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【日本の議論】「派遣村」にいたのは誰か? (1/6ページ)

2009.1.18 18:00
このニュースのトピックス日本の議論
派遣切りや解雇にあった人々に夕飯の年越し蕎麦を配る「年越し派遣村」のスタッフ=東京・日比谷公園=12月31日午後5時30分ごろ(中鉢久美子撮影)派遣切りや解雇にあった人々に夕飯の年越し蕎麦を配る「年越し派遣村」のスタッフ=東京・日比谷公園=12月31日午後5時30分ごろ(中鉢久美子撮影)

 年末年始にかけて東京・日比谷公園に突然姿を現した「年越し派遣村」。集まった約500人は、一部の新聞やテレビで「企業による派遣切りで職と住まいを失った人ばかり」などと紹介されたが、その“実態”は年が明けるに連れて次第に明らかになってきた。“村民”とは誰だったのか。そして、“村”の運営にはどのような人たちがあたったのか。そこには、ある特定のイデオロギーを持った政治色が潜んでいたことがわかる。

まじめに働こうとしていた人は…

 「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのか」。総務省の坂本哲志政務官からそんな発言が出たのは仕事始めの1月5日だった。

 坂本政務官はその後、謝罪し発言を撤回しているが、「人の心を傷つけた発言は、撤回して済むものではない」(鳩山由起夫・民主党幹事長)などと反発が出る一方で、インターネット上などでは「理解できる」「本質を突いた発言だ」という擁護論も出た。

 実際、村に集まった人たちはどのような人たちだったのか。派遣村実行委員会が、村民354人から聞き取った集計によると、年齢層は30代が25%、40代が30%、50代以上が35%。性別では96%が男性だった。ただ、景況悪化を理由に解雇された派遣従業員は日雇いも含め、全体の40%にあたる130人だけ。33人(9%)は従来からの路上生活者だった。

 また、厚労省の調査によると、滞在村民が約300人だった1月5〜7の3日間で、臨時に設けられたハローワークに相談に来た人は約200人(66%)。具体的な就職相談まで話が進んだ人は約120人(40%)だったという。

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派遣切りや解雇にあった人々に夕飯の年越し蕎麦を配る「年越し派遣村」のスタッフ=東京・日比谷公園=12月31日午後5時30分ごろ(中鉢久美子撮影)
仕事や住居を失った人たちを受け入れている「年越し派遣村」に集まった人たち=3日夕、東京・日比谷公園
国会議事堂までデモ行進を行うため、日比谷公園を出発する元派遣労働者ら=5日、午後0時15分 東京・日比谷公園(撮影・大西史朗)
宿泊場所となる日本青年館へ向かうバスに乗り込む「年越し派遣村」の村民=12日午前11時すぎ、東京都中央区小伝馬町
元派遣社員らの新たな一時受け入れ先が決まったのをうけ厚労省敷地内の講堂で行われた大移動集会。多くの元派遣社員らが集まった=5日、午前10時1分 東京・霞ヶ関(撮影・大西史朗)
日比谷公園の派遣村で失業者を励ます福島瑞穂社民党党首(左)。右は菅直人・民主党代表代行、中央は辻元清美・社民党議員(社民党提供)

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