篤姫ニュースフラッシュ

篤姫の駕籠(かご)見つかる

篤姫が使用していた駕籠がアメリカのスミソニアン博物館で発見された。黒漆(うるし)の上に金の蒔絵(まきえ)で二葉葵をあしらった唐草模様を描き、徳川家の三葉葵紋と近衛家の牡丹(ぼたん)紋を配している。12月16日から、江戸東京博物館で展示。

ドラマ賞を受賞

10月、「篤姫」が「国際ドラマフェスティバル in Tokyo 2008」において、「第1回 東京ドラマアウォード時代劇部門賞」を受賞。個人賞として徳川家定を演じた堺雅人が「助演男優賞」を受賞した。

幾島のお墓が鹿児島に!

「篤姫」放送中の今年5月、幾島の招魂墓が鹿児島市の唐湊(とそ)墓地で見つかった。碑文によると、本名は朝倉糸。文化5(1808)年6月18日に生まれ、明治3(1870)年4月26日、63歳で死去。島津家の菩提寺・大圓寺に葬られた。これまではっきりしなかった、幾島の出自や生没年などが明らかになった。

涙、涙のクランクアップ!

9月27日、1年2か月の撮影期間を終え「篤姫」がクランクアップした。最後に撮影されたのは、天璋院が静かに息を引き取るシーン。宮崎あおいは「みなさんの支えがあってこの日を迎えられました。篤姫を演じることができ、本当に幸せでした」と涙を流した。
クランクアップセレモニーには、瑛太、堺雅人、松田翔太、北大路欣也らも駆けつけた。

ファンミーティング開催

11月、大河ドラマ史上初のNHKホールでのファンミーティングが開催された。催しでは、テーマ曲を作曲した吉俣良のコンサートのほか、特別ゲスト・宮崎あおい、松坂慶子のトークショーが行われ、ホールいっぱいに集まったファンを沸かせた。 ファンミーティングは、NHKホールのほかに鹿児島などでも開催された。

篤姫と同時代のミシン

篤姫は裁縫が得意だったそうだ。ドラマの最終話で縫い物をする姿が見られたが、過去にはジョン万次郎からミシンの扱い方を教わるシーンもあった。そこで使われたミシンは、1851年にアメリカで作られたウィルソン社製のミシンで、篤姫が所有していたのと同じ型のものだ。篤姫のミシンは、1854年、二度目に来日したペリーから献上されたものだが、残念ながら現存していない。しかし、スタッフが日本全国を探し歩き、150年以上を経た今も実際に使える同じ型のミシンを発見。篤姫が井伊直弼に贈る袋を縫うという印象的な出来事の小道具として、重要な役割を果たした。

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