これが、韓国の国会図書館のHPです。
http://www.nanet.go.kr/japan/h_fact/fact.html>ここの、左のバーの下から5番目をクリックすると現れるページです。
さて、ここに掲載されているのは、扶桑社と、日本書籍の歴史教科書です。
このHPを証拠とし、韓国の報道で、日本の教科書記述内容が大変な問題となりました。
また、多くの韓国の反日HPでは、この翻訳が日本の教科書の記述として紹介されています。
この左側、扶桑社の教科書の拡大写真です。
この下には、赤の囲み部分の韓国語訳が載っています。
以下は、その訳文です。
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赤囲み部分の日本語
朝鮮半島は戦略的に重要だが、軍事的には不安定だった。イギリス,アメリカ,ロシアの3国は、いずれも支配を狙っていたが、実際に統治を維持することは困難であると考えていた。自己負担はさけたいが、他の2国のどちらかが統治するのは困るという地域に対し、統治者として新興国・日本の登場は、3国において好都合であった。
日露戦争後、日本は韓国に韓国統監府を置いて、支配権を強めていった。1910年(明治43年)日本は韓国を併合した(韓国併合)。
これは、東アジアを安定させる政策として欧米列強から支持されたものであった。韓国併合は日本の安全と満洲の権益を防衛するのには必要であったが、経済的にも政治的にも、必ずしも利益をもたらさなかった。ただそれが実行された当時としては、国際関係の原則にのっとり、合法的に行われた。しかし韓国国内には当然併合に対する賛否両論があり、反対派の一部からははげしい抵抗もおこった。
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確かに、「(日韓併合は)国際関係の原則にのっとり、合法的に行われた」など、韓国国民の感情を逆なでする記述が見られます。
さて、上の青字部分を見ると、通常、教科書記述される正確な日本語とはいえないのである。
「統治するのは困るという地域」は文法的に間違えており、
「ただそれが実行された当時としては、」の部分の「ただ」というのは、正確な日本語ではなく、通常教科書には正確に「ただし」と書かれるのである。
また、8行目以降フォントが変更となっているのも 気になるところです。
さて、実際の教科書では、どのように記述されているのでしょうか。
以下は、上の写真をTEXTにしたものです。
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韓国併合
日露戦争後日本政府は韓国に、韓国統監府を置いて支配を強めていった。日本政府は韓国の併合が、日本の安全と満州の権益を防衛するために必要であると考えた。イギリス、アメリカ、ロシア、の3国は、朝鮮半島に影響力を拡大することをたがいに警戒しあっていたので、これに異議をとなえなかった。こうして1910(明治43)年、日本は韓国国内の反対を武力でおさえて併合を断行した(韓国併合)。
韓国の国内には、一部に併合を受け入れる声もあったが、民族の独立を失うことへのはげしい抵抗がおこり、その後も、独立回復の運動が根強く行われていた。
韓国併合のあと、日本は植民地にした朝鮮で鉄道・灌漑の施設を整えるなどの開発を行い、土地調査を開始した。しかし、この土地事業によって、それまでの耕作地から追われた農民も少なくなく、また、日本語教育など、同化政策が進められたので、朝鮮の人々は日本への反感を強めた。
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さて、上の写真の実際の扶桑社教科書の写真は2001年6月10日発行初版である。
途中で改訂された可能性も無いとはいえません。そこで、2005年度版正式教科書も確認しましたが、全く同じ記述でした。
何故このような違いがあるのか?
2001年の検定において、扶桑社からの申請文では、以下の様になっていました。
検定に申請した際の原文
(韓国併合は)東アジアを安定させる政策として欧米列強から支持されたものであった。韓国併合は、日本の安全と満州の権益を防衛するには必要であったが、経済的にも政治的にも、必ずしも利益をもたらさなかった。(ただ、)それが実行された当時としては、国際関係の原則にのっとり、合法的に行われた。
検定による変更後
日本政府は、韓国の併合が、日本の安全と満州の権益を防衛するために必要であると考えた。イギリス、アメリカ、ロシアの3国は(中略)異議を唱えなかった。こうして1910年(明治43)年、日本は韓国内の反対を、武力を背景におさえて併合を断行した(韓国併合)。
韓国の公的機関のHPに掲載されている文は検定申請時の文と同一である。
韓国の国会図書館に掲載されている写真は、検定前のものか、、検定前の教科書を参考に捏造したものではないかとの疑いが出てきた。
そこで、もう一度HPを見てみましょう。
よ~~~~く 詳細に見ると、、、
検定前の教科書
と、書かれていましたorz
あまりにも紛らわしい。
いくつかある原案のうちの一つを批判して、意味があるのでしょうか?
なぜ、実際に配布された教科書を批判しないのか?
しかも、実際の教科書は、批判対象部分をきちんと修正している、、、
検定前の教科書を元に記事を書く韓国言論。
紛らわしい韓国国会図書館のHP
それを利用し、更に反日を主張する市民団体のHP
どれも腐っている。
韓国政府の目的は、「日本の教科書記述を修正させる」ことではなく、「反日世論を誘導すること」である。
賢い韓国人は、騙されないでください