マンＣ、合宿先を無断で抜け出したロビーニョに罰金

　マンチェスター・シティ（マンＣ）のマーク・ヒューズ監督は２７日、先週スペインのテネリフェで行われた合宿を無断で切り上げたロビーニョに、クラブが罰金を科す意向であることを認めた。
「ロビーニョにはわたしの意見を伝えてある。われわれは彼に罰金を科すのが適当だと考える。制裁処置を実施するためには一連の手続きを踏むことになるが、その過程が公表されることはないだろう」

　ヒューズ監督はまた、「本件を“例外”として扱うつもりはない。ロビーニョはほかの選手と同様の扱いを受けることになる」と、チームに特定の選手に対する“特別扱い”が存在しないことを強調した。

　ロビーニョは先週、テネリフェで行われていた合宿を中断して母国ブラジルへ戻っていた。ヒューズ監督によると、ロビーニョはクラブの許可なしに無断で合宿地を後にしたという。
　ロビーニョがブラジルに発った数時間後、帰国の理由についてさまざまな憶測が飛び交ったが、本人は自身の公式サイトで「現在、家庭の事情でサントスにいる。問題が解決され次第、数日中にはマンチェスターに戻る予定だ」と説明。同時に、マンＣがカカの獲得に失敗したことと、今回の帰国の関係を否定していた。

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[ スポーツナビ 2009年1月28日 12:45 ]