【主な業務内容】
ニコニコ動画とそれに関連するサービス(PC版、モバイル版、動画投稿サービスなど)の企画、運営。
【スキル・得意分野】
プログラミング(C、C++、C#、Perl、PHP、ActionScript、その他)。
(※)特にゲーム、ネットワーク分野
ニコニコ事業本部 事業推進部第一セクション
セクションマネージャ
中野 真
1998年入社。 入社当時より、サーバプログラマとして開発を担当。企画者の提案通りに開発を進めることにとどまらず、技術視点での自分なりのアイディアを出すことを常に意識し、業務に取り組む。 2007年2月より開発職から企画職へ転向。現在はニコニコ事業本部事業推進部第一セクションにて、セクションマネージャを務める。
─ ドワンゴへの入社動機、きっかけを教えてください。
ネット上で知り合い、古くから交友のあった仲間たちがドワンゴを設立した際に、誘いを受け入社しました。ドワンゴは、気心知れた仲間たちと過ごせる場所だったので、とにかく居心地がよかったです。プログラマとしての経験そのものはない私でしたが、会長川上を始めとするまわりの仲間たちからの手助けを受けることができたので、前向きに多くのものを吸収していける刺激的な毎日でした。
─ 努力してやり遂げた業務に関するエピソードを教えてください。
特に強く印象に残っているのは、ニコニコ動画が動画投稿サイトからアクセスを遮断されサービス停止に陥り、1週間強で普及させた時のことです。この非常事態を打開するため、技術者としての経験を活かしての企画者間や技術者間の調整、また著作権関連については法務部と話し合ったり、日頃ユーザーと直に接しているユーザーサポート担当者とも連携をとったりと、情報共有を意識して進めていきました。ディレクターとしての自分なりの考えをしっかり持ちつつ、現実的な答えを探求しながら、個性的かつ仕事へのこだわりが強い人たちをまとめることには苦労しました。
─ 仕事のやりがいを感じるときはどんな時ですか。
ネットサービスは、自分が作ったサービスやコンテンツに対するユーザーの声が、ネット上の掲示板に掲載され、ニコニコ動画上ではコメントとしても反映されます。現に、上記のニコニコ動画(γ)立ち上げ時も、ネットの掲示板上ではユーザーからの多くの反応がみられました。「このサービスを絶対になくしてはいけない。一刻も早く復旧させなくてはならない」という使命感、プレッシャーを感じつつも、ユーザーからの叱咤激励に励まされていることが原動力となっています。
─ これからの夢、目標を教えてください。
ニコニコ動画に限らず、これからも「ただドワンゴが儲かるサービス」ではなく、あくまでも「ユーザーそして自分自身が楽しめるサービス(でも損はしない)」を世に生み出していければと思います。「誰が聞いても知っているような日本一・世界一ともいえるサービスをつくること」が入社当初から持ち続けている私の目標です。そして、今後も最新の技術に常に目を向け、開発視点で物事をとらえられる企画者として日々の業務に励んでいきたいと思います。