タイ海軍に放置され、命を落とした同胞らを悼む日本在住のロヒンギャ族=3日、東京のタイ大使館前、伊東写す
日本に住むロヒンギャ族約60人が3日、東京のタイ、ミャンマー両国の大使館前で抗議集会を開き、人権擁護や事案の調査を求める文書を両大使館に出した。
主催者によると、日本に住むロヒンギャ族は約150人で、うち11人が難民認定を受けている。在日ビルマロヒンギャ協会のゾー・ミン・トゥ会長(37)は「ミャンマーでは国民として認められず、移動や結婚の自由もない。日本やタイは難民として受け入れ、助けて欲しい」と訴えた。(伊東和貴)