1月25日、大相撲初場所千秋楽は横綱朝青龍の優勝で幕を閉じた。久々に大相撲も熱くなった今場所だったが、表彰式で麻生首相が読み間違いをして話題となっている。しかし、ミスは読み間違いだけではなかった。いや、それ以上の重大なミスを犯していたのだ。大半の人間達は気づかなくてもデーモン小暮閣下の「悪魔」の目は見逃さなかった。
場所前は「引退説」まで飛びかった横綱朝青龍だったが、勝ちつづける度に朝青龍フィーバーへと変わっていった。彼の言動には賛否あるが、強い横綱が大相撲を盛り上げてくれることは間違いない。
その横綱朝青龍の優勝が決まった千秋楽。両国国技館の土俵上で表彰式が行われた。
表彰のために土俵に上がった麻生首相は「やっぱり横綱は強くなくっちゃ」と麻生節を聞かせてくれ会場も大歓声に包まれた・・・までは良かったのだ。
しかし、その後「内閣総理大臣杯 朝青龍殿」というべきところを「杯」の字を読み飛ばして「内閣総理大臣 朝青龍殿」とやってしまった。
漢字の読み間違いにまつわる逸話が多い麻生首相だけに、横綱を総理大臣にしたてあげたジョークだとは思い難い。
だが、それはほんの序章にすぎなかった。
実はこの時、麻生首相は大きな過ちを犯していたのだ。それは読み間違いなどというレベルではない、大相撲の礼儀からすると問題ともなりかねないものなのである。
「土足で土俵に上がった」のだ。
これについて、大相撲通の悪魔、デーモン小暮閣下がブログで厳しく指摘している。
「吾輩がかつて目にしたことのないことが起こった」
「大相撲の表彰式にて、内閣総理大臣が『土足で』土俵に上がった」
と驚きを隠せない。
本来は靴を脱ぎスリッパに履き替えるのである。
閣下は、「首相も知らないならば、『土足でいいのか?』と聞くべきだし、周囲もきちんと教えるべきだ」と言う。
さらに、「日本人が本来の文化を守らずして、外国から来た力士の無作法をとやかくいえるのか」と、古来の文化が軽視される風潮を嘆いている。
土俵に土足で上がった首相を見て違和感を感じた者がどれだけいただろうか。
「ずっと守られてきた慣習」がこうしてうやむやになっていくことは後で取り返すことは難しい。それだけに厳しく指摘する姿勢は必要なのだ。
「『土俵に土足で上る』問題は、ぜひ関係各所にてきっちり話題にしてもらいたい」
とデーモン閣下は訴える。
人間たちには真剣に検討して欲しいものだ。
(編集部:真紀和泉)
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【参照】
・デーモン小暮閣下の地獄のWEBROCK