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韓国の研究陣、太陽が二つ存在する惑星系を発見

 映画『スター・ウォーズ』に登場するタトゥイーンという架空の惑星には二つの太陽が存在する。そして現実の世界でも、実際にタトゥイーンのように二つの太陽が存在する惑星系を韓国国内の研究陣が発見した。

 韓国天文研究院のイ・ジェウ&キム・スンリ博士チームと忠北大のキム・チョンフィ教授チームは5日、世界で初めて二つの太陽が存在する惑星系を確認し、これを「HW Vir惑星系」と命名した。

 二つの太陽が存在する惑星系は以前にも学会に報告されたことはあったが、それらは通過する太陽を万有引力で引っ張ることで存在するケースだった。

 同博士チームは、今回の発見を米天文学分野の学術誌「天文学ジャーナル」2月号に報告した。

 HW Vir惑星系は地球から約590億光年離れた位置にあるという。イ・ジェウ博士は「HW Vir惑星系の発見が、宇宙の起源の研究において新たな転換点になるだろう」と語った。

写真提供=韓国天文研究院

チョ・ホジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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