前スレ
▲興生会
http://bbs.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=thistory&page=11&nid=1866852本文は前スレに譲って、訳をつけてみる。
1945年10月23日付けのC.L.ONo.349の参照として、日本政府は、朝鮮,人の送還促進に関係している省庁によってなされているサービスに関し、以下にレポートを提出する。運輸省によって扱われている輸送の準備以外は、厚生省が朝鮮,人送還のためにほとんど全ての準備を取り扱っている。
1.朝鮮,人送還のための日本政府の厚生サービス内容
(1)出発のための準備。
以下のサービスがなされている:
鉄道切符購入とフェリー予約の準備。
少なくとも7日間分の各人へのじゅうぶんな食糧の供給。特別な食物が子供たちに与えられている。
包帯を含む救急品、料理用具、雨と寒さから保護するための衣類、食器(水筒)、その他。
(2)宿舎と宿泊設備施設は、以下の場所で提供される:
東京 約400人
大阪 約1,000人
下関 約5,000人
博多 約3,000人
(3)医療サービス
下関では、医者1名が「興生会(「中央興生会」によって設立された)」に常駐し、日本医学会による緊急措置として医者2名が派遣される。
他の乗船地では、さらに地方興生会が、病院の提供と地元の医者に朝鮮,人保護の依頼についてあらゆる努力をしている。
(興生会については下記の注で説明される)
(4)旅費を払うことができない朝鮮,人に対して、日本政府は費用の一部または全体を負担している。
(5)「朝鮮,人送還のための部局」設立:
朝鮮,人送還にためにあらゆる施設を準備するために、日本政府は、山口県と福岡県の乗船地に「朝鮮,人送還のための部署」を設立した。
送還朝鮮,人の厚生サービスはこれらの部署によって行なわれる。
a.朝鮮,人の応接と案内、その他全ての彼らへの援助処置
b.食糧とその他全ての生活必需品の供給
c.必要に応じた医療
d.宿舎と彼らに関する施設の準備
e.フェリーへの連絡と、荷物・その他の交通機関の世話
f.必要であると考えられるその他全ての臨時厚生サービス
注:「興生会」は朝鮮,人と台湾人を保護するために設立された「財団法人」であり、厚生省の管轄下にある。
東京の「興生会」本部は「中央興生会」と呼ばれる。各県には「地方興生会」がある。
「興生会」の年間予算は450万円である。朝鮮,人と台湾人は経営陣に含まれる。また、経営陣は主に日本人で構成される。
まぁ、重ねて言うように、獄長日記で取り上げられた史料内容の追認程度にしかならないんですが。
"Office for Repatriating Koreans"というのは、「臨時引揚民事務所」「引揚援護局」等とはどういう関係があるんでしょうなぁ。
xiaoke☆息抜き中
今回のメイン♪