こんにちわ、愚民諸君。毎度お騒がせしております、watcher1です。本日もお忙しい中、私のスレッドをひらいていただき有難うございます、しばしの間お付き合いのほどをお願いいたします。
さて、現代の日本には、さまざまな食品の「商品券」が御座います。食事を楽しめる「グルメカード」。そして「米」「肉」「果物」「卵」「醤油」「アイスクリーム」等、なかなか良いものでございますね。
贈り物をする際に、直接嵩張る商品を持ち歩く必要が無いうえに、受け取った側が必要な時期に自分の好みを考慮して商品を受け取れるのですから、これは大変便利で文明的なものですね。冷蔵技術も無い、食品が傷みやすい時代なら、一層便利かも知れません。
日本のお米券
日本の果物券
ここで少し話を変えさせていただきます。
皆様は「落語」をご存知でしょうか? 江戸時代から伝わる、一人で演じる笑い話を主とした伝統芸能です。私watcher1も実はこれが大好きで、CDを結構持っています。たとえ言葉が判らなくても、面白いのではないかと思いますから、愚民の皆さんも是非一度お聞きになってくださいね。
落語の公演の様子
ここで少々脱線しまして、落語「江戸っ子」の筋を紹介します。
「ご隠居さん」が、昔から目をかけている道具屋の「六兵衛」の店に、いい茶碗が入ったというので訪ねてきます。茶碗を気に入った「ご隠居さん」に対する「六兵衛」の言い値が、十五両。
ところが「ご隠居さん」は、「ああそうか。じゃ十両でいいね」と取り合わない。こう当然のように値切られると、「六兵衛」も、江戸っ子として引き下がれません。
「いえ、負かりません」
「いいじゃないか。十両にしときな」
「いいえ、いけません。高いと思いなさるなら、返してください」
「誰が返すと言った」
こうなったら収拾がつきません。
「ご隠居さん」が昔のことを持ち出して、おまえには無利息で金を貸してやった事が有ると言うと、「六兵衛」も負けじと、利息はあなたが受け取らないので、その代わりに大黒屋の切手を付けたじゃないかと応酬します。
この噺は、ようやく五両を負けさせた「ご隠居さん」の、「いや、よく負けてくれた。負け賃に五両出そう」という粋な台詞で終わる訳ですが・・・さて、ここで出てきた「切手」とは、いったい何でしょうか?
実は、これこそが江戸時代の日本に広く流通していた「グルメカード」なのです。
18世紀以降、どこかの愚民国と違い貨幣経済の発達した真の文明国・日本では、なんと豆腐切手・洒切手といった商品券が、おおいに流通していました。
当時の日本でも現代と同様、冠婚葬祭や病気の人に御祝儀やお見舞い等を贈る風習がありました。誰からどんなものをもらったかをきちんと記録する習慣もあり、日本各所に残る当時の「御見舞受納帳」「年中金銭出納帳」には、その内容が克明に記されています。ここには魚や肴など現物や銭貨とともに、こうした商品券が併記されています。
こうした商品札・商品切手は商人、または同業の仲間が結成する組合が、自分達の店で取り扱う商品の給付を目的として発行した有価証券で、一定の期間内、あるいは期限を定めず、商品札に記載された指定の場所で商品の給付を受けるものです。
前述の台帳や慶応年間に生きた京都の呉服商人・水口清兵衛の日記、そして十八世紀後半から明治初期まで、京都衣棚竹屋町の薬種問屋を営んだ岡田家(屋号近江家)に残された儀礼文書等によると、当時の贈答用として「豆腐」「酒」「白砂糖」「茶」「蕎麦」「魚」「菓子」等の商品券が多数流通していたようです。
酒札
同じく酒札
茶札
砂糖札
肴札
その他ユニークなものとしては、「鮨」「鰻」「泥鰌」「数の子」等の商品券もありました。
なかなか面白いでしょう。江戸時代の日本は、貨幣経済が発達し、さまざまな嗜好品が庶民の間に流通した真の文明国だったのです。日本人はほんとうに恐ろしいですね。
皆様お楽しみいただけたでしょうか。
おっと、お帰りになるのはまだ早いです。
・・・ここからが本題だからです。
私は、日本の経済が昔から栄えた証拠として、商品券を紹介しました。
韓国にも、当然有りますよね? 李氏造船は、あらゆる文化の栄えた歴史と伝統を誇る国だったと君達の教科書で読みましたし、他のスレッドでも「日本にあらゆる文化を伝えた国」と言っている友人達が沢山居ましたから、有るに決まっていますね!
李氏造船時代から伝わる、商品券を紹介して欲しいです友人達。
真の文化が本当に実在したなら・・・
李氏造船の栄光が捏造でなければ・・・
文明国なんだから有りますよね、当然!!
早く紹介してください、待ってます!!