2009.01.27

新極真会師範代・強盗事件/組織の隠蔽体質を問う!(写真掲載)

松井章圭や盧山初雄らから「MUGENは格技界のCIA…」と冗談を言われる程、私とパートナーのツカモトの元には全国のみならず海外からrealtimeで格技に関するあらゆる情報が集まってくる。
特に国内における極真系空手団体の情報については、表も裏もほぼ100%近いcover率を誇る。mediaで報じられた事件などは新聞・雑誌以上に詳細を把握しているというのが我がofficeの自慢であり、また私とツカモトが物書きであり、格技jourmalistでもある以上、情報収集は必要不可欠なものでもある。
ニュースソースは多岐にわたる。media関連が最も多いが、次いで多いのが読者・ファンから寄せられる情報である。以前は単なる噂に過ぎないガセも少なくなかったが、最近は<資料>を添付してくれる方が多くなった。
私やツカモトの人脈から入る情報もあれば、後ろ楯となってくれている<裏>から入るものもある。この場合の情報は極めて危険である。時には契約している顧問のG探偵社に依頼する事もある。
だから、私が現在使用している携帯電話のsubadress.Bにmailすると、例え相手がsubadressを使用していてもmeinadressが即、判明するし、携帯電話の機種個体番号まで分かるシステムになっている。機種個体番号が分かれば所有者を特定するのも容易なのは言うまでもない。
この程度のsecurityと<裏>関係を保持しておかなければ格技・空手界で生きていく(離れようともがいているのだが…)は、憲法で保証された<言論の自由>を守る事など出来はしない。

長い前置きはここら辺にしておこう。
またもや新極真会の醜聞・スキャンダルである。この事件の第1報はNet版の新聞だった。事情を確かめようと新極真会に幾度も問い合わせたが、<取材拒否>を盾に一切の説明を聞く事はできなかった。何度かの電話の際、新極真会事務局員ははっきりと言った。
「デッチアゲでしょ、あり得ない事です」
それでも私はこの事件を公開する事に若干の躊躇いがあった。新極真会が組織として私、つまり夢現舎に取材拒否を貫こうが、私は事務局長である小井泰三氏だけは唯一の良識人と信じていたからである。内密に小井と話し合い、彼の説明と誠意次第では内々に納めてもいいとさえ私は考えていた。
しかし、何度連絡しても小井氏からの電話はなかった。だからといって私は小井氏を責めるつもりは毛頭ない。組織の縛りのせいで私と連絡を取る事さえ不可能な状況に小井氏が置かれていると確信している。
そもそも新極真会は、15年前民主合議制を唱え、松井章圭を独裁者と断罪して分派発足した団体である(当時は支部長協議会派)。しかし現在、新極真会は民主合議制どころか北朝鮮なみの陰湿な鎖国独裁団体になり果ててしまった。
その好例を紹介する。
繰り返すが、この事件については、地方版とはいえ新聞発表された時点で私たちは把握していた。その後、読者・ファンから異口同音の情報がmailや郵便で寄せられた。その中の一通が以下の手紙である。宇部市厚南区に在住するAという元新極真会会員によるものだ。全文を記す。



新極真会山口中央支部において不祥事があったので、報告いたします。
10月22日付けの朝日新聞の山口版の所に、コンビニ強盗の記事があります。
このコンビニ強盗・金子大寿氏は新極真会山口中央支部の正指導員(防府地区担当)です。
何かと不祥事の多い新極真会、とても残念です。新極真会山口中央支部のホームページからは金子氏の写真等は既に消されています。
その件については、一切の説明もありません。相変わらずの対応です。朝日新聞の記事を同封いたします。



[コンビニ強盗の容疑で逮捕]
防府市のコンビニエンスストアに9月19日、男が押し入って現金5万円を奪って逃走した事件で、防府署は21日、阿東町地福下、無職金子大寿容疑者 (46)を強盗容疑で逮捕したと発表した。
同署によると、9月19日午前2時50分ごろ、防府市迫戸町のセブンイレブン防府迫戸町店に押し入り、女性店員にナイフのような刃物をつきつけて「レジを開けろ」などと脅迫。レジ内から約5万円を奪って逃げたというのが逮捕容疑。聞き込み捜査などから金子容疑者が浮上したという。金子容疑者は「全く身に覚えがない」と否認していると同署は説明している。
<2008年(平成20年)10月22日付「朝日新聞・山口版」>
※ちなみに防犯カメラなどの証拠から金子の犯行は確定し容疑者として刑事告訴されている。

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(犯人の金子大寿。大会では堂々と審判までしていた)

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(金子の師にあたる新極真会山口中央支部支部長・御手洗俊行。何ら責任も取らず)


A氏の怒りや悔しさが、この短い文章に込められているといってもいいだろう。A氏が記したように、事件の発覚直後、新極真会山口中央支部(支部長 御手洗俊行)が運営するHPから突然金子の写真を含むdate類が全て抹消された。
また新極真会総本部が運営するHPでは、この事件に関する一切のcommentもない。そして金子の直接的な師である新極真会山口中央支部支部長・御手洗俊行も何ら責任を問われる事もなかった。
過去を遡れば三瓶啓二の弟子が犯したハレンチ事件、塚本徳臣の麻薬事件、鈴木国博の暴行傷害事件、昨年の<小木事件>…。
実は新極真会が関わる刑事事件はまだまだあるが、この金子大寿の強盗事件を地方版新聞のみの掲載という理由から揉み消し(新極真会事務局員は「デッチアゲだ」と語っている)を図った新極真会というNPO法人の良識を疑わない人間はいないはずである。極真会館、極真館のみならず、極真系団体において、師範代や支部長クラス、つまり上層部の人間が起こす刑事事件がこれ程多い団体は新極真会以外ない。
今からでもいい。
この卑劣な金子による強盗事件について新極真会としての公式な謝罪と見解を求める。


(了)


samurai_mugen at 15:19 │Comments(2)clip!

この記事へのコメント

1. Posted by スネークマン    2009.01.27 16:59
また新極真会か。他の事件てのも気になるなあ。どんだけ腐ってんだよここの団体は。
2. Posted by 爺さま    2009.01.27 17:02
またですかいな!!!
驚きを通り越して呆れ果てましたのう

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