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普天間代替施設 中曽根外相、沖合移設に慎重姿勢

2009年2月1日19時57分

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 中曽根外相は1日、沖縄県の米軍普天間飛行場や代替施設建設予定地のキャンプ・シュワブなどを視察し、仲井真弘多県知事らと意見交換した。中曽根氏は記者会見で、沖縄側が求める代替施設の滑走路の沖合移動について「合理的な理由なくして変更は困難」と慎重な姿勢を示した。

 中曽根氏は仲井真氏との会談で、先月23日に行われたクリントン米国務長官との電話会談に触れて「長官は米海兵隊のグアム移転(費用)について、日本政府が(09年度)予算に計上していることを大変評価していた。着実に実施することで一致した」と説明。今月中に日米間で、グアム移転の日本側の財政拠出の上限を28億ドル(約2500億円)とし、米側に目的外使用を禁じる協定を結ぶことについて、県側の理解を求めた。

 これに対し、仲井真氏は「(協定の内容を)差し支えない範囲で県民にもいろいろ話して頂きたい。我々は報道で知るだけだ」と、地元への丁寧な説明を求めた。

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