Promise SmartStor NS4300N/Corega CG-NSC4500GT/Corega CG-NSC2100GT

MediaTomb 0.11.0 UPnP Server プラグインのページ

 

ダウンロード mediatomb_010102_promise.ppg       Promise NS4300N/Corega CG-NSC4500GTPromise版ファームウェア用

ダウンロード mediatomb_010102_corega.ppg         Corega版ファームウェア 01.03.2140.01以降用 (CG-NSC2100GT)

ダウンロード mediatomb_010103_coregax.ppg       Corega版ファームウェア 01.02.2140.06以降 (CG-NSC4500GT)

 

     前提要件

対象機器・ファームウェア:

     Promise NS4300N/Corega CG-NSC4500GT/Corega CG-NSC2100GT

     Promise版ファームウェアの場合は 1.04.0000.11(SR4)以降、機種はPromise NS4300N/Corega CG-NSC4500GTであること

     Corega版ファームウェア01.03.2140.01以降用は機種がCorega CG-NSC2100GTであること

     Corega版ファームウェア01.02.2140.06以降用は機種がCorega CG-NSC4500GTであること

 

  これ以外の機器および環境には適用しないこと。

     Corega CG-NSC4500GTで本プラグインを使うにはCorega版ファームウェアで使用する方法とPromise版ファームウェアを導入してPromiseファームウェア版を使用する方法がある。
Promise
ファームウェアの方が進化版のファームであるため安定性や一部機能追加でメリットがあるが、導入すると当然コレガのサポートを受けられなくなる。さらに一旦Promise版ファームウェアを導入するとかなり危険が伴うことをしないとCorega版に戻せないので覚悟して実施すること。
また、NSC4500GT Corega版ファームウェア用のプラグインはファームウェア仕様の都合でWebGUIからMediaTombプラグインの有効化/無効化ができない。
なお、今後Corega版ファームが更新されて世代がPromise版ファームに近づけば(01.04.2140.xx以上になること)NSC2100GT用のプラグインが使用できるようになる可能性があり、その際はこの制限がなくなると思われる。

 

  その他:

     純正のDLNAプラグインとは競合しないはずだが、導入前に純正のものを無効化あるいは削除しておくことをお勧めする。

     当然ながら導入した結果不具合やその他の被害があっても作者は一切の保障をしません。原則自己責任で。

 

     導入

1.        まず上記の前提を確認し、適合するように準備しておく。

2.        対象ファームウェアに応じたppgファイルをダウンロードし、NASPUBLICに入れておく。

3.        NASの管理Webページを開き、メニューの「管理」→「システム更新」→「アプリケーションプラグイン」を開く

4.        「フォルダ」はPUBLIC選択、「ファイル名」に対象ファームウェアに応じたppgファイル名を入れて「OK」クリック

5.        無事入ったら「ファイルとプリンタ」→「プロトコル制御」→「アプリケーションプラグイン」でMediaTombのプラグインを有効化し、ステータスがONになったら稼動開始。
ただしCorega CG-NSC4500GT01.02.2140.06以降用プラグインの場合は、導入後NASを再起動した時点で有効化する。

 

 

     MediaTomb設定等

1. メディアファイルのフォルダはデフォルトで下記のように出来上がる。
\VOLUME1\PUBLIC\
    Videos
    Musics
    Pictures

ここにビデオや音楽のファイルを入れる。メディアフォルダを\VOLUME1\PUBLIC下から他に変えたい場合は後述3参照

 

2. ファイルをフォルダに投入したら、とりあえずMediaTombに手動で認識させる。
http://NAS
IPアドレス:49152/ を開く。IEの場合は一度ダイアログ表示が出るが、無視して進む。
Firefox
等ではダイアログは出ない。49152で開かなかったら49153でやれば開く。
画面が出たら左ペインの「Database」クリックして選択。その下のツリーから「Media tree」を開き、VideosMusicsのフォルダを選択し、右ペインの上にあるをクリック。フォルダの設定画面が出る。
下の「Set」をクリックすると、表示が更新されて認識されたメディアファイルが出る。
あとはDLNAクライアントから繋げれば「Database」ツリーの下のメディアファイルが選択・再生できるはず。
なお、デフォルトで出来上がるVideosMusicsPicturesフォルダの場合は8時間に一度メディアの更新チェックが走るように設定しており、これも先のフォルダ設定画面で変更できる(8時間=28800秒で設定されているのがわかると思う)

 

3. フォルダ構成を変えたい場合は、左ペインの「Filesystem」を選択。ツリー表示がNASLinux上のディレクトリ構造になるので、公開したいフォルダかファイルが出てくるまでツリーを開いて、出てきたら右上のをクリックする。の場合自動更新が設定できる。その下のフォルダも自動更新の対象にする場合「Recursive」にチェックする。
設定されたパスは「Database」ペインのツリーに反映される。

 

4. ただし反映されたツリーは「Database」ペインの「Media tree」の下に、OSのツリー構造がそのまま出ていまいち。
それが気に入らない場合は後述の方法でLinuxのルートディレクトリに該当フォルダのシンボリックリンクを作ってそれを「Filesystem」から登録すればOK

 

さらに詳しい情報は、mediatombでググれば設定例がいろいろ出てくるので参考にしてください

 

     Linuxの知識がある人用

     以下はPromiseファーム版対象の記述なのでCoregaファーム版を使用する人は「PLUGINAPP」を「COREGA_APP」に読み替えること

 

ファイルPLUGINAPP\MTOMB\server\telnetに、NASに登録したユーザ名を書いておくとtelnetでき、さらにそのユーザからrootになることができる。例えばadminと入れておくとadminからrootになることが可能になる。
PLUGINAPP\MTOMB\server\telnet
に書けるユーザ名は1つのみ。

ファイルを書き換えた後はmediatombプラグイン無効化→再有効化か、NAS再起動が必要。
telnet
はポート2380番を指定して接続する。

rootになるには sudo sh とやればOK。上記4のシンボリックリンクはrootになってから作る。

 

例: (VOLUME2に作ったVideo-AVCというフォルダを公開したい場合)

ln -s /VOLUME2/VIDEO-AVC /Video-AVC

こうすると「Filesystems」のトップツリーから /Video-AVC が選択できるようになり、「Database」の「Media tree」直下に現れる。

ただし再起動するとシンボリックリンクは消えてしまうので、

/VOLUME1/PLUGINAPP/MTOMB/server/mediatomb/mediatomb.sh にこの行を書き加えておくと、毎回mediatomb起動時に自動的にシンボリックリンクができるようになる。

 

なお、「Database」のツリーには「Video」のフォルダもあり、ビデオファイルがそこでもみな選択できるようになる。

本来ここも階層ができるはずの設定をしているが、mediatomb本家からもらってきたバイナリではうまくそのように動かないようなので今回「Media tree」側に工夫してみた。

 

     パッケージの構成について

このプラグインパッケージにはPowerPCアーキテクチャ用のmediatomb 静的リンク実行バイナリがそのまま含まれている。
もとのファイルは下記で提供されているものである。

 

http://mediatomb.cc/pages/download#static

 

ここにはPromise NS4300Nで動作確認済みの記載があったりする・・

 

なお、本プラグインについてサポートを積極的に受け付けるほど作者に余力はないが、何かある場合は2chの下記スレッドにてどうぞ。

 

http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/hard/1223005070

 

以上