日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムの社会ページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画特集


  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 社会
  3. 国際ニュース

中国粉ミルク、メラミン混入犯3人に死刑

 中国河北省石家荘市の中級人民法院(地裁)は22日、多数の乳幼児らに被害が出た汚染粉ミルク事件で、有害物質メラミンを混入させたとして公共安全危害罪に問われた元酪農業者、張玉軍被告ら3人に死刑(うち1人は執行猶予2年)を、同市の粉ミルクメーカー、三鹿集団前会長の田文華被告ら3人に無期懲役の判決を言い渡した。新華社が伝えた。

 汚染粉ミルク事件では乳幼児ら約29万6000人が腎臓結石などにかかり、うち6人が死亡。死刑を含む今回の厳しい判決は、中国産食品に対する国内外の不信感が強まる中、中国当局が「食の安全」問題を重視していることをアピールする狙いもあるとみられる。

 22日は汚染粉ミルク事件に絡んで計12人に判決が言い渡され、ほかの6人は懲役15~5年の実刑判決を受けた。

 検察当局によると、張被告は2007年から昨年8月にかけ、タンパク質の含有量を高く見せかけるため、メラミンを混入した有害物約776トンを製造。仲介業者らを通じ牛乳業者に販売し、三鹿集団が粉ミルクの原料として購入していた。

 三鹿集団はメラミン検出後も汚染粉ミルクの製造、販売を続け、田被告ら経営幹部4人が劣悪品生産販売罪に問われた。同社も4937万元(約6億4000万円)の罰金判決を受けた。

 [2009年1月22日19時21分]


関連ニュース





PR


社会ニュース

記事バックナンバー


政治ニュース

記事バックナンバー


経済ニュース

記事バックナンバー


国際ニュース

記事バックナンバー





この記事を読んだ人は以下の記事も読んでいます

  1. 1  棚橋「ヌード+女性」要求に新日本が困惑 - 格闘技ニュース
  2. 2  稲川会が事務所ビル売却の意向伝える - 社会ニュース
  3. 3  稼ぎすぎ?利益20億円「漢検」を検査へ - 社会ニュース
  4. 4  ウォールストリート・ジャーナルに白い粉 - 国際ニュース
  5. 5  旧ライブドア310億円支払いフジと和解 - 社会ニュース


日刊スポーツの購読申し込みはこちら

  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. 社会
  3. 国際ニュース

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/PA SportsTicker Inc

ここからフッターナビゲーションです