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大相撲初場所 賜盃を手にするのは誰、三賞受賞力士は？ |
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大相撲初場所は後半戦に入りました。進退をかけて出場した横綱・朝青龍は、大方の予想に反して白星を積み重ね、
中日８日目で早々と勝ち越しを決めてしまう快進撃を見せています。
３場所休場で序盤戦こそ相撲感が戻らず、危ない場面が何回かありましたが、勝ち進んでいくに従って、
本来の速い動きや力強さが戻ってきています。もともとここ１番の集中力は追随を許さない非凡さを持ち合わせています。
全休後の場所で優勝した横綱は、これまで６人いますが、７人目の栄誉を手にする期待も出てきました。
もう１人の横綱・白鵬は初日から万全の取り口を見せています。
相手の動きにあわせて四つに組んでも、離れての突き押し合いでも、つけ入る隙を与えず、余裕すらのぞかせています。
朝青龍の好調さが発奮材料になっている面もあり、かつてのように早い段階での取りこぼしもしていません。
自身初の４連覇、通算１０回目の優勝に向けて、順調に勝ち進んでいます。
両横綱が並んで優勝争いを展開すれば、土俵も盛り上がってくるものと期待されます。
また優勝争いと合わせて、誰が殊勲・敢闘・技能の三賞を受賞するのか注目です。
平幕でただ１人８連勝で勝ち越しを決めた栃煌山には、このまま優勝争いにも加わってもらいたいものです。
エストニアの怪物、関脇の把瑠都も力任せの取り口から、理詰めの相撲を取るようになって安定感が出てきました。
後半戦に入って、新たな活躍力士が出てくるのか、優勝争いのカギを握る力士は誰か、楽しみです。
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