【新聞連載で大量捏造】青組のネタ元 ホン・ユンギ教授

「青組の言う「世界の学者」検証シリーズ」は自由フォト板でも投稿しています。
その出張先の住人mpia_0927さんから、大変興味深い情報をいただきました。

「青組でよく出てくる捏造主張の元はホン・ユンギという教授の世界日報での連載っぽいです。」

大学教授が捏造の黒幕？！
そんなもんを新聞連載って…

[ホン・ユンギの 歴史紀行] ①日本 中 百済 足跡
世界日報 [社会, コラム]  2006.07.26

 

洪潤基（ホン・ユンギ）
韓国外国語大学教授。韓国外大 英語科卒。日本専修大学で文学博士号を取得。  韓日国際王仁学会 会長を

過ごしたし, 現在 韓国外大 教養学部で 日本文化と 韓国の時を 講義して ある.
 著書
『日本 天皇は 韓国人だ』(2000)
『日本の 歴史歪曲』(2001)
『日本 中の 韓国 文化遺跡を 捜して』(2002)

ほ ん と だ 。

この連載、日本の半島関係史跡（と著者が判断した処）を訪問して歴史を語るというシリーズです。
語る方向性なのですが、第一回（タイトル「日本中 百済足跡」）の「日本側では 歴史的に古代の未開な日本を開発してくれた先進国百済を‘百済’すなわち‘大きい 国で 褒めたたえる. 」の一文によく表れている通り、全編が
日本を作ってあげた古代韓国
日本を教えてあげた古代韓国
日本に敬われていた古代韓国
の視点で貫かれています。

日本各地の神社仏閣を訪ねては
「我が民族は偉大ですね！」
とホルホルするキモいおじさんなわけですね。

ホルホルの実例をいくつかあげましょう。

行基は百済人（第38回）
最澄は新羅人の子孫（第26回）
「管原道真」は新羅人（第37回）
聖徳太子は百済人（第８・53回）
蘇我馬子は百済人の英雄（第14回）
藤原家は不比等（第56回）も種継（第51回）も百済系
坂上田村麻呂も百済系（第51回）
桓武天皇も百済系（第８回）つーか、古代の天皇は大概百済系。
推古天皇は百済王族（第34回）
欽明天皇は14代百済王　聖王(第47回)
少彦名神は新羅系の神様（第54回）
スサノオは新羅神（第27回）
大国主命は新羅系(第23回)（第54回）
明仁天皇はその身に韓国人の血が流れると言い放った（第１回）
大阪の古代行政区名は百済洲（第46回）
大和の原意は百済王家（第43回）
祇園祭は新羅神の祭り（第45回）
ひら仮名カタカナを作ったのは百済人（第17回）
東大寺の大仏は新羅人と百済人の合作（第35回）

きりがないのでこの辺にしておきますが
古代史上の著名人は、手当たり次第に韓国人認定。
神社仏閣は大抵新羅人か百済人の作。
地名も伝統行事も皆新羅か百済由来。
これらに反する記述は、日本書紀だろうと歴史学者の論文だろうと全て歪曲判定。

あまりの壮大な電波に、読んでて頭がくらくらしてきます。

さすが元ネタとなるだけあって、ここの青組とは妄想の質、量ともにケタ違い。
ここまで日本古代史への劣等感を露わにした韓国人を見たことがありません。

そんな彼の記事にも引用が多数あり、一応は学術的な体裁がアピールされています。
これら引用は大部分が日本人研究者からのもので、韓国人研究者からはごく僅か。
両者の共通点は「古代韓国マンセー」に使える文であること。
この条件さえ満たしていれば、その学界での評価や著者の専門は問わない方針のようです。

（例）
石渡信一郎 ‘百済から渡来した応神天皇’ 三一書房, 2001)という 著名 史学者たちの 研究論で 彼 事実を 筆者も 共感して ある

 

このかた、理科大英文科卒の高校教師でいらっしゃいます。

帯の紹介では「学会を沈黙させた説」と誇らしげに書いてありますが、要するに「無視された」ということ

です。

しっかりした学者の引用を並べて信用させ、最後に怪しい説（koreaマンセー）でしめるのが彼の手法なのです。

このままだと、珍説奇説を好むただの頭の悪いおじさんで済むのかもしれません。
大学教授の肩書でなされる新聞連載としては問題ありとは思いますが、言論の自由と言われればそれまでですし。

と思っていたのですが…
学者としての良識を曇らせるほど、日本古代史への劣等感が強かったのでしょう。
彼は、学者として超えてはならない一線を越えていました。

引用文の歪曲・捏造です。

例えば扶桑略記からの引用では

「百済服を 着た(‘扶桑略記’・13世紀)増えた 日本 第33代推古女王」
「推古女王と満朝百官が百済服を着たし 見物した人々が喜んだという内容が積まれた扶桑略記」（第１回）

と、推古天皇が着たと明言しちゃってます。
扶桑略記では、この文の主語は蘇我馬子なのに。
http://www.enjoykorea.jp/tbbs/read.php?board_id=phistory&nid=98249

 

「百余人」を「満朝百官」とするのも含めて捏造。
それとも漢字が読めないのでしょうか？

史書以外でも歪曲・捏造引用が認められます。
大野晋『日本語の世界』からの引用を例にとりましょう

大野晋教授は “王仁の 子孫たちが 河内(百済州の大阪 地域)に 暮しながら 官職を 引き継いで 大対廬 栄えた。大和国(国 地)に 暮した倭漢直(阿直岐の 政務長官 職位)と、河内国に 暮した 西文首の子孫たちは 後世に 夫夫 倭漢直官職と西文首 官職を 世襲して 大和 地と 河内地で 大きい 勢力を ふるった”(‘日本語の 世界’ 1980)故 指摘した.（第31回）

前段は『日本語の世界』に存在しない文章です。つまり明らかな捏造部分。

後半については、190pに「これらの子孫は後世、倭漢直（やまとのあやのあたひ）と西文首（かはちのふみのおびと）として、大和、河内に大きな勢力を張った」とありますが、この直前にある文は「第一の帰化人は漢人である」です。
「王仁の子孫」などと限定していません。
そして、本論ではない解説部分の文章でしかなく、「指摘」などという積極的な主張には見えません。
文意を歪曲しています。

以下も『日本語の世界』からの引用です

日本 文字である仮名の ‘アイウエオ’(あいうえお/アイウエオ)は 古代 百済人たちが 作った。百済人たちは 西紀 6世紀頃から 日本語に 当たる 字を 一つ ふたつ 作って 書き取り 始めた。こういう 事実を 具体的に 明らかにした 人は 学習院大学　古代史学者 大野晉 教授だ. 大野 教授は 「西文首, 王人 博士, 倭漢直の 子孫である 百済人たちが仮名を 作った. また 韓国 古代 郷歌の 漢字語 使い方は 日本 万葉詩歌)の それと まったく同じだ」(‘日本語の世界’ 1980)と 主張した（第17回）

大野晉は国語学者です。
そして、前段の「西文首, 王人 博士, 倭漢直の 子孫である 百済人たちが かな を 作った.」の文章は原典に存在しません。この意を示す部分も見つかりません。
これも明らかな捏造部分。

後段に該当する文章はあります。

「百済の時代には、「訓」を利用する先の(2)（漢字の意味と同じ意味の日本語をあてて読むが、(1)と異なり、その訓みの意味とはかかわりなく、訓の読みの音だけを使って日本語の音をあらわすもの）のような漢字の用法があったろうと思われる。というのは、新羅の古い郷歌（およそ８世紀のはじめ。聖徳王の頃のもの）の用字法が、日本の万葉集の右の用字法と同じだからである。」（201頁）

 

主旨：百済にも訓読みってあったとおもうんだよねー。郷歌って、万葉仮名の訓のあて方と同じ所あるし。

「訓読み」という限定的用法において、万葉仮名のあて方が同じと言っているだけで
用字法全体が「全く」同じとは言ってません。
つまり文意の歪曲。

限定修飾をとりはらって強調の語を入れ、創作文を付け加える。
その際、被引用者の権威化も忘れない。

巧妙な捏造方法です。

推量表現→断定　への改変に至っては、ごく当り前に行われております。

早稲田大 史学科 みずの 油(水野裕 1918～2000) 教授も 仁徳天皇が ‘百済人’である のを 次と 一緒に 指摘した. “応神王と ニントクワングゾ(仁徳王朝)が 外来 民族 勢力で 日本に 侵入して 起こした 征服 王朝だ. また 大陸的 性格を 帯びた 新しい 王朝という 点で 大陸 事情にも 精通して 彼 情勢に 敏感だったし, 特に 彼 支配層が 百済国 王家と 等しい 民族 系統に 属して 古くから 密接な 関係を 守って来たと 見る”(‘日本古代の国家形成’ 1978)故 淑やかだった. （第30回）

原文では

「（応神・仁徳天皇以後の百済との交渉記録が増える理由として）これは、応神・仁徳天皇以下の仁徳王朝が（中略）古くから密接な関係を保ってきたことに起因するものと考えたい。」（前掲書199頁）

おまけに説明の順序が逆転しています。

かなり恣意的な部分抜粋です。

言っておきますが、これらはほんの一部。

私が読んだ範囲では、ほぼ全ての回において歪曲・捏造引用が認められました。

えーと…洪潤基は「学者」なんですよね？

こんな人間が、文中で「日本による歴史歪曲」を何度も批判しているのだから笑っちゃいます。

日本に訪れ、善意の日本人に情報提供してもらいながら、結果は捏造。

第二の白雲国。

いや、捏造件数でいえば白雲国以上。
新聞連載で50回以上も垂れ流しているわけですから
イエロー教授もびっくりです。
その膨大な量に、検証が追い付かないほど。
韓国言論史上、最大最低の捏造犯と言って良いでしょう。

まさにコリアン捏造マシーン。

肩書きで目をくらまし、量で圧倒し煙に巻く
ここの壁貼青組となんら変わりがありません。

こんな嘘だらけの連載を許す世界日報は
ハッキリ言って、終わってます。
（それともタブロイド紙なのでしょうか？）

こんな捏造教授の言葉を、得意になって引用する韓国人も終わってます

というか、韓国が終わってます。

＊大学教授が新聞連載で捏造なんて…そんな馬鹿な
とお疑いの方は、試しに引用文献のどれかを調べてみることをお勧めします。
たくさん日本語文献が引用されているので、お手持ちの蔵書中にも該当書籍があるかもしれません。
そこでは漏れなく歪曲・引用部分を見つけることができるでしょう。
結果は、ここに投稿して頂けるとありがたいです。
後でまとめて、この劣等感炸裂教授に送りつけてやりましょうｗ

第二の李泰鎮、白雲国になることを期待してｗ