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東京江東区の女性殺害事件

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2008年4月18日夜、23歳女性会社員がマンション帰宅直後に行方不明に。同じ階に住む男を逮捕、起訴。

ヘッドライン

Photo
現場マンション前で報道陣の取材に応じる星島貴徳被告=東京都江東区で2009年4月19日、村上尊一撮影(毎日新聞)

「矯正の余地ない」星島被告に死刑求刑…江東区の女性殺害

 東京都江東区のマンション自室で昨年4月、2部屋隣に住んでいた会社員東城瑠理香さん(当時23歳)を殺害し、遺体を切断して捨てたとして、殺人や死体損壊などの罪に問われた元派遣社員・星島貴徳被告(34)の公判が26日、東京地裁であり、検察側は論告で、「被害者の人格、尊厳、生命を一顧だにしない犯行で、矯正の余地はない」と述べ、死刑を求刑した。(読売新聞)
[記事全文]

◇遺族の思い
「殺人、思いとどまって」と被害者の姉…江東の女性切断公判 - 読売新聞(1月22日)
<江東女性殺害>ウエディングドレス着せたかった…公判で姉 - 「死刑を望みますが、死んでも許せません」。毎日新聞(1月22日)
<江東女性殺害>被害者の母証言 「娘の死受け入れられず」 - 毎日新聞(1月20日)
【神隠し公判3日目(15)】「私の常識では死刑以外ありえない」…父の悲しみと怒り(16:10〜16:25) - 産経新聞(1月19日)

◇星島被告の謝罪
【神隠し公判】星島被告「処刑を願ってやまない」 - 産経新聞(1月20日)
<江東女性殺害>「地獄でおわびします」星島被告が謝罪 - 毎日新聞(1月19日)

◇事件の概要と経緯
事件の概要 | 経緯 - 関連情報エリア

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事件の概要

33歳派遣社員が、2部屋隣に住む23歳女性会社員の帰宅直後(2008年4月18日午後7時半頃)に女性の部屋へ暴行目的で侵入して襲い、抵抗されたので玄関近くにあった台所の包丁で脅して連れ出し、自室に連れ込んで殺害。遺体を細かく切断し、トイレなどに捨てた。
同年5月25日、被害女性とマンション同階で2部屋隣に住む33歳派遣社員を住居侵入容疑で逮捕。

起訴状況

被告は、以下の罪に問われ、起訴されている。
罪名該当法法定刑
殺人罪刑法第199条死刑、無期懲役、5年以上の有期懲役
わいせつ目的略取罪刑法第225条1年以上10年以下の懲役
住居侵入罪刑法第130条3年以下の懲役
死体損壊罪刑法第190条3年以下の懲役
死体遺棄罪刑法第190条3年以下の懲役

公判関係

第一審 東京地裁
日付摘要
2008年8月18日公判前整理手続き適用決定
2008年10月3日公判前整理手続き第一回協議
2009年1月13日初公判 (検察・弁護側:冒頭陳述、検察側:被告人質問)
2009年1月14日第2回公判 (検察側:被告人質問)
2009年1月19日第3回公判 (検察・弁護側:被告人質問)
2009年1月20日第4回公判 (証人尋問)
2009年1月22日第5回公判 (証人尋問、裁判長:被告人質問)
2009年1月26日第6回公判 (検察側:論告求刑、弁護側:最終弁論)
2009年2月10日第7回公判 (判決公判)
公判 詳細一覧
初公判 詳細一覧2009年1月13日産経新聞
第2回公判 詳細一覧2009年1月14日
第3回公判 詳細一覧2009年1月19日
第4回公判 詳細一覧2009年1月20日
第5回公判 詳細一覧2009年1月22日

殺人事件での量刑例

裁判では、罪に対して、いろいろな情状を考慮し、刑罰が決められている。
殺人と性犯罪(観念的競合の場合も含む)行為を犯した被告の罪に対する量刑は、強盗殺人行為を犯した被告の罪に対する量刑と同様に、重い刑罰が選択される傾向が、凶悪犯罪に関わる罪や規定を重罰化した改正刑法(平成17年1月1日施行)以降にはある。
[関連]情状鑑定 - みんなの知恵蔵

経緯

関連トピックス

殺人事件

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