彼を理解してもらえるようコメントを残すようにしています。特に興味深い問題に関しては、さらに多くの記事を読み、そこに寄せられるコメントに目を通します。例えば全豪の暴力事件に関する選手の発言については、通常の記事の数倍以上の時間を費やしてリサーチします。今回はジョコヴィッチの公式ブログのメンバーとなって、自分の意見を発表しました。

このように海外のいろんなスポーツブログのコメントを読みコメントも残しているわけですが、言論テロリスの行為は耳にしたことがありません。激しい議論や感情論はありますが、私のブログにくるような、悪質な嫌がらせのコメントや、事実無根のデマを広めるようなコメントは見たことがありません。実際あるのかもしれませんが、社会問題にまで発展することは(2チャンネルで発生するような)スポーツブログでは耳にしません。(ただしマイスペースなどのソーシャルネットワークでは、そのような事件が起こり、自殺者を生んだことはありますが。)

社会が「言論の自由」を享受するためには、「発言には責任が伴うという根本的な原則」が前提となります。

(1)ブログ管理者の判断で不適当と思われるコメントを削除する権利と責任。
これは日本のブログもやっています。

(2)登録制を取り入れ、コメント者を管理する責任。
海外ではメジャーなブログは会員にならなければコメントできないところがほとんどです。会員になるためには、氏名、コメント名、メールアドレスなどを記入する必要があります。登録制をとらないブログでもメールアドレスを記入しなければコメントは残せないようになっています。私の閲覧するブログのなかで、メールアドレスなしでコメントを投稿できるブログはありません。しかし投稿者のメールアドレスは一般に公開されるのではなく、ブログ管理者のみが把握する情報として管理されます。

このフィルター制度によって、自分の正体がバレてしまうので、テロ行為はかなり防ぐことができます。この制度のおかげで、ブログ社会はテロのアタックを恐れることなく発言ができるのです。

日本の主なブログをリサーチしてみましたが、ほとんどのブログはメールアドレスを必要とせず、コメント者は言いたい放題が許されています。その理由は?

ここで2チャンネルの西村氏の見解を、Japan Media Reviewが掲載しています。英語版ですので要約してみました。
http://www.ojr.org/japan/internet/1061505583.php

「ニュースを伝えるにはリスクをともなう。真の討論ができるのは、お互い相手を知らないという無記名の条件が必要だ。もし記事が退屈な内容であれば、退屈だといえるのは無記名でしかありえない。この無記名のシステムによって情報は平等に扱われ、正確な議論が機能を果たすことになる。」

西村氏は論点は「言論の自由」をはきちがえています。正確な情報であるかデマであるのか、どこでチェックできるのでしょう? 無記名で書き逃げができ、言いたい放題が許される討論は、それが真の討論と呼べるでしょうか。ここに欠如するのはaccountability つまり自分の発言には責任が伴うという大原則です。

ブログは一つのコミュニティーです。健全なコミュニティーを促進するために、治安を脅かす悪質な行動には、敢然と戦っていく姿勢が必要だと思います。自由に責任ある発言ができる環境をつくるためには、まずコメントシステムの早急な対策が必要だと思います。

とりあえず、私はこの問題についてtennis365とスポーツナビに、フィルターを設けるシステム改善を提案してみたいと思っています。

by tennisnakama

posted by tennisnakama |00:21 | テニスの話 | コメント(17) | トラックバック(0)
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フィルター制度の導入を

テキニタ親父さんが誰のことを言ってるのか推測しかできいないし、正確なことは分からないけど
あなたの名前を出してるわけではないし、それを言論テロって大袈裟すぎません?

それ以外にも、誤解してそうな部分があるので突っ込みますが
ブログと2ちゃんねる(掲示板)は全然違いますよ
2ちゃんねるで、書き逃げができるとか、真偽が正確ではないとか、発言に責任が無いとか、みんな知ってることですし、それを前提に参加してますし
別にそんな場所があってもいいんじゃないですか?
正確には、ログインしないといけないので酷い場合は通報できるし、情報の真偽とかは個人的に調べられるし
って言うか今回のことと関係あるの?
西村の発言も関係ないし、それを日本の一般的なブログの管理人の見識のように書くのも違うでしょ?

それに情報の真偽は不明ななことや書き逃げができるのは、ブログ(管理人)も同じだし

ブログに関しては、個人的に色々とやれる事をやればいいんじゃないですか?
個人情報が無くても書けるようにしてる人が多いけど、それは本人の自由なんですし
それが嫌な人はメールアドレスなどを記載しないと書けないところでブログを書くとか
日本のどのブログを見てきたのか知らないけど、日本でも個人情報を記載しないと参加できないところは多いですよ




posted by おーい | 2009-02-05 02:07

フィルター制度の導入を

失礼ながら「言論の自由」と「健全な議論が行われるための条件」の区別が曖昧なためご指摘いたします。
「言論の自由」とは自身の考えを何の検閲や圧力を受けることなく表明する自由のことです。
これは人権であり民主主義国家の誰もが持っている、何を言ってもいい権利です。もちろん誹謗中傷も含まれます。
それを制御できる(1)の権利の所在は「言論の自由」の原則とはかけ離れたことです。

tennisnakama様が求めていらっしゃるのは「健全な議論が行われるための条件」のほうだと思います。
これには貴方の仰るとおり「発言には責任が伴うこと」による個人の理性、すなわちマナーが必要です。
発言内容が個人に帰属するので発言には慎重にならざるを得ません。
ただし、こちらのほうでも(1)のような権利を持てばtennisnakama様自身は他の方とは平等ではなくなるのです。

ブログである以上(1)の機能を有するのは必然のこと。
結論としてブログの形での自由な議論、というのは幻想に過ぎないと思います。

posted by エルク | 2009-02-05 02:10

フィルター制度の導入を

大事なことを言い忘れていました。

(1)の権利を有する人が存在する中での議論において「言論の自由」を行使できるのはただ1人、その権利の持ち主だけです。
理由は先ほど述べましたように他の方は検閲を受け、tennisnakama様のみがそれを逃れられるからです。

tennisnakama様ご自身がそのような恣意的な使用をしないと誓われても、
恣意的な使用が行われたかどうかを証明する手段がない以上100%信用することは誰もできないでしょう。

(1)の権利を必須と仰りつつ「言論の自由」を訴えることは
自分のみ言論の自由が保障された中での議論がしたいのかと悪意を持って捉えられかねません。
お気をつけください。

posted by エルク | 2009-02-05 02:23

フィルター制度の導入を

皆様コメントありがとうございます。ここでお願いがあります。テーマを絞らせてください。

私の記事の要点はとてもシンプルなのです。「海外では常識とされるフィルターの導入が、なぜ日本では一般に行われていないのか?」という疑問です。もちろん設けているところもあるのでしょうが、大手のブログ、goo、ブログ村、ココログ、などいろいろ調べてみましたが、このフィルターシステムはありませんでした。(フィルターとは、コメントする者は、メールアドレスを管理者に提供しなければならないシステムです。しかしアドレスはあくまでも管理者だけに提供するものであって、公開しないことが原則です)

私はこのシステムが悪質な書き逃げ行為にブレーキをかける大きな役割を果たしていると考えるからです。私の素朴な質問に答えていただければ幸いです。不毛の討論になるのを避けるため、フィルター制度についてのみについてご意見をお聞かせ下さい。

おーいさん、
私の今回の記事は特定の個人攻撃ではありません。どこにもそんなことが書かれていないのに、早合点はやめましょう。皆が安心してブログを楽しめる環境をつくるのはどうすればよいのか、皆さんと考えていきたいと願って書いているのですからご理解ください。

posted by Tennisnakama | 2009-02-05 06:23

フィルター制度の導入を

こんにちはTennisnakama様
初めてお邪魔します。
まず最初に、自分の信念に基き、結果を恐れずしっかりと自分の意見を言えるその姿勢に賞賛を贈ります。
これまでの私のように、声にはしなくとも、情報を発信する者として本来基本であるべきその姿勢を正しく評価しつつ、情報を享受できる事を感謝している者が大勢いる事をどうかお忘れにならないで下さい。
そして、本当に残念な事ではありますが、現状では管理人さんが望むような有意義な意見交換だけが出来る状況というのは、実現し得ないとも思います。
ですから単なる誹謗中傷や自分の意見を言わず、ただ非難だけを浴びせるような輩は無視される事をお勧めします。

という事で聞かれてはいないですが、私の意見も書いておきますね
まず、今大会のジョコビッチのコメントについてですが、私はジョコビッチがあまり好きではありませんが、1テニスファンとして彼がテニスだけに集中できない事自体が非常に可哀想に感じましたし、そしてテニスだけに集中した彼のプレーが見たいと心から願ってやみませんでした。
管理人さんあおっしゃる事は理解できますが、アスリートがその競技のみに集中して戦う事が出来ない現状が出来てしまっている事のほうが残念でなりません。
テニスを愛するテニス馬鹿から言わせてもらえば、彼ら(彼女ら)は国の代表的な選手ではありますが、それ以上に第一にテニスプレーヤーなのです。
大会は、全てのテニスプレーヤーがテニスのみに集中し、その技量を競い合える場であってほしいですし、我々はそれを全力でサポートすべきではないでしょうか。
きっと選手たちはその中で最高のプレー、至高の極みを我々に見せてくれると思うのです。

次にMTOについてですが、テニスの歴史はさておき、テニスファンとしては、やはりベストのパフォーマンスを見たいというのが1番の願いではあります。
そういった意味では、私はベストを維持する為に取るのであれば、余計な風聞を気にする事なく、きちんとTOが取れる状態が望ましいと思っています。
問題は、MTOをそういう事でなく、試合の流れを変える為、相手のペースを乱す為に使用しているのでは?という点になるのですが、現状、任意のタイミングでタイムアウトを取る事が出来るスポーツは少なくありません。
その多くは試合の流れを変える為に取られるものでもあります。
それらのスポーツでは、それも含めて試合の駆け引き、勝負の一貫と捉えられています。
テニスにもそういった要素があってもいいのではないかなと個人的には思います。
ギアの進化に伴い、テニスの質も10年、20年前とは全く別物といっていい程、変わってきています。
よりハードで、よりタフなメンタルスポーツへと変貌する中で、ルールや意識、考え方も少しづつ見直す必要があると思います。

最後に
このご時世の中、こういったブログを続けていくのは本当にタフな事だと思います。
ずっとテニスのファイナルセットを戦っているようなものです。
もし下を向いてしまいそうになった時は、彼ら(彼女ら)が試合で見せてくれるあの脅威的なメンタリティを思い出し、これからも頑張ってください。

posted by kouki | 2009-02-05 11:12

フィルター制度の導入を

ブログはなぜ発展したのか、それは気軽に始められて、気軽にコメントできるからでしょう。
登録制を取らないことのメリットはコメントのしやすさです。
デメリットはコメントの書き手の理性や良心にコメントの内容が依存されることです。
登録制を取るとコメントの書き手はコメントを書くことよりも登録を面倒くさがる人が増加し、コメントを加える人は減少するでしょう。

結果としてブログは多少廃れるでしょう。
ブログを書くものにとってコメント欄は見てもらえているという喜び。
だから、悪質な書き込みのリスクを背負ってコメント欄を開放しているのだと思います。
嫌ならコメントをオフにする。
コメントをオフにしたら一部著名人が宣伝効果を狙う以外ブログ存続の意志がなくなるでしょうね。
ただし、そういうものが増えている現状では何らかの制度を整備する必要はあるでしょう。
以上が議題に対する私の意見です。


この度の記事、コメントを拝見させていただいた上で一つ疑問におもったのが不毛な討論というのは一体何なのか?ということです。
議題を出題したtennisnakama様の意にそぐわないコメントは不毛なのでしょうか?
現状のブログでは閲覧者は該当記事のあらゆる箇所に対してコメントを書くことができる立場にあります。
一つの議題があり、そのことについて話題にしてほしいのならば、最初から記事をその議題のみに絞るべきでしょう。
ならば、言論の自由を語る必要はなかったはずです。

私はフィルター制度について討論しにきたわけではなく、tennisnakama様の今回の記事内容に疑問を感じたため投稿した次第です。
どういうコメントをつけるか、に条件をつけるのであれば、そこに「自由」はありえません。

自由な討論に必要なことは、議題からの脱線を制御することではなく、自由を奪う圧力を取り除くことです。
何かの力によって誰かの発言が削除されうる場所は、自由な討論を行う場所として適してはおりません。

再三申し上げますが、ブログは討論に適していません。
ブロガーが気軽に自分の意志を表明し、閲覧者が気軽にコメントできるのがブログです。
討論をなさりたいのであれば別の形を取ることをお勧めします。

posted by エルク | 2009-02-05 11:49

フィルター制度の導入を

Tennisnakama様

こんにちは!
テニスの大好き人間として、いつも本当に楽しく拝見しております。

日本でブログを続けていく以上、この種の騒ぎは続くと思いますし、だからといって、フィルター制度を設けたら、今度はコメント数が減ってしまうのが困る。。。悲しいけれどこれが現状なのではないでしょうか。

私的には、個人のブログに、あまり常軌を逸したコメントをよせる方は、言論の自由とかそういった権利はみとめますが、読んでいて気持ちはよくありません。特に「自作自演」コメントにはびっくりしました。

たぶん、このテーマを続けていくと、Tennisnakamaさんが
すり減ってしまうようね気がします。
早く、テニスの話だけに戻れるようお祈りいたします。
あ、私はもしメイルアドレス登録制になっても、こちらの
ブログは読み続けたいと思います。


これからも旬な情報たくさん教えてください。頑張ってくださいね。


posted by フェデラー応援のかおり | 2009-02-05 14:54

フィルター制度の導入を

初めまして、Nekoと申します。
いつも楽しく拝見させて頂いております。海外情報を日本語で読めるので、貴重なブログだと思っています。

[フィルター制度の導入について]
 cocolog など一部のブログでメアドの入力や、ブログ管理者が内容を見た上で、公開するかしないかの処理はできます。
 ただし、それが発言の responsibility や accountability に繋がるかと言えば、繋がらないと思います。
 cocolog とかは、そのメアドが本当に書き込みをした人なのかのバリデーションができません。他人のアドレスをいれることも出来ると思います。
 フィルタとして機能させて、accountability を持ってもらいたいということであれば、 blog は無理だと思います。(というか厳密にその書き込みが、当人からのものかを担保したいのであれば、相応のシステムが必要になります。)
 逆に、このコメントへのレスが、本当に「tennisnakama」さんからの書き込みであることを、元のコメント主が認識できる担保も必要になると、それは blog というシステムの範囲外でしょう。

 私も「エルク」さんのコメントに同意です。
”ブロガーが気軽に自分の意志を表明し、閲覧者が気軽にコメントできるのがブログです。討論をなさりたいのであれば別の形を取ることをお勧めします。”


p.s.
 外国で炎上が無いのは、個々人が自分の自由な発言には[責任]が伴うという意識があるからだと思います。残念ながら、日本人は「自分で責任持って発言する」というのに慣れていません。でも自分で意見は持っている。
 なので、無記名になると”タガ”が外れて、誹謗中傷しまくるという事態になっているのではないかと思います。

 引用されていた 2ちゃんねるの西村さんのコメントは、前後の関係が分からないので、どういう流れでそういう発言になったか分かりませんが、「この無記名のシステムによって情報は平等に扱われ、正確な議論が機能を果たすことになる。」はありえないと思います。
 情報は平等になりますが、正確な議論が機能を果たすとは思えません。単に書き込み量が増えるだけだと思います。

posted by にゃんこ | 2009-02-05 16:25

フィルター制度の導入を

>おーいさん、
私の今回の記事は特定の個人攻撃ではありません。どこにもそんなことが書かれていないのに、早合点はやめましょう。

個人攻撃(個人批判)ではないなら言論テロとか、西村のインタビューとかいらないんじゃないですか?

まぁそれはいいとして、本題ですけど
日本で何故フィルターが一般的じゃないのかは知らないしけど、その気軽さが日本式なんじゃないですか?
それをスポナビなどに要請するのは良いと思いますが、やってるところはありますし、嫌ならそこでブログを書けば良いんじゃないですか?ミクシィとか?

他の管理人がブログをどう考えてるかですが、悪質な誹謗中傷は削除して、自分の意見と合わないものは一つの意見として尊重して、色んな意見もあるのだと考えるって感じだと思うのですが
管理人さんは、コメントに過敏すぎません?

それと海外では炎上などが無いと書いてますが、ありますよ
悪質な書き込みも、フィルター製度があったとしても存在するし(海外もですよ)
それは削除する、それで終わり

posted by おーい | 2009-02-05 17:38

フィルター制度の導入を

にゃんこ様へ

>外国で炎上が無いのは個々人が自分の自由な発言には[責任]が伴うという意識があるからだと思います。残念ながら、日本人は「自分で責任持って発言する」というのに慣れていません。でも自分で意見は持っている。
 なので、無記名になると”タガ”が外れて、誹謗中傷しまくるという事態になっているのではないかと思います。


匿名だから箍が外れやすい、匿名ではない登録制だから箍が外れにくい、それだけのことです。
海外と日本人の性格の問題ではなく、システムの問題の要素で説明するのが普通でしょう。
なぜなら、日本人が「自分に責任を持って発言する」ことに慣れてないならば、日本の社会では議論が成立せず、モラルはとうの昔に崩壊しているはずです。
何を理由に日本人がそういう人たちであると発言なさってるのか理解できませんが
そこまで見下げ果てた国に居住してるとは思えませんし、海外に住んでいる人がすばらしいモラルの持ち主ばかりとも思いません。

2ちゃんねる、に関しての捉え方も違うと思います。これはtennisnakama様にも同じ傾向があるようですが。
2ちゃんねるはブログではなく掲示板、しかも匿名掲示板です。
匿名掲示板とは匿名であるがゆえに、発言は純粋に発言の中身だけで価値が判断されます。
誰が、何を言ってもいい「言論の自由」が確保されたスペースでもあります。
ですが、必ずしもマナーのいい人ばかりではないので討論したければ特有の処理をする必要があり、やはり討論に向いた場所ではありません。

なぜtennisnakama様がネット環境での記事とコメントという形の会話ではなく「議論」に拘るのかがよくわかりません。
相手がどんな人となりなのか、何に詳しい知識の持ち主なのか、全くわからないネット社会で密度の高い議論を期待できるはずもないのに。

posted by エルク | 2009-02-05 19:09

フィルター制度の導入を

少し参加させて下さいね

私は、コメントであったとしてもここのやりかたには腹に据えかねることがあります。できれば自らのIDを明らかにして発言してもらいたいものです。いくら気軽とはいえあまりに度がすぎることは問題だと思ってます。意見の相違であるならそれはいいと思うんですね。でも明らかに誹謗中傷とみられることを匿名のコメントというのが納得できないのです。その反論が自らのブログによってなされるのであればまだましですが。

posted by shundora | 2009-02-05 20:04

フィルター制度の導入を

Tennisnakamaさん、いつも楽しく読ませていただいておりますよ。
試合の行われている海外の現場からのリアルな情報、コメント、目撃談など、このブログのユニークな読み応えは他と明確に一線を画しています。
私が特にそれを感じたのは、錦織選手が右腕を痛めた時、いち早く実際に患部を診たセラピストの見解をここで読めたときでした。
なんといっても右利きのプレーヤーにとって、右腕ほど大事なものはないですからね(笑)

でも、こちらの読み応えは、そのような価値のある情報をグローバルに収集し、噛み砕いてから紹介してもらっているからだけではないと思っています。
私は「フェデラーの言葉」でのTennisnakamaさんからのコメントを読んだとき、根底に、好きなことについて知識を共有し、共感共鳴の増幅を楽しもうという姿勢を感じました。
そして、テニスとこの2つへの情熱は、体調不良さえも駆逐してしまうほど強力なようですね(笑)

ただ、いくら発信し続ける才と環境をお持ちとはいえ、不特定多数の受信者に同じ土俵でのコミュニケーションを期待しても無理です。
中には、議論すること自体が目的だったりする人がいないとも限らないのではないでしょうか。
私が一番望みたいのは、些細なことでTennisnakamaさんに消耗して欲しくない、ということです。
美しい一つの森を語る時に、一本の木や一枚の葉っぱまで完全に把握する必要はないのです。
それは無駄な消耗にほかなりません。

「言論の自由」という高くて広い理念的なレベルではなく、言葉尻を捕えて1~2%の可能性にでも突っ込んでくるような共感共鳴できる相手ではないと感じたら、現実的に「そういう考えもあるようですね~」とか、スルーで良いのです。
オープンな体制でも書かれるのは、一つでも多くの意見を集めたいというTennisnakamaさんの理想だと思います。
でも、目的である一つの森を考えれば、むしろそうやっていなさなければならない場合も少なくないと思います。
なお、もちろん私はフィルター制度には賛成ですよ。

posted by イーピン | 2009-02-05 22:48

フィルター制度の導入を

初めてこのブログを見ました。



エルク様のコメントが私にはなるほどと思いました。

posted by 意見者 | 2009-02-05 22:52

フィルター制度の導入を

>>相手がどんな人となりなのか、何に詳しい知識の持ち主なのか、全くわからないネット社会で密度の高い議論を期待できるはずもないのに。

 そう、全くわからない人が好き勝手に書き込む blog というシステムで、議論を期待するのは、無理があるってのには同意です。
 それを求めるなら、別のシステムを利用すべきですね。

 フィルター制度にしても、 Blog Writer と管理者が同じであれば、コメントの書き手側から見ると公平性に疑問がつきます。



p.s.
人様のブログのコメント欄でレス返すのにためらいがありますが・・・ちょっとだけ書かせてください。言い逃げ的でいやですが、個人的感想なので、そこに突っ込みを入れられても、どうにもならないので、以降のレス予定無しです。


>>匿名だから箍が外れやすい、匿名ではない登録制だから箍が外れにくい、それだけのことです。海外と日本人の性格の問題ではなく、システムの問題の要素で説明するのが普通でしょう。なぜなら、日本人が「自分に責任を持って発言する」ことに慣れてないならば、日本の社会では議論が成立せず、モラルはとうの昔に崩壊しているはずです。


 匿名だとタガが外れやすいだろうという点は、同意です。
 日本人云々は個人的に思っていることです。

>>何を理由に日本人がそういう人たちであると発言なさってるのか理解できませんが

 あくまで個人の経験上、日本人は匿名(というか自分の責任において発言するより)の方が、言いたい放題言うと感じるだけです。外国の人が、モラルが良いという意味合いもなければ、日本を卑下している意味合いも一切含みません。
 単純に発言における「傾向」がそんな風だな、と個人の経験上から感じているだけです。



>>誰が、何を言ってもいい「言論の自由」が確保されたスペースでもあります。

 「言論の自由」というのは責任を伴うモノで、マナー(礼儀作法)の善し悪しではないと思います。マナーなら注意受けるだけで済むのでしょうけど、昨今は殺人予告して捕まる人が出てますよね。
 2ちゃんねるは ID 持っていないので、検索で引っかかったネタを読むだけなんですが、言論の自由云々というより、壁の落書きで、礼儀もなにもあったもんじゃないな、と思うようなページをよく見かけます。


 tennisnakama さんが引用されていた、西村さんの文章をよみましたが、ちょっと言ってることがオカシイよなと感じます。日本語の原文とかインタビューの主旨とかがわかればいいんですが・・・無かったのでどこまで正しい理解なんだか自信がありませんので、個人的感想です。

 「2ちゃんねる」についての QA インタビューで「正確な議論が機能を果たす」と言ってるのであれば、 「2ちゃんねる」 は匿名性によって良い議論ができる場所なんだと、西村さんが言われているように読み取れます。
 でもその後の「Q: Don't you get lots of inaccurate information?」なんてのには、真偽には関係なくて、人の目を引ければいい。その真贋は読む人が注意すべしみたいに、「書きっぱなし無責任掲示板ですよ。読む人が注意してね」って言ってるので、「2ちゃんねる」は議論の場所ではなく、書きっぱの掲示板って位置づけのようにも読めます。

 エルクさんは後者のような場所という認識ですよね。
 前者は tennisnakama さんが注目した場所ですよね。

 どちらも 2ちゃんねる について西村さんが言われている内容のようですが、 2ちゃんねる の位置づけについて、「議論の場」と「掲示板」の両方の機能を有するような答弁なのが、元凶なんじゃないでしょうか。

posted by にゃんこ | 2009-02-06 02:01

フィルター制度の導入を

tennisnakamaさん

いつも、すごいなあ+へぇーと思い拝見してます。

「フィルター制」について、私の意見です。
・スポナビでブログ書かれてる理由は?
より、多くの方に、テニスの面白さを伝えたい であると、私は理解します。
とすると、より多くの方が、軽い気持ちでも、ちょっとした質問や意見のコメント出来る仕組みの方が、適していると思います。 
仕組みを変えて、責任あるコメントだけになったが、その件数がとても少なかった。という状態をお望みでは無い と思います。


・大多数は、「サイレント・マジョリティ」です
私もブログ書いていた事があるので、つい、目に見える反応(肯定的・否定的にせよ)に注意が偏ってしまい、それに反応しがちになります。
しかし、実際には、スポナビでブログを書くと、一日に数千ページが、数千人の方に「読まれて」いる訳です。

コメント等の目に見える反応をされる方は、多くても数%。多数派の方は、「なるほど」的な反応で満足されている可能性が高いと思います。 
概ね満足な多数派は、コメントしない場合が多いと思われるし、ブロガーさんとコメントされた方の間で交わされる「議論・対話」に、大きな興味を持っている方が多いとは思いません。


・プロの書き手の方のようなので、「言論の意味/責任」にこだわるお気持ちは判りますが、その場所・触れ合う方々のTPOにあった、対応の仕方が有った方が良いのでは と思います。どの雑誌に書くかで、内容変わるように。

ブログでは、書き手の思いと読者のギャップを埋める役割も果たすであろう編集者がいませんので、そこも含めてやる必要があるんだろうなあ と思ってます。

posted by 意見です | 2009-02-06 03:05

フィルター制度の導入を

単なる「フィルター制」では、効果は薄いと思います。ソーシャルセキュリティ番号を裏付ける、韓国の大手サイトで義務化されている(はず)の「実名制」ですね。

単なる「フィルター性」=登録制の例であれば、
Yahoo!のニュースのコメント欄(時事通信発のニュースについてます。媒体に寄って、コメント欄あったりなかったりです)をご覧ください。
ID保有が原則ですが、かなり、言いっ放しコメントが沢山あります。どちらかというと、毒を吐きたい方が、単なるフィルター制の弱点をついて、熱心に「捨てID」を取得し、熱心の活動してしまっている、という感じです。

posted by 単なる「フィルター制」では | 2009-02-06 03:19

フィルター制度の導入を

私は今回の記事内容で「言論の自由」という単語さえなければ、恐らくコメントさえしなかったでしょう。

登録制度自体に否定ではないからです。
後で詳しく述べますが、これはネット社会で「個人」に対して責任を取らせる秩序作りだと思うからです。
ただし、先にも申し上げましたが気軽さがなくなったブログは廃れるでしょう。


憲法21条
1. 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
2. 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。


再度申し上げますが「言論の自由」は人権です。民主主義国家全ての憲法に保障された誰もが既に享受している権利です。
上記のようにそこに責任の定義はありません。

責任は「言論の自由」にではなく「個人」に対して生じます。その責任を生じさせるのが法と秩序です。
殺人予告で逮捕されるのは「言論の自由」とは全く関係ありません。
「個人」の言論の内容が法と秩序に触れたから責任を取らされたのです。
この法と秩序はフィールドによって差があります。

tennisnakama様は特定の「個人」でありブログ主で名前を変えることができないから、責任を感じざるをえない立場。
しかし、今ここでしゃべっている「エルク」はそうではありません。
私が「エルク」の名前で暴言を吐きまくったとしても、簡単に名前を変えることができます。
すなわち責任を取る必要がないのです。
「エルク」を名乗り続けるならばその限りではありませんが。

掲示板でもブログでも仕組みは同じ。
責任を問われる「個人」がないから無秩序な状態になるのです。
ですから、フィルター制度という形の秩序を作って責任を取ってもらう話は論調として違和感があるものではありません。

ならば、最初から「言論の自由」という言葉を使う必要はなかったのではないでしょうか?
コメントにわざわざフィルター制度の是非についてのみコメントしてほしい、と書くのならなおさらです。


今回の記事をtennisnakama様はシンプルな疑問と仰っていますが、
「言論の自由」という単語の使用により、その思惑よりも複雑な印象を与える記事になっています。
私のせいかもしれませんが、もう一つのブログのほうにもそれを疑問視する声が上がっていたのも確認しました。

今回の記事の「言論の自由」に言及する必要がなかったことはご自身のコメント欄の書き込みで明白です。
ですので、訂正するなり何なりの処置を取ることが発言の責任を取ることになり、今回の記事の正当性を主張する最も重要なことではないでしょうか?

長々と失礼いたしました。

posted by エルク | 2009-02-06 18:00

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