首都圏放送センター

2009年1月30日 12時27分更新

内定取り消し 関東で624人


企業から就職の内定を取り消された大学生や高校生は、関東地方の1都6県で624人に上ることが、厚生労働省の調査でわかりました。

厚生労働省が、関東地方の1都6県の大学や高校を調査をしたところ、企業から就職の内定を取り消された学生や生徒は、今月23日の時点で、▽大学生が484人、▽専門学校生が76人、▽高校生が64人で、あわせて624人に上っています。
これは先月19日の時点の357人と比べて1.7倍に急増しました。
都県別では、▽東京が466人と最も多く、▽神奈川が55人、▽千葉が33人、▽埼玉が28人▽栃木が19人▽群馬が16人▽茨城が7人となっています。
厚生労働省は、ハローワークなどに設けた特別の相談窓口で学生や生徒を支援するほか、悪質な企業については名前を公表し、内定取り消しの増加に歯止めをかけたいとしています。