環境音楽の演奏家・伴奏家・作詞家・音楽コメンテーター、かつ音楽療法士でもある山田美樹の、ライブレポートやスケジュール、音楽日記やコラムを書いて行きます(^^☆)
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*~「音楽」について思う事~*
山田美樹♪出演予定詳細はコチラ(*^ー^)ノ♪

╋╋╋╋╋

この仕事に就いて早、20年強が経過した。
クラシックを学び~桐朋学園音楽大学演奏楽科ピアノ科に在籍しながらも、その教育体系に馴染めずにポップスやミニマルミュージックに完全に傾倒。
ブライアンイーノや坂本龍一、橋本一子やoyuki conjugateなどのかなりコアな路線を愛好。
その後LA公演をきっかけにAORやサルサ~メレンゲにのめり込み、その後中東音楽~マサラミュージック・・・マレイ歌謡からネオフラメンコなどに至る音楽放浪者となる。

音楽に回帰点は求めない。

其処に在るものが音楽であり、其処に在る言葉がチャントであり、祈りである。

音楽放浪はこれからも続いて行くだろう。
そして私は本物の放浪者となる夢を、近い将来必ず実現したいと思って居る☆~

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《続・雨……》
from mo'm_cable..
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ステージの変化

私が去年までの交流関係の殆どを絶った理由については、それをうまく言葉に現す方法がまだ見つかっていない。
だけどこの五年間の去年の少なくとも三月までのその関係の中で、大切なもの以外の全てを手放した事は確かな事で、それは単純に「生きるステージの変化(上昇)」だと確信している。

多くの人たちは「ステージ」という言葉を嫌う。
そういう話をすれば「あなた何様よ!」という目で私を見るようになるし、
その言葉の真意を受け取ろうとはせず、その言葉を言われた自身が見下されたような、勝手な錯覚に腹を立てる(笑)
最近はそういう人との交流も、迷わず切り捨てる決断力もこなれて来たのか、
努力なしに高みの住人と肩を並べようとするような怠惰な人とは、もう関わらない。


人にはその時々に与えられた役と、その役に相応しいステージがある。
それが分相応ではなく少し努力の居る事だとすれば、それこそがチャンスでありステップのタイミングが巡って来た事になる。

常にパーフェクトではないのが人間の行いではあるものの、「人は皆パーフェクトではないのよ。」という理由をつけてそれを、
怠惰な自分を正当化する言い訳に利用する類の人たちは、この世に五万と居るだろう。

 いいのよ、一歩ずつ、一歩ずつ…。

少なくとも私が幼い頃、その場で一歩を跨がないものは落第生の烙印をその場で押された時代だった。 

 今気がついた事、今注意された事は今その場で直せ。


その場で出来ない事であっても、その場で直そうとする努力だけは少なくとも人は買ってくれる。

ステージは自分で上げて行くものだ。
人はそれを意図的に引き下げようとする悪意を、誰しもが秘めているからだ。

# by miki-yamada | 2009-01-07 13:03 | *~コラム~* | Comments(0)
存在しない月

私の直感が再び開き始めたのと時を同じくして、
私の周囲の人たちの感覚も開き始めたようです。

それが何を意味するのかはまだ、定かではありませんが、
今日職場で或る人の口を借りて私に…
『音を止(や)めてはいけない。』
…と語りかける背後の存在を確かに感じました。


あと数年したら音楽の表舞台の仕事からは完全に身を引こうかと、
半分決意しかけた、このタイミングで聴き取った背後の声(声の主)は、
演奏中~心霊現象としても誰もが分かる形でも明らかに現れました。



歌手の八木こうこさんが私と伴侶の為に訳詞してくれた曲、


 『存在しない月』…



肉眼で見るよりも確かなメッセージを感じ取れた時、
それまで報われずにいた言霊や未練も昇華の時を得るのでしょう。




ガランとしたステージ

天井から当たる一本の光


木々の香りを舞台演出に用いた、文字通り一人公演の夢を最近頻繁に見ています。



メッセージの主は、私がいつか国外で思いもよらない形で羽ばたく事を預言し、

私を音綴りの世界に引き留めてくれる、

人の目には『存在しない月』かもしれません。
# by miki-yamada | 2008-08-27 23:37 | *~コラム~* | Comments(0)
裸で生きる勇気...

消えて行った芸人やコメディアンたちは、今ごろ何をやって生きているのだろうか……?(´·ω·)

私のような仕事をしていると、職種に関わらず《華の頂点》と《散り切れずに生き残っている無惨な華》の両方を、同じ人が見せてくれる事は頻繁に起きる。

ギターを持って漫談をしていた人や、
ソロから被り物アメリカンのコンビ漫談に転身した女流漫談師…、
エロ系から女優に転身したタレントやタレントからAVに転身したアイドル………、

そんな彼らの素顔に度々触れるたびに、
勝つもオチるも決め手は己なんだよ……と…

心の端っこで思う…。


華の経験は無いよりもあった方が良い。
美しく咲いた花にはやはりそれなりの《華》があるし、あとはどう手入れをして行くかはその花自身の本質的な能力に一生試されて行くのだから。


最近《花》を咲かせている小島よしおさん。

コストのかからない芸人さん……と思いきや、しっかり体を鍛えてそうな形跡が見られる。

見えない場所で努力をしている芸人さんは、きっとどんな形ででも強く生きて行けると思う。

人を笑わせるのではなく彼らは…、
人を裸にする事、自らが裸で他者と向き合う事を本能的に知っているから…☆~
# by miki-yamada | 2007-09-19 15:47 | *~コラム~* | Comments(0)
本物が生まれる時...

あまり大きな声では言えない事を、今日は少しだけ書いてみたくなった…。

ここのところ、同業者以外のミュージシャンやアーティストの作品やライブに触れる機会を増やしている私…。
それが何故か…という理由についてはあえて明言はしないでおくが、今のところ……

坂本龍一さんや細野晴臣さん、吉田美奈子さんや大貫妙子さん等に出逢った頃のようなミラクルなアーティストには、それらの中から出逢えていない…。

偏見や拘りや偏り……、

全てのネガティブな思考回路を全てオフにして現地に向かい、そして音魂に耳をそばだてるけれど、
そこにあるのは発芽未満のイメージの断片だけでそれが形をともなわない……。

一つには彼らが…制約の無い環境でただひたすら…好きに音楽を奏でている、
自由過ぎる環境が原因ではないかとも思ったりする…。

それはメジャー…マイナー…インディーズに関わらず、制約を持たない環境がむしろ彼らの発想の制約になってはいないだろうか……という、逆説の視点なのだけど…。


イメージングする事は素晴らしい。

だが、そのイメージングがブループリントを超えるエネルギーをともなわないまま、三次元世界に送り出されてしまった時、
そのイメージたちはさ迷う幻影として地上に留まる場所を持たず徘徊し続ける事になる。


《世に出る》とは着床を意味する。

その着床こそがクリエイトであり、
私たちプロのミュージシャンは厳しい制約の中にありながらその無限の力量を試され続けて行く。

先に活躍したビル·エヴァンス(jazz pf.)も酒場でのBGMとして扱われていたライブテイクを、極秘に収録してコレクションしていた良い客筋から火がついて、後世にその名と音を遺した一人。

さらにブエナヴィスタ·ソシアル·クラブやジプシー·キングス等……、

本物は制約の中に育って行く…。

制約を超えるエネルギーがMAXを振り切った瞬間が《オリジナリティー》であり、
人々は穏和なイメージ·スピリチュアルやイメージ·ミュージックを望んでいるわけではないのだと、
私は自身の活動にそれを照らし合わせながら先の途を予見してみる……♪~
# by miki-yamada | 2007-09-09 21:32 | *~コラム~* | Comments(0)
♪いつものように~コンザビテュード(ゥ)…~

…ご存知だろうか…?゛
このタイトルが実はあの、有名な《My way》の元のタイトルだという話を…(* ^^)?

 *~*~*~*~*♪*~*~*~*~*

 朝が来る
 はだけた君の胸元に
 風邪を引かないように布団をかけてあげる
 …いつものように…

 コーヒーを沸かし 君を起こさないように新聞を読み
 朝食の後片付けをして
 家を出る…いつものように…

 夕方…君よりも一足早く帰って
 夕食の支度をする…いつものように…

 誰かと酒を呑んだ君の帰宅を出迎え
 キスをしたあと服を脱ぐ君を
 ベッドで待つ
 …いつものように…

 そして君の髪を撫で
 まるで出会った頃の二人のように
 夜明けまで
 愛し合うふりをする

  …いつものように……


 *~*~*~*~*♪*~*~*~*~*

《いつものように》はフランス語で《コンザビテュード(ゥ(》と発音するが、この響きがこの曲に乗ると胸をかきむしられるような官能的な響きになるから、不思議だ…。

フランク·シナトラはこの《コンザビテュード(ゥ)》というフランス語の響きに悩殺され、この曲を持ち帰って自らも歌いたかったに違いない。

《いつものように》……。

この《いつものように》が《当たり前》になるか、
《いつも通り》の安らぎになるかは、その人その人の心の在り方次第かもしれない。

《My way》の…あの警戒なリズムが《コンザビテュード(ゥ)》というタイトルに変わると
どうしてもゆるく重たげな8ビートで表現したくなるのは、どうやら私だけではないようだ…☆゛
# by miki-yamada | 2007-03-06 18:48 | *~コラム~* | Comments(0)
*~長い一日、長い夜明け~*

一つの夢が形になり、世に出てそれが認められ~市民権を得るには最低…五年はかかると言う。
五年かかって得た市民権からその道の第一人者として広く認められるには十年から二十年…、
そこから先に【カリスマ】として世に定着するには……^^*

それが【何かしらの形に見えるもの】ならまだしも、形にも見えず…まして価値観として人の心に蓄積して行く思想だった場合、
それを見た反賛同者たちが何をするかは推して知るべしだ(笑)

··★··★··★··★··★

昨日の二人の共演者たち…、
一人は美輪明宏さんのコンサートでは長く前座歌手を務めたディーバ~友部裕子さん~。

もう一人は25年の歳月を経てようやく自分の舞台をオランピア劇場に持つ事が叶った、いわゆる日本人的な価値観からするところの【オジン】の年代のベテランシンガー~遠藤トム也さん~だった……★

二人とも私は長く交流をさせて頂いており、いわば日本人離れした私の価値観や思想や感性をとても信頼して下さっている団塊の世代……。

その長い夜明けの幕開けに立ち会えた、私は幸せ者だとあらためて自負したい(¯ー☆


··★··★··★··★··★

どんな時にも私を芯から突き動かすものは【愛】…。
それはロマンティシズムな甘ったるいものでは決して無いのだけれども、《挑戦=慈愛》という私のスタンスを理解してくれる人にとっては、おそらく他の《愛》の侵入を拒むであろう産物に違いない。

私がこれだけの自信を持てるのは、神が私に与えてくれた数々の失敗が私の中に見事に財産となって蓄積された証しだと、これまた神様に感謝している。

私にとっては長い一日、
だが……
お二人にとっては長い夜明けを昏々と乗り越えた先の…本の一日に過ぎないとしても、
私はそんな…彼らの《本の一日》に立ち会えた事を誇りに思えた、
それはそれは安らかな花冷えの一日だった…☆゛
# by miki-yamada | 2007-02-25 11:05 | *~コラム~* | Comments(0)
♪review★~『三月の水』~★

1998年2月……、

念願のリオデジャネイロに降り立った私と彼…。

リオのカーニヴァルには未だ少し早いリオの街並みだったけれど、それでもサンバ支度真っ只中の街は色彩豊かで、この街の中では簡単に胸を隠したトップとデニムのホットパンツ姿が、
…特に奇抜な出で立ちとも思えない当たり前さで通りを横行して行く。

『どうだい君も…?』…と…あのチャーミングな笑顔でウィンクされ、恥ずかしいのに拒否する理由を失った私…(苦笑)

彼と二人…眩しい太陽を燦々と浴びた素肌はあっという間に火傷状態に……(苦笑)

アイスクリームを頬張りながら、街中のいたるところでコンガとマラカスとトロンボーン~ギターの小編成のリズムバンドが、サンバを奏でる。
三月になる少し前から始まる雨期……、その間際に燃え尽きるかのようにカーニヴァルが開催されるのだ。

『三月の水』……、
日本ではおそらく橋本一子氏が最初にレコーディングしたように、私は記憶しているが……、
国の習慣の違いや、気候が夏と雨期が逆転しているブラジルの原曲とでは訳の解釈が180度異なり、土臭さは消え去っていたような……。

『三月の水』…原曲は『夏の終わり』というタイトルだったが、そのタイトル通りに傾いた太陽の倦怠感をしくしくと歌うジルベルトの声は、
日焼けの火照りを冷ます雨のようになだらかで温(ぬる)くて…遠い…。

夏と夏の長い沈黙…、
何事も起きない事が決して幸せの証しではないのだ……と、
ジャパニーズの価値観とは真っ逆さまの歌詞を包み込むギターが寂しくて投げやりで、…そして心地よい……☆゛

# by miki-yamada | 2007-02-13 23:40 | *~コラム~* | Comments(0)
*~泡のようなplay(pray)...~*

“包み込むように奏でられたら.....”

いつもそんな気持ちで音符を追いかけて行く、私...。

環境音楽というジャンルが私の母船、
ラテンやシャンソン~アフロやマサラ~中東音楽やバルカン音楽...、様々な音楽を放浪して来たけれど、
ようやく心は古巣の環境音楽に還って来た感じ。

音楽家の私、詩人の私、
コメンテーターの私、そしてスピリチュアル·カウンセラーとしての私...。
色々な自分を使い分けて来たこの10年の歳月を一気に統括して行く事に、今だから決めようと決意出来る私が居る。

“出る杭は打たれる”けれど
“出過ぎた杭は打たれない”…と言ったのは、私の息子の父親だった。

“出る杭”から“出過ぎた杭”に育つには沢山の出逢いがあり、沢山の失敗も経験したし、
何より沢山の人たちの苦言や揶揄…誹謗中傷を含んだアドバイスが今の私へと成長させてくれたような気がする。

一つ…一つの迷いや疑心暗鬼が一つ…一つの気付きの芽となり、
伸びては刈り取られ…又伸びては刈り取られながら、以前よりは少し太陽に近い場所へ……☆゛

まだ何もかもが手探りだった時代が懐かしい。

泡のような軟らかさで、大地を受け止めたいと思う。
光を浴びてキラキラと七色にそれを跳ね返す泡のような気持ちで、その人の傍で微笑んで居たいと思う。

そんな気持ちが音楽を編んで行く瞬間を、その人と分かち合いたいと思う。

そして……

そんな気持ちでこれからも、多くの音楽に関わって行けたら…と願う…。

私の為の、
その人の為の、
歌い手の為の、

そして地球や大自然や宇宙や次元を超えた、
それが祈りであれと…深く望む私は、
今日再び生まれ変わる……☆゛
# by miki-yamada | 2007-01-28 00:08 | *~コラム~* | Comments(0)
MAHMOUD FADL“THE DRUMMERS OF THE NILE GO SOUTH”(NUBIAN TRAVELS)


夜風が冷たい。
そんな冷たい夜風が心地良いのは、むしょうにハートを暖めてくれるソウルメイトの存在があるから…かもしれない。

ソウルメイトはブロックで転生して来る。
ある時間、共通する境遇の中を生き抜いた魂との出逢いは時として、現実のルールやモラルすら吹き飛ばすエネルギーを持つものかもしれない。
そんなエネルギーに逆らわず身を任せる次元の狭間に立つ波しぶきを、泳ぐ事も無く沈む事も無い私は現世のマーメイド…。

魚の記憶を潜めてる。


そう…、
素直になれば扉は開かれる。
それまで頑なに私を遠ざけた不毛の鍵は、まるで臍の緒が繋がった親子のようにその暗証番号を指先に伝え、そして叩き出す。



未来はクリエイトされるもの。

人はその無限の可能性に、永遠にトライし続けて行く……。

MAHMOUD FADLのハイテンポなグルーヴに脳天を突き破られた今宵の私は、
心拍数を早めながらナイル川付近の魂たちとチャネリングしそうな気配だ…☆゛
# by miki-yamada | 2007-01-04 01:40 | *~コラム~* | Comments(0)
《充実.....》

この数日間、今にも恋に堕ちるんじゃ~~ないかというぐらい、
或る二人の男性に惹かれた(苦笑)

勿論お互いが先々の事を考えて恋愛の《レ》の音さえ発する事は無かったけれど、

あヽ………

これがいわゆる以心伝心ねぇ~………

というぐらい、心が通じ合って居る事は間違い無さそうだ。

魅力的な異性とは絶対に
親族契約を結んではならない……、
それが果たして真理かどうかは定かではない。

《その男性の下着は男性の妻が洗濯すれば良いし(笑)、
その男性の寝巻き姿よりも正装した姿を適度な距離で見つめあう関係こそ、
互いの感情や感性をMAX値にキープし続ける鮮度の秘訣!》
…とか言ってた私の友人が、三度目の結婚をしたらしい(爆)

……、

本当にその異性を心から好きになり、お互いがお互いを必要とし合うようになった時は、
私はその異性の最期の瞬間を看取る事で最高の愛を表現したいと願うだろう。

着かず離れずの距離は、
それを補う強烈な愛情を瞬間瞬時的に、適材適所に表現し合う事で初めて保たれる。

真の自由人こそ、
真の抱擁者なのかもしれない。

今日はそれを
昨日よりも強く感じて生きた一日だった……☆~
# by miki-yamada | 2006-12-21 00:46 | *~コラム~* | Comments(0)
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