モデルの蛯原友里さんと富士重工業の新型車「DEX」=東京都内
富士重工業は13日、小型車「DEX(デックス)」(排気量1.3リットル)を発売した。ダイハツ工業のOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受け、若者やファミリーに人気の「コンパクトカー」に参入する。4月に提携強化を表明したトヨタ自動車・ダイハツとの協業の国内第一弾。
ベース車はダイハツ「COO」(トヨタ名「bB」)で、前面のデザインを一新した。税込み143万8500〜188万7900円。販売計画は月間500台。
トヨタから約16%出資を受ける富士重工はトヨタグループ内の提携を強化。軽自動車の開発生産から撤退し、09年度から順次ダイハツのOEM車販売に切り替えるほか、トヨタと小型スポーツカーを共同開発し、11年末に発売する予定。
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