津和野町の医療を守っていこうと、石西厚生連労組のメンバーや一部の町議、住民が参加した「第1回厚生連破たん問題対策会議」が29日夜、町内で開かれ、町民集会の開催へ向けて動き出すことを決めた。
同町では津和野共存病院などを運営していた石西厚生農業協同組合連合会(石西厚生連)の破産を受け、医療法人「橘井堂(きっせいどう)」が新たな指定管理者となって運営を引き継ぎ、地域医療に取り組んでいく。この日の会議では破産から現在に至るまでの経過や問題点が取り上げられた。同労組は「破産の原因や経緯がまったく不透明」と指摘した上で、「津和野町の医療は行政と病院と地域住民が知恵を出し合い、協力して創(つく)っていくもの」との考えを説明した。
出席者からは「住民みんなで守っていくとの思いを高めていくことが大切」などの意見が出されたほか、町の説明責任を指摘する発言もあった。
同労組の村上卓委員長は「住民の命にかかわること。これ以上津和野の医療が低下しないようにするための集会にしたい」と話していた。今後集会へ向けて準備会を開き、内容などを詰めていく。【児子勉】
毎日新聞 2009年1月31日 地方版