ホーム > 野球 > 野球最新紙面記事

阪神主催ゲーム、日本中でやる!

 阪神が2010年以降に、公式戦開催エリアを、北は札幌から南は沖縄まで、日本列島を“縦断行脚”する構想を持っていることが31日、分かった。すでに沖縄県が同年中に阪神-巨人戦を誘致したい意向を示しているが、南信男球団社長(54)は、沖縄での主催試合に障害はなく、さらに札幌、東京、福岡ドームでも、フランチャイズ球団の了承を得て公式戦を開催したい考えを示した。

  ◇  ◇

 全国の虎党に朗報です!!札幌ドームで阪神-広島戦?はたまた東京ドームで阪神-ヤクルト戦とか、福岡で阪神-巨人戦なんて、前代未聞の対決も夢じゃない。

 北海道から沖縄まで日本列島2000キロを股にかけ、猛虎が全国規模で主催試合エリアを拡大するプランを描いていることが明らかになった。

 今月26日、沖縄県の仲井眞弘多知事が、来年、那覇市の奥武山運動公園内に新球場が完成予定であることから、阪神-巨人の公式戦を誘致したい考えを示した。

 これに対し、この日、南球団社長は「阪神が主催することにも障害はないでしょう。複数試合を主催しても構わないのでは」と前向きな姿勢を示した。2月の沖縄キャンプ中に、同県側から打診があれば、積極的に協議したい考えだ。

 だが、猛虎の戦略は沖縄だけで終わらない。同社長は「来年以降は、札幌や福岡でもやれたらと考えています。まずは福岡がいいかな」と新構想を明かしたのだ。

 すでに非公式の形で、各地の球場から、阪神戦開催の打診が入っており、北海道なら日本ハム、福岡ならソフトバンクのフランチャイズ球団の了解を取り付ければ、開催は可能だ。同社長は「甲子園の開催試合は減らせないが」としたうえで、主に京セラドームや、倉敷など年間十数試合を行っている地方球場開催枠を、全国に拡大する方策を明かした。

 さらに、宿敵巨人の本拠・東京ドームでも「東京の巨人さんとヤクルトさんの了解を得て、交流戦をやる方法もありますから」と虎視眈々。試合数に限りがあるため1年で一挙開催は難しいが、全国の野球ファンを楽しませるため、虎が“珍カード開催”に動く。






Copyright(C) 2007 Daily Sports All Rights Reserved.
ホームページに掲載の記事、写真などの無断転載、加工しての使用などは一切禁止します。ご注意下さい。
当サイトは「Microsoft Internet Explorer 4.x」「Netscape Navigator/Communicator 6.x」以上を推奨しています
Email : dsmaster@daily.co.jp