JRおおさか東線、北ヤード乗り入れ──2018年度までに開業、150億円追加投資

 
              
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JRおおさか東線、北ヤード乗り入れ──2018年度までに開業、150億円追加投資

2009/01/31配信


大阪府東部と新大阪駅を結ぶ路線として整備中のJRおおさか東線(久宝寺―新大阪)が大阪・梅田北ヤード地区に乗り入れるルートで建設されることが31日、分かった。西日本旅客鉄道(JR西日本)などが新大阪駅止まりの従来計画を変更、約150億円を追加投資して大阪駅近くを通る梅田貨物線につなげる。2018年度までの全面開業を目指す。

 おおさか東線は城東貨物線を複線にした上で旅客化する事業。08年3月に久宝寺―放出(はなてん)間が先行開業した。放出以降は西淡路から新大阪まで新しい線路を敷設し、新大阪駅止まりとする予定だった。

 新たな計画では西淡路から引いた線路を東淀川駅の北側で、すでに一部旅客で利用中の梅田貨物線につなぐ。同貨物線は北ヤードの再開発に連動し、地下化と新駅設置が計画されている。

 梅田貨物線への接続にはおおさか東線が東海道線を越えるための高架化が必要。追加費用は全体で約150億円を見込む。JR西日本、大阪府、大阪市が均等に負担する案を軸に調整を進めている。先行開業した区間を含む総事業費は1250億円程度となる。
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