このブログは桜井淳水戸事務所と桜井淳カリフォルニア事務所の(1)業務内容(2)桜井淳個人情報(3)米国での活動内容(4)専門家養成のための学術セミナー開催案内等を掲載するHP代わりの硬いブログです。スタッフが交替で最新情報の更新や新項の追加をしています。 各項を順序よく読むと(a)事務所業務内容紹介(b)桜井所長学歴(c)哲学(d)著書(e)学術セミナー(f)米国での活動内容等、情報の価値が分かります。ここに記載した情報の信頼性は、他のいかなる組織・団体・文献・電子情報よりも、格段に高く、すべての判断基準になります。情報の信頼性については両事務所のスタッフがすべて責任を負います。著作権・情報のオリジナリティを確保するため、本ブログの内容のコピー・事実関係の引用・電子媒体へのリンク等は、すべて禁止します。不正行為を確認した場合には米国感覚で法的手続きを行います。事務所への連絡・メッセージは、各項の欄外のメールマークをクリックすれば、わかるように、アメーバ会員に手続きすれば、誰でも、自由にできます。ただし、送信者の身元は、サイバーエージェントによって管理されています。

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2009-02-02 16:29:40 stanford2008の投稿

桜井淳所長の市川裕『ユダヤ教の精神構造』(東大出版会、2004)の特に研究方法についての拙い感想

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神学研究というのは、史的研究、旧約聖書と新約聖書の一次資料に当たっての解釈、各々の検討対象の時代や社会の背景、他の宗教との比較等を科学史的・哲学的・社会科学的に研究する必要があり、私のこれまでの経験の範囲外の物が多くあるため、なかなか、大変な分野であると感じました。しかし、意外と分かる部分もあって、大きな魅力を感じています。
2009-02-02 14:14:16 stanford2008の投稿

"水戸"だより-大学や研究機関の知り合いの人達によって要約される桜井淳所長の実像-

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このブログは、無味乾燥な業務中心のことばかりで、何の面白みもありませんが、それでも、毎日、わずかばかりのアクセスがあり、最近の記事更新は、"水戸"のスタッフ2名とボランティア外部協力者1名、"カリフォルニア"のスタッフ2名とボランティア外部協力者1名によってなされており、特に、"水戸"のボランティア外部協力者1名の貢献が大きく、桜井淳所長とスタッフ一同、感謝しており、特に、際立った貢献は、昔、桜井所長が大学・研究機関・原子力学会で実施した仕事内容やそれにからむエピソード等を正確にまとめていることで、桜井所長本人の視点や価値観ではなく、まったく異なった第三者に近い視点であるため、桜井所長は、辛辣な指摘に、ただただ、恐縮するばかりです。

2009-02-01 22:16:36 stanford2008の投稿

桜井淳所長の最近の講演内容-社会主義経済と資本主義経済の崩壊から何を再構築できるか-

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【講演要旨】ここ20年の間に、予想に反してと言うべきか、予想どおりと言うべきか、まず最初に、ソ連邦と東欧諸国の社会主義経済が連鎖的に崩壊し、一部のオピニオンリーダー達は、そのことをもって、資本主義経済の一方的な勝利と位置付け、得意になって、批判にもなっていないマルクス主義批判を展開しましたが、それから20年経って、今度は、近代経済学をより発展させた先端経済理論や金融工学を駆使した資本主義経済が"崩壊"の危機に直面しており(以上の主張内容は本欄バックナンバーに掲載済み)、この"崩壊"という表現は、決して、極論でも虚構でもなく、実際には、現代資本主義がかつて経験したことのない経済的リスクに直面していることは、否定できない真実であり、そのことは、"水戸"に毎日のように訪れる多くの銀行や証券会社の人達とのやり取りから、手に取るように分かり、"水戸"は、規模が小さいため、米国に発生して世界に波及した経済的リスク(低所得者層対象高金利住宅融資にともなう焦げ付き)の影響に押しつぶされるほどのかかわりもなく、規模か小さいためにリスクを回避できたわけで、ビジネスに無関係な人達でも、まとまった金額の株式投資や投資信託等に投資していれば、いまの評価額は、2007年秋頃の評価額の良くて半額、大部分の物は、三分の一かそれ以下に落ちており、もはや紙屑同然に陥っており、もちろん、売却すれば、それだけの損失ですが、そうでなければ、単なる含み損に過ぎませんが、長期にわたって評価額が好転しなければ、その見込みがないならば、損失額に等しく、今回の経済的リスクの影響とは、そのような性格であり、好転が絶望的であることを考慮すれば、近代経済学を駆使した現代資本主義経済の未来は、20年前のソ連邦と東欧諸国の経験と五十歩百歩の世界であって、では、両者の欠点を克服できる経済体制を備えた物がどのような内容であるのかということです(政治や経済は、生き物であって、理想的に運営できるはずがなく、だからこそ、好不況の繰り返しは、当然の現象であって、そのことにいちいち一喜一憂するのは、本当に大人げないため、"水戸"では、これまで、できるだけ、この問題に触れないようにしてきました)。
2009-02-01 19:14:20 stanford2008の投稿

桜井淳所長から東大大学院総合文化研究科のR先生への手紙 -理工学・科学史・哲学・神学の研究室-

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R先生



私は、これまで、日本でも代表的な大学(東大)や研究機関(原研)の研究室に籍を置くか、あるいは、社会科学・科学史・哲学・神学(本欄バックナンバー参照)の研究室に必要に応じて立ち入ることがありましたが、その大部分は、理学の研究室か工学の研究室であって、社会科学、科学史、哲学、神学の研究室に出入りするようになったのは、還暦近くになってからであり(米国まで含めるともう10年早くなります)、社会科学の研究室の雰囲気は、理学や工学の研究室の雰囲気とは、大きく異なり、その原因は、部屋の配置と書籍の配置・整理法・大きさ・デザイン色彩にあることに気付き、社会科学、科学史、哲学、神学の中で、特に、これまで経験したことのない雰囲気は、東大の神学の研究室であり、大変重いものを感じ(多分に、研究者のセンスもあるでしょうが、書籍の大きさやデザイン色彩も大きな要因なように思えました)、身の引き締まる思いでしたが、その分野の原著論文等に目をとおして感じることは、問題提起や先行研究や結論の記載に特有の表現法を用いており、これまでの社会科学の研究にない不思議な重さを感じたものです。



桜井淳

2009-02-01 17:10:46 stanford2008の投稿

桜井淳所長から東大大学院総合文化研究科のR先生への手紙 -科学史・哲学・神学研究に共通する手法-

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R先生



ここ5年間、東大で科学史、哲学、神学(本欄バックナンバー参照)を研究する各分野の研究者とのやり取りを繰り返してきました。おかげさまで大変深い認識に達することができました。その結果、当然のことかもしれませんが、それらの研究には、共通の手法が存在することに気づきました。ひとつは、英仏独露語は当然のことですが、古代の一次資料を解読するために、ヘブライ語、ギリシャ語、ラテン語等の語学ができなければならないということです。二番目は史的分析が重要であるということです。三番目は代表的な文献(『旧約聖書』(46冊)及び『新約聖書』(27冊)、プラトン『国家論』、マルクス『資本論』等)を徹底的に深く吟味しなければならないということです。四番目は対象となる事項の社会構造分析が欠かせないということです。神学は、特別な研究分野ではなく、科学史研究の方法とあまり変わらず、ただひとつ異なる点は、歴史的真実のみが真理ではないということでしょうか。



桜井淳

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