ゲスト
寺脇 研
昭和27(1952)年7月13日福岡県生まれ。55歳。昭和50(1975)年3月東京大学法学部卒業。同年4月文部省(当時)入省。
政策課長、大臣官房審議官(生涯学習政策担当)、文化庁文化部長などを歴任。平成18(2006)年11月退官。現在京都造形芸術大学教授、映画評論家、NPO教育支援協会チーフ・コーディネーター。高校時代から「キネマ旬報」誌に映画評を投稿、若い読者の投稿欄の常連であった。75年からはさまざまな映画雑誌に求められ執筆するようになり、現在もさまざまなメディアに映画評を書く。著書に『格差時代を生きぬく教育』(ユビキタ・スタジオ)、『それでも、ゆとり教育は間違っていない』(扶桑社)、『さらばゆとり教育』(光文社)『官僚批判』(講談社)、『憲法ってこういうものだったのか!』(姜尚中と共著 ユビキタ・スタジオ)など。TV出演として大阪の毎日放送情報番組「ちちんぷいぷい」コメンテーターなど。
宮台 真司
1959年3月3日宮城県仙台市生まれ。首都大学東京教授。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。テレクラ、援助交際、オウム問題、郊外、専業主婦、少年犯罪、学級崩壊、盗聴法など、現在まで多くの分野で発言を行い、改革プログラムなどにも参加。近年は「ソーシャルデザイン」の観点から、社会設計を行うエリートの必要性を説く。
廣岡 守穂
1951年生まれ。中央大学法学部教授。専攻は政治学だが、現代日本の社会現象に幅広い関心を持っている。NPO型インターネット新聞JANJAN編集委員。2005年4月より2年間、佐賀県立女性センター・アバンセ館長を兼任。元NPO推進ネット理事長。著書『男だって子育て』(岩波新書)『父親であることは哀しくも面白い』(講談社)『近代日本の心象風景』(木鐸社)ほか多数。1990年ベストメン賞受賞。
吉田 俊実
東京工科大学教授。専門は英文学、言説分析、メディア批評など。「メディアの危機を訴える市民ネットワーク」事務局メンバー。『東京新聞』紙面批評「新聞を読んで」担当('08年7月~'09年6月)
山口 二郎
1958年、岡山市生まれ。1981年、東京大学法学部卒業。東京大学助手、北海道大学助教授をへて1993年より北海道大学教授。専攻は、政治学、行政学。新聞、雑誌などで政治批評を積極的に執筆。現在、東京新聞、週刊東洋経済、週刊金曜日などで連載を持っている。NHKスペシャル、NHK日曜討論、TV朝日朝まで生テレビなどに出演。若者に対して私が言いたいことは、近著『若者のための政治マニュアル』(講談社現代新書、2008年)にすべて書いてあります。
早野 透
朝日新聞コラムニスト。長く政治記者をつとめる。現在、朝日新聞にコラム「ポリテイカにっぽん」を月1回掲載。日刊スポーツに毎週日曜日のコラム「政治の時間」を連載。著書に「田中角栄と戦後の精神」「日本政治の決算」「政治家の本棚」など。
山田 厚史
現在、テレビはCS放送の朝日ニュースターの「パックインジャーナル」でコメンテーター雑誌は「AERA」でコラム「山田厚史の特ダネ記者魂」「ガバナンス」(ぎょうせい出版)で「山田厚史の経済現論」など
川戸 恵子
TBSテレビ シニアコメンテ-タ-。ニュ-スキャスタ-、政治部記者を経て現在は「みのもんた朝スバッ」でコメンテ-タ-。CS放送TBSニュ-スバ-ド「国会トーク・フロントライン」でプロデューサー兼司会者。
与良 正男
【略歴】1981年、毎日新聞社入社。中部本社報道部から89年東京本社政治部。官邸、自民党、野党、外務省各担当キャップ、政治部デスクを経て、04年から現職。毎日新聞の社説や週一回のコラム(発信箱)などを担当。現在、早稲田大学大学院公共経営研究科客員教授。21世紀臨調運営委員。TBSテレビ「みのもんたの朝ズバッ!」、「サンデーモーニング」、大阪・毎日放送「ちちんぷいぷい」などでコメンテーター。近著に「与良政談」(毎日新聞社)51歳。
鈴木 寛
参議院議員 東京大学法学部卒業後、通産省入省。慶應義塾大学SFC助教授を経て、2001年参院選初当選。(東京選挙区)。2007年再選を果たす。党NC文部科学大臣、医療改革PT副座長、参議院「政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会」委員長などを歴任。現在、参議院文教科学委員会理事、民主党東京都総支部連合会幹事長、民主党政調副会長。超党派医療現場の危機打開と再建をめざす議連 幹事長。現場からの医療改革推進協議会事務総長。中央大学客員教授、東京大学医科学研究所客員研究員など。
著書:「先生復活 にっぽんの先生を再生する」「土曜学校へようこそ」「子育てキャッチボール ボールひとつから始まる教育再生」「コミュニティ・スクール構想」「中学改造 学校には何ができて、何ができないのか」「ボランタリー経済の誕生」「中央省庁の政策形成過程」「情報編集力―ネット社会を生き抜くチカラ」など
鈴木 恒夫
衆議院議員(神奈川7区 当選6回)1963年 早稲田大学第一政経学部卒業後、毎日新聞東京本社入社。政治部記者として15年勤務。1977年 新自由クラブ代表河野洋平衆議院議員秘書。1983
自治大臣秘書官。1986年 衆議院議員当選(新自由クラブ)同年 新自由党クラブの解党により、自由民主党へ入党。文部政務次官、党総裁秘書役、環境政務次官、党環境部会長、衆議院文教委員長、文部総括政務次官、党政務調査会副会長、党組織本部長代理、衆議院議院運営委員会理事、衆議院政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員長、衆議院文部科学委員会理事、衆議院教育基本法に関する特別委員会理事、衆議院文部科学委員、文部科学大臣などを務め、2008年より衆議院予算委員会理事。著書に「永田町解体新書」、「国権・金権・官権=私蔵永田町メモ」、「連立政権310日」「二人の改革派」など
福島 みずほ
1980年 東京大学法学部卒業 1987年 弁護士登録。第2東京弁護士会所属 弁護士として夫婦別姓選択制、婚外子差別、外国人差別、セクシャル・ハラスメントなどに取り組む。日弁連両性の平等に関する委員会委員、川崎市男女平等推進協議会会長、東京都エイズ専門家会議委員などを歴任。1998年7月 社会民主党から参議院比例第1位で当選。国会では、環境・人権・女性・平和を4本柱に据え幅広く活動中。最近では名古屋刑務所の受刑者への暴行事件、超党派で成立させたドメスティック・バイオレンス防止法や、児童虐待防止法の改正に積極的に取り組んでいる。
露木 順一
1955年生まれ。1979年東京大学教育学部卒。同年記者としてNHK入社。1993年同社退社。同年梶山静六事務所政策顧問就任。1998年開成町長就任。現在第3期目。総務省『地方の活性化とユビキタスネット社会に関する懇親会』、内閣府『地方分権改革推進委員会』メンバー。
駒崎 弘樹
1979年 9月18日、東京都江東区生まれ。99年慶応義塾大学総合政策学部入学。01年(有)ニューロンに共同経営者として参画し、株式会社化後、同社代表取締役社長に在学中に就任。学生ITベンチャー経営者として、様々な技術を事業化。同大卒業後、ベビーシッターをしている母親から、こどもが熱を出し仕事を休んだことで解雇されたお客さんの話を聞き、この保育業界最大の難問「病児保育問題」を知る。自身が近所のベテランママ『松永さん』に3歳まで預けられていた経験から、松永さんに象徴される「地域が支える子育て」が消失してしまった社会に
ショックを受ける。地域の力によって病児保育問題を解決し、育児と仕事を両立するのが当然の社会をつくれまいか」と考え、 ITベンチャーを共同経営者に譲渡。退社し、「フローレンス・プロジェクト」を学生時代の後輩と共にスタート。04年内閣府のNPO(特定非営利活動法人)認証を取得、代表理事に。05年4月から江東区・中央区にて全国初の「保険型病児保育サポートシステム」である『フローレンスパック』をスタート。2008年12月より東京23区の働く家庭をサポートしている。その他、最近では、フジテレビ 「忘文」 東京FMよんぱち48hours~WEEKEND MEISTER~J-WAVE「JK RADIO-TOKYO UNITED」、テレビ東京カンブリア宮殿「世界を救う社会起業家たち!」 などに出演している。著書に『「社会を変える」を仕事にする』(英治出版)など。
山本 繁
慶応義塾大学卒業後、NPOコトバノアトリエを設立。約4年間のボランティア活動を経て、事業型NPO(社会的企業)へ組織転換。以後、ニートやひきこもりの若者しか入学できない「神保町小説アカデミー」や、ニートのためのインターネットラジオ局「オールニートニッポン」、漫画家志望の若者に格安で住居を提供する「トキワ荘プロジェクト」を立ち上げる。格差が広がっても、若者たちが「もっと挑戦したい!」と思える社会環境の創造に取り組んでいる。2007年2月、社会起業家ビジネスプランコンテスト「STYLE 4th」優秀賞受賞。2009年3月、「日本中退予防研究所」設立予定。初年次教育学会会員。メディア出演・掲載歴:NHK総合「クローズアップ現代」、NHKラジオ「ラジオ井戸端会議」、朝日新聞「人」欄、リクルート「R25」、AERA「2009年「100人の予言」」他多数
岩淵 弘樹
1983年宮城県生まれ。東北芸術工科大学映像コース在学中に制作した、『いのちについて』がショートショートフィルムフェスティバルアジア2004に入選。出版社への内定が決まっていたものの、単位が足りず留年し職を失う。05年卒業後、埼玉県の工場で派遣社員として働く。その生活を記録した映画『遭難フリーター』が山形国際ドキュメンタリー映画祭2007ニュードックスジャパンに招待され、各地での上映が続いている。現在は映画『遭難フリーター』の一般公開を控え都内に在住、派遣社員として働いている。