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12年落ちカマロの復元を兼ねて、研磨剤と機材による下地効果の検証を行いました。
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「フラットだし」にて塗装内部に浸透したWAX油脂や劣化油膜を洗浄し、塗装の肌を均一に調整します。
ソリッド塗装は、この工程をしっかりと行わないとコーティングのムラや定着不良などを必ず起こします。
全工程で一番重要視する作業です。 |
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ボンネットを4分割し、研磨剤を統一させ機材を変更してみました。
向って右端を、クロス研磨式にて研磨しました。
ホーロー層を切っており色落ちがご覧の通り激しいです。 |
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左端を、FLEXギアで仕上げをルペスギアで行いました。 |
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右端:クロス研磨
右中:シングル
左中:ダブルアクション
左端:ギアアクション |
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見た感じでは、塗装の経年劣化によるピンホールはありますが、肉眼レベルの光沢度合いは変わりません。 |
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バンパー周辺は、シングルのみで仕上げました。
非回転式のクロス研磨やギアなどで色落ちし、クロスで拭き上げると傷が発生するのですが、シングルだとその兆候が少ないです。
この結果からしても、シングルは塗装を強化する?もしくは塗装分子を均等化させる役目があるのかもしれません。
使い方によっては、一番塗装に悪くも良くもなる機材だと言えます。
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コンパウンドの調整も終わり、さらに塗装を硬化させる為に硬化樹脂を流し、レベリングを繰り返して塗装強度を上げます。 |