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【サッカー】

流経大GK林獲りにJ10クラブ

2009年2月1日 紙面から

 流経大3年の元日本代表候補GK林彰洋(21)の獲得に、Jリーグの鹿島、京都が乗り出していることが31日、明らかになった。今後、獲得の意思表明をするクラブはさらに増えそうで、流経大の中野雄二監督は「最終的には10チームくらいから声がかかる」との見通しを語った。

 日本人離れした194センチの長身が魅力の林は、07年のU−20W杯カナダ大会に出場し、オシムジャパン時代にはA代表候補合宿にも飛び級で招集された将来の日本の守護神候補。昨年9月に左手小指を骨折し、復帰後はベンチを温めていたが、中野監督は「練習では林の方がいいプレーをしていたが、チームが安定していたので変えられなかった」と話し、今季の復活に太鼓判。大学最終年に向けて、今春は、複数のJクラブのキャンプに参加する予定になっている。中野監督は「将来的に、あの時期が一番成長したと振り返られるようになればいい」と成長に期待した。

 流経大は今季、J1、J2、Kリーグに合わせて13人の新卒業生がプロ入りし、大学としては史上最多の大量輩出となったばかり。31日夜、都内で開かれた関東大学リーグ優勝祝賀会には約700人ものサッカー関係者が出席し、注目度の高さを示した。

 

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