会員数が300万人に届こうとしていた「ニコニコ動画(RC)」では、動画上に出てきた言葉を誰が一番早くコメントできるか競うタイピングゲームや次々と流れてくるコメントをマウスカーソルで避けていくゲームといった、動画とコメントを使った様々な“ごっこ遊び”が行われていた。 ニコニコ事業本部 企画開発部 【尾崎 篤】 モバイルアプリゲームの企画や携帯の無料アイテム課金RPGサイトの運営を経て、「ニコスクリプト」の企画を任される。 研究開発本部 第二開発部 ポータル機能開発セクション 【志賀 雄太】 携帯電話向けアプリの開発を経て、「ニコニコ動画(γ)」から、会員認証システムの開発を担当。その後、Flashプレイヤの開発をメインに担当。ニコスクリプトでは、「スクリプトエンジン」とFlashプレイヤとの結合実装、企画との調整を担当。2005年新卒。 そして、「コメントに反応する仕組みは、コメントを付けるように誰もが簡単に使える方法にしよう」というところまで構想がふくらんだ段階でプロジェクトの発足へと動いた。まずはこのプロジェクトを成功させるためのメンバーの選定が行われた。企画制作側からは、これまで携帯電話ゲームの企画やサイト運営等を手がけてきた【尾崎】が、ゲーム企画の観点から「動画上で使えるコメントに反応する機能」の発案担当に抜擢された。
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