【主な業務内容】
ニコニコ動画の開発チームリーダー。ニコニコ動画の開発チームと企画チーム間の調整や、ネットワークやサーバ等のインフラシステムのパフォーマンス管理を担当。
【スキル・得意分野】
上流(要件定義・機能設計)から、下流工程のインフラ/アプリ設計。
好きなプログラミング言語は C/C++、PHP。
ポータル機能開発セクション セクションマネージャ
鈴木 慎之介
2000年入社。携帯コンテンツのプログラマ、ネットワークエンジニア、システムエンジニアを歴任し、現在はニコニコ動画PCサイトの開発を行うメンバーが在籍する、第二開発部 ポータル機能開発セクションのマネージャを務める。
─ ドワンゴへの入社動機、きっかけを教えてください。
知人の紹介でドワンゴを知ったのがきっかけです。当時のドワンゴは「i-mode」のコンテンツを開発していました。私も当時「i-mode」にかなり触れていて「これはすごいものが現れた」と思った時期でしたので、新しいことに取り組んでいる会社だと思いました。また、ドワンゴはもともと、ネットワークゲームシステムを開発している会社だけあって、新技術に対する研究や開発が活発に行われている分、技術に対するこだわりが強く、かつ新技術への対応が柔軟、そして「i-mode」コンテンツのような「面白いものをつくる」という開発力が、入社を決意した動機となりました。
─ 努力してやり遂げた業務に関するエピソードを教えてください。
ニコニコ動画(仮)を短期間でリリースしたことです。実際依頼されてから開発してサービスにするまでは5日間で行いました。戀塚のプロトタイプがあったとはいえ、本番に適したインフラの設計や、アプリケーション詳細設計、実装まで1人でやったのは結構大変でした。
─ 仕事のやりがいを感じるときはどんな時ですか。
自分が提案した企画が受け入れられたときは、いつも以上にヤル気が出ます。一般的な会社は「企画者」がネタを考えて、「開発者」がそれをもとに開発するのですが、企画者ではなく開発者が考えて作ったサービスがダイレクトにユーザーに届いて、ユーザーが楽しんでいる様子もダイレクトに伝わってくる。その喜びを感じられるのは、ドワンゴならではです。開発者でも技術の視点を活かして企画を考える文化があるのが、ドワンゴの強みだと考えています。
また、「リスクがあったり技術的に難易度が高い仕事」を達成したときです。ニコニコ動画のような動画サービスは通信データ量が極端に大きく、利用者が増えることでサーバへの負荷が増大するので、常にサーバダウンのリスクを伴っています。システムを極限まで軽くすることで、サーバダウンを回避するような問題解決ができたときは、特に嬉しいです。
─ これからの夢、目標を教えてください。
ニコニコ動画が世界で愛されるコンテンツになれるようにしたいです。ニコニコ動画では、クリエイターに自分でつくった動画などをアップロードしてもらっているのですが、そういった人たちにとってメリットがある環境を提供したいと思っています。クリエイターの著作権の問題など解決しなければならない問題もありますが、そこを解決して動画配信サイトといえば「ニコニコ」といわれるようにしてゆきたいと思っています。