このページのアドレスにあるEHOHは「恵方」のことです。「その年のいい方角=大吉方」という意味のめでたい単語です。別名明(あき)の方

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寺町の雪(2)
前回の写真と同じ日に、近い場所で撮影したもの。「よしのや」と言っても牛丼とは関係がない。古くからある醤油と味噌の醸造の店である。
手前の道が坂になっていて、右が善光寺。参道からわずか200メートルほどでこんな景色があるが観光客はほとんどいない。独特のトンネルと呼ばれる通路は先斗町などでも見られるが、照明がなかなかいい味を出している。夏にはビアガーデンもやっている。

飯田 朗のメール通信

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「ディスクアキュレーター」が大特価!「メガクリテ」の通販へ


9月5日にここに引越して来たばかりです。まだ全然ページができていません。
以前の動作不良ページからの移転も全部できていません。申し訳ございません。


EXCD 好評発売中!
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「3万円で買えるフルHD」
情報、大好評!驚きの声、続々!
 こちら

カラスの害
に困っている方に朗報! ここです


■お知らせ  コンタクト アキュレーターの発売が延期になったそうです。2月16日の予定と聞いています。

 02月03日 通販の遅れについて



(1)今日メガクリテから電話があり、「3万円フルHD」とペアになるBDレコーダーのレポートをお待ちくださっている方々が大変多いのでよろしくお願いしますと言われました。例の「カラスなぜ逃げる?」などをご注文いただく際に多くの方から問い合わせをいただくようです。

実は会員制のページにはずっと書いていたのですが、私自身が体調を崩していたところへ入院中の母が重態になり、ほとんど眠れないような日々が続いていたのです。

「3万円フルHD」とペアになるBDレコーダーの記事は鋭意執筆中です。すでに20ページを超える「大作」となっています。しかし私がずっと母の病院や出張先だったために一番肝心な「画質調整」の部分が完成していません。要するに「BDレコーダーと3万円フルHDでどのように画質調整を分担するかということです。

分かりやすく説明します。たとえばシャープネスが分かりやすいと思います。BDレコーダー側にもディスプレイ側にもシャープネスがあった場合、あなたは多分両方とも「標準」にしてしまうのではないでしょうか?それではいけません。ディスプレイの方のシャープネスが「荒い」場合、こちらは最小にしておいてBDレコーダー側でシャープネスを付けるというように、双方の能力限界と癖を読み切ってうまく使い分けて相乗効果を狙う必要があります。

この実験は「こちらが1の時にはこちらは6」「こちらが2ならこちらは5」というようにすべての組み合わせを作ってみて、その上でベストを決定しなければなりません。現在その検討を行なっています。最後の最後の部分です。

完成したらすぐにご案内しますので、どうかもうしばらくだけお待ちくださいますようお願い致します。


(2)もう1つお問い合わせがあるという件です。35メガのBDデモソフトはとうの昔に完成していますが私自身が画質に満足できていません。カメラの設定に問題がありました。今となっては仕方がありません。冬のシーンで新撮影しようにもカメラの温度特性が最悪で色がメチャクチャになってしまいます。すでに秋の風が吹く頃には一応は完成しており、全国の特別会員にどのBDレコーダーで再生できるかできないかまでアンケートを取るところまでやりました。そのリストも完成しました。それだけにまことに残念ですが今の状況では私が満足できませんので発売は春まで延期させてください。



 02月01日 コンタクト アキュレーター を試用して (2)



コンタクト アキュレーターはオーディオやAV機器での使用が主目的ですが、私たちの周囲にあるさまざまな接点に塗ってみると驚くことがたくさんあります。まずはTさんからのレポートです。

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試聴する前に、車のプラグとLEDライトにも使ってみました。

1.車のプラグに塗布をしてみて

車は走行13万キロのスズキワゴンRの初代モデルです。プラグの焼け具合はいいのですが、電極の角が丸くなって きておりもう交換時期という状態です。
    
プラグの頭のアルミ製電極に塗布して走らせてみると、エ ンジンの回転の上がり方が塗布前に比べてスムーズになり、気持ちよく走らせる事ができました。

これはまるで
プラグを新品に交換したかのようです。

 
2, LEDライトに塗布をしてみて

電池の電圧が下がってきて明らかに暗くなってきていたライトの、マイナス側のコイルスプリングの電池との接触部に塗布をしました。
点灯してみると、明るさが電池の新しい時と変わらない位に戻っていました。





誰が見ても明るい!という位です。これくらい分かりやすい変化の見本は無いと思います。
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このように使用する場所はそれこそ接点であればどこでもいいのです。


次は純粋にオーディオに使用した感想です。携帯メールで届きました。

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お世話になっております。今度のアキュレーターもまた物凄い変化をもたらしました。

まずヘッドフォンステレオのミニジャックですが出だしから
音の抜けが別物で確実にボリュームを上がったという印象で、
声も演奏も歪みがとれて実態感が全然違います。

カーオーディオではとりあえず接続部が表に飛び出てるという事でツィーターの部分だけ塗ってみましたが
音全体を変えてしまうほどでした。

やはり音の抜けが格段に違い位相が合う、合わないくらいの違いを感じます。

音の立ち上がりは速くなり音楽の抑揚の表現が別物です。すばらしいと思います。
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私から注釈を加えます。「接続部が表に飛び出ているということでツィーターの部分」ということの意味が分からない人も多いと思うからです。これはカーオーディオ専門店に依頼してきれいに取り付けてしまった人の例です。接続部分に塗ってみろと言われても、すぐに接続部分には塗ることができないという意味です。ところがツィーターだけは露出で取り付けてあるのでギボシ(コネクター)を抜いて、そこに塗ることができるというわけです。


次はなんと女性からのレポートです。友人の奥さんです。まずこういうメールが来ました。

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飯田先生へ

御無沙汰しております。○○子です。サンプル届きました。ありがとうございます。

ところで、これどこにどう塗ったらいいのでしょうか。(旦那は出張なので助けになりません。)

スピーカーのケーブルあたりに塗るといいのかなとのぞいているところです。(ちがうのかしら・・・)

教えて頂けると幸いです。よろしくお願いします。
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しかし私は忙しかったのでこのメールを無視してしまいました。旦那が戻るまでにメールすればいいと考えたのです。

そうしたら何と翌日にまたメールが来ました。

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飯田先生へ

○○子です。旦那は次の連休まで帰ってきませんので、そこまで先生をお待たせする訳にはいかないと思い、
とりあえず私が試してみることにしました。

どこにどう塗ったらいいのか判然としないまま、とりあえずスピーカーのケーブルがささっている穴に塗り始めました。
(飯田註 バナナの穴です)
引越の日にせっかくお店の人が出張してセッテイングしてくれたスピーカーの位置をずらしたくなくて、
結構無理な体勢で塗っていると、あろうことか刷毛の部分が取れてしまい…、

どうしよう!!

しょうがないので、綿棒で代用することにしました。(ダメだっだでしょうか)

とりあえず塗ってみました。以下が聴いてみた感想です。(簡単ですみません)


ピアノ曲で試聴していたのですが、なんとなくギクシャクして聞こえていた
音の繋がりが、

とても滑らかに
なったようです。重なり合って輪郭がぼやけ、曖昧になっていた音の区別が

はっきりし、くっきり聞こえます。とても綺麗です。


次に男性ボーカルを聞いたのですが、いままではボーカル前面、バックは添え物的に聞こえて

いたのが、打楽器や管楽器、ピアノの音が、すっきりはっきり聞こえているのに、ボーカルを

邪魔していないので、
とても聞きやすいです。

それから女性ボーカルで試しました。ぼそぼそとした歌い方で、なんとなく聞き取りにくかった

日本語の発音が、すんなり耳に入ってきました。


地デジの画面とハビジョンの画面を見比べた時、今までこんなものかと気にしなかった物の輪郭が
すっきりみえたときの、目から鱗が落ちるような感覚に近いかもしれません。


どうして塗るだけでこんなに変わるのか不思議です。旦那が帰ってきたら、残りの塗れそうな場所に塗って試してみます。

どうもありがとうございました。
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すごいでしょう!下手なマニア顔負けの女性ですね。それにしても感想が遅れては申し訳ないから自分で塗ってみるというこの積極的な姿勢がすばらしいと思います。マニアならこういう女性をカミサンにすべきです。



さてここから先は「魔境」みたいなものです。このコンタクト アキュレーターによって説明がつかないようなことが起こり、しかもそれを聞いた人たちが全員同じ体験ができたという、とんでもない話です。信じる信じないは自由ですが・・・・。

(続く)



 01月29日 不思議な新製品!これはすごい!




オーディオにもAVにも関係ありませんが、すごい新製品の登場です!

なんとカラスを撃退するというグッズです。私は早速テストしたのですがものすごいことになりました!

カラスの害で困っている方は必見です!  ここです



 01月26日 コンタクト アキュレーター の体験談(1)



大変お待たせしました。「超強力 接点用 コンタクト アキュレーター」の試用レポートをお届けします。11月に特別会員の人たちに配布してレポートを書いてもらったのです。



コンタクト アキュレーターはディスクアキュレーターと同じメーカーが間もなく発売しようとしている非常にすばらしい接点改良剤(この名前は私が勝手に作ったものです)です。すべての電気接点にごくわずか塗布することで、その接点がたとえ20年前のものでも新品時を上回る(下回るというべきか)接触抵抗値になるという実験結果はすでにお見せした通りです。

しかもそればかりではありません。接点周囲のプラスチックやゴム、他の金属などをほとんど侵さないという非常に優れた特徴も持っています。

そして最後の、最大のポイントですが、この液体には特許出願中の磁気共鳴法によってすばらしい音質・画質を得るイマジナリー情報が書き込まれているため、接触が回復したからでは済まされないほどの、ものすごい音質・画質向上があるのです!





オーディオの大先達、高城先生は金メッキの接点だから音がいいのかということについて「金だからよくなったと単純に喜ばず、接点が新しくなって接触抵抗が減ったのではないかという要素も考えてみることだ」と書いておられます。その通りです。2つ以上の条件が変動していたらそこから結論は出せないというのが物理実験の基礎です。

しかし仮に接触抵抗をまったく同一にしても金には金の、銀には銀の音があるわけです。これらは測定できないものなのでイマジナリー情報というのだそうです。それを徹底的に追求して、本当に音質をよくするものをこの液体に封じ込めて(超強力な磁気で)あるのだそうです。(特許出願中)

こういうことを念頭において以下のレポートをお読みください。

以下は特別会員のみなさんにこのコンタクト アキュレーターを送り、自由な発想でいろいろなところに塗布してもらった結果です。創作などは一切ありません。但し最近の若い人に多い漢字の誤変換と、「てにをは」がおかしい部分は直してあります。


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■1

飯田先生こんばんは、Wです。

本日自宅のシステムで早速実験をしました。今回はシステム変更をしたとこなので、聞きなれたCDではなくこのシステムで何枚かもう一度何回か視聴してから聞き比べました。
ちなみに変更は、

D/AはAVプリアンプのTHETA:casa nova、プレ−ヤーはマランツのDVD:DV9500(改)、PWはマランツ:DA04(デジタルアンプ)でBTL接続です。PWはTHETAのintrepid(5チャンネル)もお借りしておりどちらかを暫く貸していただけることのなっています。

さて視聴しての感想は・・・・びっくり仰天です(死語かな)。

とにかく
音楽空間がぐっと広がり楽器の音も引き締まってしっかり鳴り、それでいて消え行く余韻の音が小さくなっていっても芯がありはっきり感じ取れて、自然にフェードアウトしていきます。ですので楽器がいくつあろうと音が混じることなく一つ一つがしっかりと音を奏でてハーモニーをかもし出してくれます。

ベースの音もスムーズに上から下、下から上に音が移動するのでとても滑らかだし、シンバルはたたかれた後の震えると音が見事に再現されます。鬼太鼓では各太鼓の場所
特に高さが見事に表現され圧巻でした。太鼓の皮の響きも余韻もしっかり感じ取れます。ボーカルは一段と引きしまりますが小さくなることなく、むしろ音像は明確になりそして目の前で等身大に出てきて迫力が増します。

息継ぎも明確に聞こえ生々しく聞こえて歌声を聴くことが出来るようになりました。録音の悪いCDなどはボケボケの演奏・ボーカルが一皮も二皮も剥けた音楽になり普通に聞こえるようになりました。そして自分ではCDに録音されている音は小さくても殆ど聞こえているだろうと思っていたのですが、今回どのCDを聞いても「あっ
こんな音がまだ入っているんだ」と言う発見がありました。とにかくびっくりです。車の方も同じ結果でした。今回塗った箇所は各コード(バランス・スピーカー)です。一気に塗らず一つ一つ塗っては聴きをして楽しみました。

その後PJの接続線にも塗ってみました。映像が一段と引き締まり色合いも安定しました。(うまく表現できないな)綺麗なDVDはより綺麗に、そうでないDVDはぼけてはいますがそれはPJやスクリーンのせいではなくDVDが悪いのだということが明確にわかるようになりました。

とてもよいものを有難う御座いました。ところでこれはクラブの人達に話しての良いのでしょうか?どちらか判らないので今のところは話してはいません。

それでは失礼いたします。


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次は50代のおっさんです。学生時代はオーディオユニオンの熱心な常連で、今は故郷に戻って生まれたばかりの孫を抱きながらジャズを聴くというTさんです。カウンターポイントとかオーディオリサーチというようなもののファンです。


この人の試聴の順序が一見逆であるように思えますが、これでいいのです。この人はRCAケーブルに塗布していますが、下流(出口に近いところ)から塗って行くのが正解です。理由はあとで書きます。


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遅くなってすみません。

久しぶりに音楽を聴いて興奮しました。以下に自分なりの表現で 書かせていただきます。聞きながらメモした事をそのまま書きますので、表現が重複していたり稚拙である点はお許しください。


1. プリからパワーへのケーブルのパワー側に塗布をして

全体の雰囲気が更に良くなっている。

良く聞いているディ スクなのに、聞いていてこんなに体が熱くなるなんて!!!


2,プリからパワーへのRCAケーブルのプリ側に塗布をして

音の広がりが更に良くなり、会場の雰囲気がいい!!

ヴォーカルの後ろでプレイしているピアノやベースが、ぞ れぞれ存在感を出しているのに出しゃばっていない。

塗布前に比べるとそれぞれの楽器の音色が更に質感よく なっている!!


3.CDプレーヤーからのRCAジャック(プリ 側)に塗布をして

ヴォーカルに締まりが出てきて、歌い手の気持ちの伝わり 方が塗布前より遥かに心に入ってくる。何だこれは!!

ヴォーカルが自分に迫ってくるようだ。同じヴォリューム 位置なのに少し大きく聞こえる。

ジャズのライブ盤(Vo+ピアノ+ベース) を聞いているが、会場が前後左右に広がっている。

ヴォーカルの響きが良くなった。声のリアル感にゾクゾクする。

    体が熱い!! 汗ばんできた。


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まだまだ体験談は続きます。



 01月19日 驚愕の新製品! コンタクト アキュレーター (3)



今日久しぶりに「ローカル」の広瀬店長と話をしたら「先生のページを読んでコンタクト アキュレーターを買いに来られる方がいます」とのこと。この製品はまだ発売になっていません。発売予定は今月末ぎりぎりと聞いています。発売になったらここで告知しますのでお待ちください。





さてメーカーが20年前のアンプ類をバラバラにして、スイッチ類を「摘出」して、その接触抵抗値を測定したというところまでお話ししましたね。このアンプ類も「ガリあり」というような特にひどいものをハードオフなどから買い込んだのですが、中でもぶったまげたのはある会社製のあるオーディオ機器の電源スイッチの接触抵抗値だそうです。


写真は(有)アピール提供(以下略)


4端子法というのは純粋に披験物だけの接触抵抗を測定できる特殊な方法です。上の写真のクリップが実は左右別々のケーブルになっていて、そこに定電流を流すことによってケーブルやその他の抵抗値を全部無視できるという方法です。こういう特殊な方法を使ってこそ、1000分の1オーム=ミリオーム単位の測定ができるのですね。

さてこのスイッチの抵抗値は・・・・なんと!





お借りしているものなので写真がピンボケですみません。単位を見てください!ミリオームではなくて、ただのオームです!


つまりこのスイッチは4オーム近い接触抵抗値を持っているということです!これはとんでもないことです。こんな抵抗値があったら下手をすると発熱・発火します。
これほどに古い器具のスイッチ接点というのは劣化しているのです。


ですから信号系に使われている無数のスイッチ類も当然相当劣化しています。そのスイッチ類の接触抵抗値を全部測定し、そこにコンタクト アキュレーターを塗ります。この場合内部ですから塗るというより写真のように注射器で流し込んでから何回かスイッチを動かします。





そしてまた測定するのですが、なんと

ほとんどの接点で接触抵抗値が10分の1、20分の1になった!!


というからビックリです!

私はエクセルにまとめられた全部のデータをもらっていますのでどれがどのくらい改善されたかということが全部見られますが、本当に恐るべきデータです。
大きな声では言えませんが10年前に発売になった接点のアクセサリーで中に何かの細かい粒が入っているというヤツはこういうデータは一切ありませんでした。
今回はウソも偽りもまったくない、20年近く昔のコンポから無作為に外したスイッチ類の接点数百箇所(!)で徹底的にデータを取ってあるところがすごいです!




さらに私は極秘資料ももらいました。

あくまで「チラリ」ですが・・・・要するに10年前にデビューした製品とこの製品との「効果比較」です。但し当然同じ条件で汚れた接点が2つ存在するはずはないので、「改善比率」の勝負になります。たとえば20が5になった、30が10になったというようなデータをたくさん取って、比較するわけです。ちなみに20が5になれば4分の1になったわけで、30が10になったのは3分の1です。この効果を比較するわけです。





もちろん上に掲載したのは膨大なエクセルのごくごく一部です。何十、何百という数を比較しなければ安易に結論は出せません。

私はすべてを見ましたが結果はここには絶対に書けません。だって・・・・。

ただ言えることは、

1月末からは安心してコンタクト アキュレーターをお使いください。

他のものは
いりません

これなら絶対に安心して使えます。


ということです。(赤線に言いたいことを込めています。想像して読んでください。これ以上は書けません)

実証できるこの性能!

しかしそれだけではないのがコンタクト アキュレーターのすごいところです!

音質や画質を飛躍的に向上させ、さらには信じられないでしょうが携帯やパソコンの動作まで変えてしまうのです!

次回からはモニター使用した人々の驚きのコメントを全公開!

続きます。


■なお1月19日から25日まで、私の会員制ホームページの会員さん対象に、メーカーがコンタクト アキュレーターのモニタープレゼントを開始しました。実に10名に当るという豪華なプレゼントです。当選者には使用してレポートを提出していただきます。より多くの方のご意見が集まります。



 01月17日 メガクリテからのお詫び 解決したそうです。ご迷惑をおかけしました。



メガクリテからお詫びだそうです。パソコンのトラブルで I さんという方のメールが消えてしまい、困っているそうです。「3万円フルHDレポート」の方です。お心当たりの方は恐縮ですがメガクリテまで再度メールしてやってください。ご迷惑をおかけします。

無事にご連絡をいただけたということです。お騒がせしました。


 01月16日 驚愕の新製品! コンタクト アキュレーター (2)



アキュレーターというのは造語で、「正確な」という意味のアキュレートにERを付けて「正確にするもの」というような意味を狙ったらしいです。ちなみに外人にアキュレーターと言ってみたら「言いたいことは分かる」と言われたとか。


藤井通商/アピールという会社は「ディスクアキュレーター」でデビューしました。CDやDVDの信号面に塗って、音質や画質を簡単に向上させてしまうすごいアクセサリーです。そして今回が「コンタクト アキュレーター」です。コンタクトというのは接触ですから、これは接点に用いるものだとすぐに分かりますね。接点に塗って接触抵抗をうそのように少なくしてしまうアクセサリーです。


私たちの周囲は接点だらけといってもいいでしょう。これらの接点が1つでもダメになったら私たちの生活は即座に破綻します。たとえばLANケーブルが接触不良になればインターネットやメールも見られないわけですし、自動車で接触不良が起きたらエンジンがかからないとかライトが点灯しないということになってしまいます。接触不良という言葉さえ知らないような年寄り、女性、子供でも接触不良を疑って、それを直すという動作をするのが「懐中電灯」です。

懐中電灯が「つかない」「明るくない」「明るさが変化する」というような場合、誰でもやってみることは「叩く」ということです。誰に教わったわけでもないのに懐中電灯をポカポカ叩くのです。これは「電気7不思議」の1つだと昔から思っています。いつ、誰に教わったというのでしょう?考えれば不思議なことです。

ごく普通の、電池2本を使う懐中電灯に接点はいくつあると思いますか?当ててみてください。







スイッチだけを考えて「1つ」とか「2つ」と答えた人は「ブー」です。正解はこの図の場合で7つです。もちろん懐中電灯にはいろいろな仕組みのものがあり、接点の数は8つであったり6つであったりしますが、こんなに多いと思いましたか?


 この図はアピール提供


驚いたでしょう!懐中電灯1つにこれだけの接点があるのです。ですから自動車やパソコンなどはもう無数に近いくらいの接点があるわけです。その中のたった1つがダメになっても故障ですからたまりません。


すべての接点に超強力に効くのが
このコンタクト アキュレーターなのです。



メーカーからデータを見せてもらって、私は引っくり返ってしまいました!なんと20年前のアンプから外したガリだらけのスイッチの接点が片っ端から蘇ったというのです。
「とにかく接触不良を起こしている古い接点が欲しい」ということでメーカーは富山に2店舗あるハードオフから実験に使えそうなジャンクというジャンク、「ガリあり」という中古を山のように買ったそうです。そしてそれをバラしました。


 写真はアピール提供


もちろんこのままでは基板に付いていて測定できないので基板から外しますがこれが大変。半田ができる人なら20、30、40ピンというスイッチの半田を全部外して基板から抜くということがどのくらい大変かお分かりだと思います。私は聞いただけで嫌になってしまいました。メーカーのA氏はこれを根気よく毎日やったというから感心するしかありません。

外したところが次の写真です。たくさんの足が見えますがこれ1つ1つの半田を吸い取って外すのですからそれこそ一度に100、200という半田付けを吸い取る作業が必要です。


 写真はアピール提供


そしてそれをごくわずかな接触抵抗値を測定できる測定器にかけて片っ端から測定しました。

その結果、驚くべき結果が得られたのです!


(つづく)


 01月11日 驚愕の新製品! コンタクト アキュレーター (1)



体調を崩していたものですからずいぶん久しぶりの更新になりました。すみません。


さて「新製品」のニュースです!これは今のところ、ここだけの情報です!


CDの信号面に塗るだけで音質がぐんと向上する「ディスク アキュレーター」の会社から、ものすごい新製品が登場します!

とりあえずご紹介するのは

コンタクト アキュレーター

という製品です。これは「接点」「導通」を画期的に改善し、驚異的な音質をもたらすものすごい製品です。次の写真はメーカーからお借りしたのですが「とりあえず」のものであって、最終的なデザインではありません。発売は1月下旬予定とのこと。





接点に塗るアクセサリーというと10年ほど前に登場した「ある製品」が有名ですよね。その製品を雑誌で初めて紹介したのはこの私ですし、その当時はずいぶん褒めたものです。現実にそういう品物がありませんでしたから。

しかしこの「コンタクト アキュレーター」の前にはもう「ある製品」などまったく不要になりました!私も大切に保存していた小瓶が金色や銀色のラベルも含めて何種類かあるのですが、捨てるしかないと思っています。



今回の「コンタクト アキュレーター」は測定器を使用して「接触不良がどの程度改善されるのか」というデータを徹底的に揃えています。その結果は恐るべきもので、


20年前のアンプから外したガリだらけのスイッチ接点が
新品スイッチよりも低い接触抵抗値を示した



というからビックリです!その証拠のデータももらって手元にあります。明日以降!




 01月08日 まもなく更新します



やっとカムバックしつつあります。1,2日のうちに更新できると思います。



 01月02日 謹賀新年



新しい年になりました。明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願い申し上げます・・・・と申し上げたいところですが
実は年末から体調を崩しており、最悪絶不調です。更新は少し先になると思います。



 12月26日 「3万円フルHD」の勧め



※「新製品」発表は海外との絡みがあるので1月1日以降にして下さいというメーカーからの要望がありましたので1月1日まで延期します。



突然で失礼ですが「あなたはハイビジョンテレビを見ていますか?」

この問いに「YES」と答える人はまだまだ少ないと思います。昨日も友人が来て「ブラウン管式のワイドテレビが壊れないうちはとてもとても。地デジさえも見ていません」と言っていました。これが実情でしょう。この友人はAVやいわゆるデジタル家電に興味はあるのですが、育児にお金がかかって買うことができないという立場です。会社の同僚を考えてもワイドさえ見ていない人もいると言っていました。
ですから更に一歩進んで「フルHDですか?」と聞いた場合、自信を持って「YES」と答える人はいくらもいないのではないでしょうか。その理由は「まだまだ高いから」であり、「不景気だから」です。

こんな時代に「自分専用のフルHDを持とう!」などと言ったら馬鹿だと思われるかもしれません。

しかしそれが「たったの3万円」で可能だということになったら??


答えは「パソコン用ディスプレイ」です。パソコン用ディスプレイで「1920×1080」というスペックを持ち、HDMI入力を備えた機種が増えつつあるのです。これを見逃す手はありません!次のような大きな特徴があります。


(1)とにかく安い

(2)安いし小型なので個人専用にできる

(3)パソコンディスプレイと兼用できるので場所を取らない



このディスプレイを核にして

「超低価格、超高画質 パーソナルAVシステム」が実現できるのです!



とはいうものの、実際には海外生産のパソコン用ディスプレイに一応HDMI端子を付けたという程度のものが多いのです。画質などが分かっている人はほとんどいないと思われます。仮にそうであっても基本がソコソコであって、調整できる要素が多ければ使いこなしで何とかなるはずなのですが、肝心な調整機能がなくて泣いてしまう機種も多いのです。

友人たちに助けられて市販の主な機種を買い集め、それを片っ端からテストして使い物になるかどうかをテストしました。その結果、2つの機種がうまく調整さえすればAV用モニターとして十分に使用できるということが分かりました。


次の写真はテスト中のスナップです。ここには3台写っています。一番奥の機種はパソコン画面のチェック中で、地図を映しています。真ん中の機種はオフになっています。そして一番手前の機種の画面こそ、HDMI入力です。それにしてもこの料理の映像、異様にきれい過ぎると思いませんか?

もちろんはめ込み合成などではありません。液晶画面に映ったものをデジカメで写しただけです。





こんな画面が自分の部屋の卓上で見られるとしたらどうでしょうか?しかもそれが3万円程度で、というのですから!

これはAVマニアなら見逃せないと思います。今回のテストの結果、1位と2位になった機種名、そしてこの写真のような美しい映像を映し出すための画質設定のすべてを公開したレポートを販売開始しました。いつものメガクリテです。基本的には年中無休ですので今からでも十分間に合います。但し年末ですので多少の遅れが出ているようだとのことでした。

http://megaclite.bufsiz.jp/3manenfullhd.html



 12月21日 クリスマスに あっと驚く 大発表!




クリスマスにここで新製品発表を行ないます!←1、2日遅れるかもしれません

そのメーカーの正式発表より早くですからご期待ください。

類似商品を足元にも寄せ付けない、とんでもない性能で、

すでに特別会員の間では大騒ぎになっています。


メーカーからお借りした製品デザインスケッチの一部です。少しずつお見せしていくつもりです。






 12月15日 EXCDの感想  悲喜交交(こもごも)



EXCDを発売してから10日ほど。メガクリテは「おかげさまで目の回るような忙しさでした」と言っています。私やメガクリテが想像したよりも多いご注文をいただき、一時は002が品切れという日もありましたが今は落ち着いています。

買ってくださった方々が驚いたのか、感心したのか、そういうことは全然分かりません。しかしメガクリテに寄せられたいくつかの熱心なメールによってこのCDがマニアのみなさんにずいぶん大きなショックを与えたのだなと感じています。ここでは許可をいただいた2通のメールをご紹介しましょう。

まずは「恐ろしい重低音が出て不気味さを感じた」というAさんからです。新潟県の方です。

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初めてメールさせていただきます。新潟県のAと申します。飯田さんの録音はCDマガジンの頃からいろいろと聞かせて頂いております。純金2枚組みのCDももちろん買わせて頂き大切に保存してあります。

今回EXCDと言う名前でCDを出されると聞いて直ぐに注文しました。それを早速視聴し心の底から驚いたので書いて見ます。私のスピーカーは自作です。最初はヤマハの1000Mからスタートしましたがじきに重低音が出ないのでSW1000を買い足しました。(飯田註。YST方式のサブウーハーです)そのうち今度は重低音の方が勝っていることに気付き・・・泥沼に嵌りました。(笑)

(飯田註。システムのご紹介は略させていただきました)

今回のCDを聞き始めて直ぐ、まるで
自分の背後に誰かが黙って立っている様な、凄い不気味さに襲われました。全身の鳥肌が立ちました。何Hzなのかは判りませんがこんな重低音が連続して入っているソフトは始めてです!特にディーゼル天井録音は飯田さんが書いている通り、自分の部屋が実際に動いてるのです。しばらく一緒に聞いていた家内は乗り物酔いしたと退散しました。体は全く揺れていないのにその理由が判らなかったのですが、繰り返し聞いているうちに判りました。

本物の列車の様な振動がありますので体はいつの間にか本物に乗っていると勘違いしてしまうのです。ところが列車が加速しても減速しても体にはまったく前後への慣性力が掛かりません。前や後ろにのけぞると言う事がないのです。この違和感が無意識の内に乗り物酔いに似た感覚を起こさせるのです。うーん、恐るべし!

快感だったのは花火でした。確かにごく普通のやわなシステムではスピーカが危険だと思いますがあんなに危ない危ないと書いたのでは売れ行きにも影響するのでは?と心配しました。それにしてもこんな花火を毎年毎年やっているというのは暴力的ですね。まさに大砲。戦争みたいです。ガラス窓が割れるという事はないのでしょうか?
私の家は田舎ですし、土蔵を改築していますので音量は出し放題ですがこれを鳴らしていたら母屋で耳の遠い祖母が何かがぶつかった音がしたと大騒ぎしました。
でも
こんなに気持ちのいい重低音があったんですね。重低音と言うともっと尾を引いたどろどろと言うイメージでしたが。長岡さんがDATで録音したと言う自衛隊演習の大砲はこれに比べると本当にナロウでドライです。

最後にCD2のボーナストラックには負けました。音を先に聞いてこんなものかと秘密のページで記事を読み、もう一度聞いてみたらガッカリ!!悪い見本の丸印の通りの定位でした。悔しくて悔しくて、それからは毎晩改善のチャレンジをしていますが低域のエンクロージャが巨大なのと中域ホーンを支える台が小さいので自分だけでは角度を自由に変えることが出来ず、これらが実験できるのは正月休みになりそうです。でもすでに調整が終了した高域のあまりの激変に全てが終わるのが楽しみでなりません。

(後略)

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次は「重低音が出ずに、悔しい思いをしたがシステムの問題点がよく分かった」というBさんです。京都府の方です。

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先日CDを3枚セットで買い、一通り聞き終えたので感想を書かせていただこうと思います。このCDは自分のシステムの弱点を見事にさらけ出しますね。そして上から下までしっかりと音が入っているので調整にも最適です。素晴しいCDを出していただき有難う御座います。
一応視聴したシステムを書いておきます。

(飯田註。システムの詳細を伏せました)

CD: フィ●ップス
プリ: レ●ンソン 
PW: レ●ンソン
SP: ●●●

です。自分のシステムにはちょっぴり自信があったのですが、
正直こんなに低音が薄いのかとわかってしまい悲しい思いをしています。スピーカーの●●●は△△△(飯田註。豪華写真多数のウソつき雑誌)でファンダメンタルまで充分出ると言う評価だったのですが・・・。今は買い替えも考えていますが予算が・・・・。

以下は感想です。低域の音が高い(出ていない?)ことは差し引いて書いています。

1:渚
最初から入っていると言う重低音が出なくて汗・・・!書いてあった様にバスレフダクトに耳を付けると取り敢えず「ボコボコ」音は聞こえました。波の満ち引きの時の砂の音、波の音のリアルさにはびっくりしました。あのザザ〜ンと言う波の音は素晴しいです。

2・3:梵鐘
鐘をついた音が鳴ってからの後の余韻が最高です。それとかぶって観光客の声が入っているのが面白いですね。ただ自分のシステムでは音が少し軽く聞こえるのが残念です。本当は周波数からしても相当部厚い低音が部屋に充満するのでしょうね。あと犬の声ははっきり聞けたのですが、観光客の話の内容や若者のしゃべり声がその他の外野の音がはっきり聞こえなかったので配置等を換えながら少しでも聞こえるようにしたいです。

4・5:ジェット機の音
川の流れる音や虫・鳥の声が静かに聞こえていると、ジェット機が滑走路に入ってきてそして右から左へ離陸していく様子が左右方向ばかりでなく、上下方向までしっかりと動きが聞き取れて面白かったです。小さい音から徐々に大きくなり飛び去っていく様は素晴しいです。着陸時も徐々に近づいてきて着陸後に 逆噴射をして止まっていく様をリアルに感じ取れました。

6:列車

これが一番残念で悔しい思いをしたトラックです。自分の所では
なかなか部屋が動いているようには思えませんでした。勿論かなりリアルなのですが、部屋が揺れると言う程の重低音が出ないので上澄みだけを聞いている感じです。

(大きく中略)

現在は買い換える前に予算がないのでSPの角度や距離などを調整しながら再生音の向上をやっております。
昨日友人達に聞いていただいたところ、前回よりは良くなっていると言って頂いたのでさらなる向上を目指しております(こんなことしている場合ではないのですが(笑))

吸音材の置き方等を含めて色々試して生きたいと思います。

失礼いたします。
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このように感想は人それぞれですが、このCDがシステムチェックに役立つことは間違いないようです。とにかく「1の1」です。1枚目の1曲目を聴いて「ボボボボ・・・」という重低音の吹かれが出るか出ないかが「運命の分かれ道」だといえましょう。これが出ていればまずは合格、出ていなければ箱庭システムです。バスレフの方はダクト(ポート)に耳を近付けてみれば分かります。

でも「1の1」は重低音でいえば小学校か中学校くらい。この程度で喜んでいてはいけません。やはり列車添乗録音を鳴らして、地震のような振動が感じられてこそ本物です。これも一応ダクトに耳を近づけてみてください。普通に聴いていては聴こえないものすごい響きが聴こえるかも。その音が聴取位置で聴こえないといけません。でも小型スピーカーではダクトに耳を近づけようが何をしようが無理です。

ぜひEXCDであなたのシステムの限界にチャレンジしてみてください。Bさんのようにウソツキ雑誌がいかにいい加減かもすぐに分かりますよ!


■近日中に「まだどこにも発表されていない、超画期的新製品」をご紹介します!


 12月07日 EXCDがお店でも買えます


■メガクリテから連絡です。

会員の方から「注文しようと思ってクリックしてもメールが開かずにアウトルック2007のインストールが始まってしまう」というご連絡をいただきました。
こちらで試した限りではそういう現象は確認できないのですが、もしそういう場合はメールアドレスを書いておきましたのでお手数ですがそれをコピーしてメールをお送りくださいますようお願い申し上げます。




家に戻るとメガクリテからCDが届いていました。実は私も実物を目にするのは初めてなのです。中身の音は誰よりもよく分かっているのですがレーベルやジャケットはデザイナーからメガクリテ直送で、北海道で製作なので私も現物は全然見たことがなかったのです。これが3枚揃ったところです。





レーベルはご覧のように大変シンプルですがカッコいいデザインです。






早いうちにお買い上げいただいた方々のお手元にはもう同じものが届いていると思います。お申し込みが少し後からになった方はもう少しお待ちください。品物はできるだけ切らさないようにしています。EXCDは10日ごろまでにはいくつかのお店でも買えるようになります。
北から順に、


サウンド・ツアラー(青森県八戸市)0178-34−5556 石橋様

サウンド・フリークス(岩手県一関市)
0191-39-2841佐藤様

ローカル・メール・オーダー(東京都千代田区)
03−5294−3501広瀬様

ロビン企画(東京都立川市)
042-527-7355羽村様

サウンドデン(広島県広島市)
082−233−7777藤本様


今回これらの販売店が扱いを快諾してくださったのは

(1)すごい音質

(2)すばらしい音場感

(3)EXCD-002のラストに入っているチェックトラック


という理由が多いようです。特に(3)は先日もここに書きましたし、会員のみなさんだけに特別公開している秘密ページを読んでいただいたと思うのですが、オーディオ歴何十年というマニアでもほとんどできないステレオのスピーカーセッティングをきわめて容易にする画期的なツールです。



ステレオのスピーカーを左右に配置するくらいはサル並の頭脳さえあれば誰にでもできます。左のスピーカーを左に、右のスピーカーを右に配置してその三角形の頂点で聴けばいい・・・・・・果たしてそうでしょうか?

確かにスピーカーを2つ並べて配線することくらい、主婦にでもできます。しかしそれでOKではないというところがオーディオの奥深さなのです。これではただ単に「鳴っている」というだけです。とてもステレオ音場の究極を味わうなどということはできません。

よく私は店頭とか公民館のような「その時限り」の場で試聴のための装置をセッティングします。セットするのにさほど時間はかかりません。しかしその音を聴いた人は必ず「こんな場所(会場)で鳴らしているとは思えない」と驚き、「ばらしてしまうのは本当に惜しい」「このまま家に運びたい」と言ってくれます。これは私が置いたその置き方、置き場所が「究極」だからです。誰もステレオをこんなふうに聴いたことがなかったと言っていいでしょう。

「そんな馬鹿な」「大げさな」と思う人もいると思います。そういう人の部屋でこそ完璧なセッティングで音を聴いてもらいたいものです。これを説明するのは容易ではありませんが、一言で説明するなら「カーステレオとオーディオの音場の違い」だと申し上げるのが手っ取り早いでしょうね。

ほとんどの車ではニュースを読み上げるアナウンサーの声がどこにも定位していません。運転しながらそんなことは気にしないというようではオーディオマニアにはなれません。明日にでも「このアナウンサーの声はどこから出ているのか」と聴いてみてください。なかなか言い当てられないと思います。

こういう再生音しか聴いたことがない人がオーディオ装置の真ん中で座って聴いたらどうでしょう?多分ショックでひっくり返るのではないでしょうか?いつもの聴き方がメチャクチャなのですから。考えてごらんなさい。

1・スピーカーは自分の両脇で、内側を向いている
2・左右のどちらかに片寄った場所で聴いている
3・スピーカーユニットまでの距離が全部違う

という最悪の条件です。

ごく一般のオーディオマニアがまともにセッティングされたオーディオを聴いた時のショックは、自動車でこういう再生音しか聴いてない人が初めてオーディオ装置の真ん中で音を聴いた時のショックに極めて近いと思います。はっきり言って世の中のオーディオマニアはCDに入っている情報の6割くらいしか聴いていないのではないでしょうか?



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